CoinPostで今最も読まれています

速報 米SEC、バスケット型の仮想通貨ビットコインETFを非承認

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ETFが再び非承認

米証券取引委員会(SEC)は27日、Wilshire Phoenix社の提出したバスケット型の仮想通貨(暗号資産)ビットコインETFを「非承認」した。

非承認と判断した理由はこれまですべてのビットコインETFに対して指摘した点と同様に、「相場操縦のリスクなどの不法行為を防止する面で、法的水準を満たしていない」点にあるという。以前BitwiseやVanEckの申請したETFに対しても同様な理由を述べていた。

Wilshire PhoenixのETF「the Trust」はいわゆるバスケット型ETFで、ビットコインの高いボラティリティを回避するために、それ以外に米国債(T-Bill)も組み込む設計として、単一型ETFとは異なる価格連動モデルだった。

同社はSECの案じていたビットコイン市場のリスクを解消するために、透明性や監視の仕組みを解説する資料を提出したものの、実現には至らなかった。

現段階SECの審査にかかっている関連ETFの申請として、「Kryptoin Bitcoin ETF Trust」が残っている。

昨年10月、金(ゴールド)業界の市場開発企業「World Gold Council」のトップと、金投資企業「SPDR Gold Shares」でポートフォリオマネージャーの経験を持つJason Toussaint氏が提出した申請で、ビットコインの実際の市場価格を反映させるため、CMEのビットコイン参考基準レート(BRR)を活用するという。また、ETFの設定や交換、運用報酬の計算はBTC現物で行われる仕組みになる。

参考:SEC

CoinPostの注目記事

米VanEck CEO「ビットコインETFの承認は当面ない」
米ETF専門企業VanEck CEOがブルームバーグの番組に出演し、ビットコインETFがSEC(米証券取引委員会)に承認される可能性について、自身の見解を明かした。
速報 ビットコイン続落で100万円を割り込む 仮想通貨市場全面安
ビットコイン価格は大幅続落。2月上旬ぶりに100万円を下回った。週末の土曜日には一時10,000ドル(110万円)を回復する場面もあったが、2日間で最大1,000ドル幅下落した。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
05/15 水曜日
08:45
Polymarket、ヴィタリックなどから70億円調達
仮想通貨利用のポリマーケットは、2024年にプラットフォーム上で約2億200万ドル相当の予測取引が行われたと報告。特に米国の選挙の結果に125億ドル以上が賭けられており、現在のところドナルド・トランプ氏が49%の確率でジョー・バイデンの44%をリードしている。
08:15
Re、アバランチ上で再保険ファンド提供
仮想通貨アバランチのブロックチェーン上で、RWAである再保険のトークン化ファンドをReがローンチ。再保険業界の透明性を向上させ、オンチェーン決済を促進していく。
07:35
オルカンベンチマーク指数提供のMSCI、マイクロストラテジーなどを追加
MSCIの定期見直しは、投資家にとって重要な指標であり、各企業の市場での位置づけや影響力を反映するものだ。今回の見直しニュースを受け、マイクロストラテジーの株価は前日比で4.15%上昇した。
06:25
ソラナ基盤のDrift、エアドロップとコインベース上場予定
仮想通貨DRIFTトークンは、エアドロップの形でリリースされる。日本時間5月16日21時より取得可能となる。エアドロップ分のトークンは合計120,000,000 DRIFTで、総発行数の12%を占める。
05:50
米ウィスコンシン州投資委員会、ビットコイン現物ETFに255億円投資
米ウィスコンシン州投資委員会がスポットビットコインETFに1億6300万ドルを投資したことを報告。ブラックロックのIBITとGBTCを大量保有し、他の仮想通貨関連企業にも投資していた。
05/14 火曜日
18:00
オントロジー DIDソリューション普及のため、15億円規模の基金を設立
分散型ID(DID)とデータ共有を可能にする高速で低コストのブロックチェーンプラットフォーム、オントロジーは1,000万ドル規模の「Ontology DID FUND」を設立。プロジェクト提案は専用フォームから迅速に申請可能。
14:23
ビットトレードがシバイヌ貸して増やすの特別募集を開始
ビットトレードが年率48%のシバイヌ(SHIB)の貸して増やす・貸暗号資産の特別募集を開始。さらに、ビットコイン・ピザ・デー記念キャンペーンでAmazonギフトカードが当たる施策も実施中。
14:17
SBI VCトレード、アプトス、ヘデラ、ジパングコインを新規上場へ
SBI VCトレードが暗号資産(仮想通貨)アプトス(APT)、ヘデラ(HBAR)、ジパングコイン(ZPG)の取扱いを開始へ。販売所や貸コインなど、フルラインナップサービスを提供します。ステーキング銘柄取扱い数は、国内最大級となる。
13:00
テザー社CEO、リップル社CEOを非難
ステーブルコインUSDTを発行するテザー社のパオロ・アルドイノCEOは、「米国政府はテザーを狙っている」というリップル社のブラッド・ガーリングハウスCEOの発言を強く非難する声明を出した。
12:36
CPI控えビットコイン様子見基調、縮小するコインベース・プレミアムが示唆するものは
暗号資産(仮想通貨)市場では命運を握る15日のCPI(米消費者物価指数)発表を控えポジション調整の動きが散見された。一部アナリストは、コインベース・プレミアムの縮小を根拠にエントリーのタイミングを見計らっている。
11:30
OpenAI、生成AIの革新的ニューモデル「GPT-4o」公開
ChatGPT開発で知られるOpenAIは「GPT-4o」と呼ばれる新たなAIモデルを公開した。音声、画像も入出力可能で、人間とより自然なやり取りができる。
10:47
R・キヨサキ氏、仮想通貨に関するBRICSの動向に注目
『金持ち父さん 貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキは、BRICSによる金を裏付けとする仮想通貨発行の噂に注目していると指摘。ビットコイン・金・銀への投資を推奨した。日本では、老後4000万年問題が取り沙汰されている。
09:50
中国の警察、仮想通貨による400億円以上の違法取引を摘発
中国吉林省の警察は、仮想通貨を使用して400億円規模の違法な人民元・韓国ウォン取引を行っていた疑いで犯行グループを摘発した。
08:45
ArbitrumとBase利用のレイヤー3チェーンDegen Chain、24時間以上稼働停止
「Degen Chain」という仮想通貨イーサリアム系のレイヤー3ネットワークは、24時間以上トランザクション処理が停止している。このブロックチェーンはArbitrumとBaseを利用している。
08:00
Jupiterローンチパッド投票第三弾、deBridgeなどが参加
仮想通貨ブリッジサービスのdeBridgeは今回の有力候補とされている。これまで20億ドル相当のブリッジボリュームを記録し500万ドル以上の手数料を徴収してきた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア