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急落後の保ち合いにあるビットコイン(BTC)、今後の展望を考察|仮想通貨市況(寄稿:やがみ)

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン(BTC)市況
ビットコイン(BTC)市場の今後の展望について、ライントレードを得意とする仮想通貨の著名トレーダー「やがみ」氏が独自考察。

トライアングルを下抜けしたビットコイン

9/25に大局のトライアングルを下抜けしたビットコインですが、現在は触りづらい状況が続いています。

前回の記事で私の基本戦略は噴き売り、下抜けした場合のターゲットプライスは”7500ドル(日本円価格約80万円付近)”と書きましたが、到達しない可能性も出てきています。

これは、ドル建ての日足チャートですが、8000ドル(日本円価格約85.5万円付近)以下は、全てヒゲにして返されています。

単純にここでの買い支えとショート決済が多いわけですが、ショーターからすれば、ここに日足の実体をねじ込めば流れが変わってきます。

逆にロンガーからすると、この辺りを必死で守りたいわけです。ではもう少し短い足を見ていきましょう。

これは、9/25の下落が落ち着いた辺りからの1h足です。ラインを追加します。

現在保ち合い先端付近の攻防です。抜けた際にある程度のボラティリティが発生するでしょう。

ビットコイン(BTC)今後の展望

今回の保ち合いは経験上、上抜けする可能性が高いと思っていますが、特にバイアスをかける必要はなく、抜けた方に付いていけばいいと思います。

見ての通り保ち合いとは上昇チャネルと下降チャネルのぶつかり合いによって出来るものなので、抜けた方向のチャネルで少しの間トレンドが出ると思います。

上抜けした場合は一旦7500ドル(日本円価格約80万円)目線は捨てます。また下抜けした際は薄めの下降チャネルムーブでの保ち合い下抜け直後、垂直下げからのじわ下げを想定しています。

いずれにせよ、現在のレンジ内でポジションを持つと、瞬間的な成り行き以外はほとんど出来高がないので消耗するでしょう。

資産を守るため、減らさないためにもノーポジも一つのポジションなので、慎重に値動きをチェックしていきましょう。

寄稿者:やがみLight_Yagami_a
為替・仮想通貨合わせてトレード歴6年。 現在のメイン時間軸はスキャルピングで、BTCFXが主戦場。デイトレード〜スキャルピングを教えるトレードサロンTRADEWORKS運営陣。チャネル、ライン、プライスアクションから相場を読み解くことが得意。

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