CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン、週末にフラッシュクラッシュ 1500億円相当の清算

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン、週末にフラッシュクラッシュ

週明け3日の仮想通貨市場は、乱高下した週末の仮想通貨市場の影響で全面安に。ビットコインは前日比5.5%安の118万円(bitFlyer)で推移、2日に高値128.5万円に到達するも、大幅下落した。

アルトコイン市場は前日比10%安を超える銘柄が目立つ一方で、週末に好調であったイーサリアムとXRPは2〜3%安に留まるなど、長い下ヒゲが一定の買い戻し意欲を示唆した。

ビットコインは2日、11ヶ月ぶりの高値を更新後に反落、約15分で128.6万円から116.2万円まで約12万円幅下落するフラッシュクラッシュが発生した。

仮想通貨デリバティブデータを提供するBybtによると、主要デリバティブマーケットでは14億ドル(1500億円相当)のポジションが清算。

BitMEXでは、ロングポジションのみで13702BTC(1.5億ドル相当)の清算が確認された。

出典:bullbearanalyzer

直近の上昇相場では相場の過熱感(日柄調整の必要性)が指摘されており、日足RSI(相対力指数)は昨年6月以来の水準となる80%台に達していた。

出典:TradingView

CQLiveのCEO Ki Young Ju氏によると、7月末から現物取引所へのBTCの入金履歴も相関的に上昇しており、大口動向が高まっていた。現在の高ボラティリティの注目は、ビットコイン鯨とステーブルコインを有する鯨との争いにあるとして、今後示されるデータに注目して欲しいとCoinPost編集部に話した。

出典:CQLive

CMEの窓

週末の変動幅を織り込んだCME(米シカゴ・マーカンタイル取引所)のビットコイン先物の「窓(ギャップ)」は、270ドルに。先週末の終値11,620ドル(1,228,989円)に対し、始値が11,350ドル(1,200,432円)の窓(ギャップ)で取引を開始している。

週末に大幅高となったビットコインであったが、2日の下落が窓価格に影響した。

イーサイアムクラシックがリオーグ

週末に警戒されたポイントとしては、イーサイアムクラシックで8月1日ブロック高10904146で確認された、3693ブロックのリオーグ(巻き戻し)がある。マイニングやブロックチェーン分析を行うBitflyがリオーグを確認し、51%攻撃の可能性があるため、取引所に入出金停止をツイッターで呼び掛けていた。

その後、大手取引所バイナンス及びイーサリアムクラシックの開発を行うETCコアが、リオーグを確認。ETCコアのCEOであるTerry Culverによると今回のリオーグは、マイニング中にインターネットへのアクセスができなくなったマイナーによるもので、悪意のあるものではなかったとしている。

詳しくは記事で公開を予定する。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
05/17 金曜日
06:20
ソラナ再ステーキングSolayer、わずか45分で目標の31億円入金上限額を達成
Solayerの「epoch 0」は招待のみのアクセスで、仮想通貨ソラナネイティブステーキング、mSOL、JitoSOL、bSOL、INFのステーキングを対象としたもの。TVLが最も高いのは、mSOLで、833万ドルに達した。
05:45
コインベース、3つのソラナ銘柄の永久先物提供
米仮想通貨取引所大手コインベースは16日、3つのソラナ基盤の銘柄のパーペチュアル先物取引を新たに提供した。JupiterやJitoが対象となった。
05/16 木曜日
15:14
アークとフィデリティが牽引するビットコインETFの資金流入
米国のビットコイン現物ETFに巨額の資金流入が2日間続いている。直近ではブラックロックのiシェアーズ・ビットコイン・トラスト(IBIT)への資金流入が一服した一方、ARKBとFBTCが注目され、累積純流入額は121億ドルに達した。暗号資産(仮想通貨)投資信託に対する直近の流入動向を分析。
14:30
メタマスク、ボット対策の取引機能を提供開始
米Web3ソフトウェア企業Consensysは、 仮想通貨ウォレットのMetaMaskで同社が開発した新技術「スマート・トランザクション」が利用可能になったと発表した。
14:10
米デリバティブ大手CME、ビットコイン現物取引の提供を計画
現物の仮想通貨ビットコインへの直接アクセスは、規制された最大のデリバティブプラットフォームを通じて、金融商品として本格的な普及につながる見込みだ。
13:04
SBI VCトレード、ジパングコインの貸暗号資産で特別年率を提供
暗号資産(仮想通貨)取引所SBI VCトレードがジパングコイン取扱いを開始し、貸コインで年率99%の特別キャンペーンを実施中。デジタルゴールドでインカムゲインを得る機会が期間限定で提供される。
13:00
米資産運用大手Vanguard、ビットコインETFに前向きな新CEO就任へ
バンガードは、ブラックロックでIBITの立ち上げを主導したラムジ氏を新CEOに指名。ビットコインETFに対する同社の姿勢が変化する可能性が注目される。
11:10
米ミレニアム、3000億円近くのビットコインETFを保有
米ヘッジファンド大手のミレニアム・マネジメントが第1四半期の時点で、20億ドル相当の仮想通貨ビットコイン現物ETFを保有していたことが確認された。他の複数のヘッジファンドも投資していたことがわかった。
10:45
「FTXの返済が仮想通貨相場の上昇につながる可能性」K33
FTXの顧客への返済は、仮想通貨相場の強気要因になる可能性があるとK33リサーチは分析。その根拠や影響を書いたレポートを公開している。
10:10
NFTカードゲーム「Cross the Ages」350万ドル調達 アニモカら出資
Web3ゲーム「Cross the Ages」はアニモカブランズ主導で約5.4億円を資金調達した。同時にCTAトークンを様々な仮想通貨取引所へ上場させている。
08:15
株式取引アプリのロビンフッド、欧州でSolanaステーキング提供開始
仮想通貨ソラナのステーキングはロビンフッドが提供する最初のステーキング商品だ。ローンチ時に提供するステーキング年利は5%前後となる。
07:20
ソラナのSuperteam、日本で発足
仮想通貨ソラナの技術の日本での普及を推進するSuperteam Japanが発足。今後の活動内容が明らかになった。
06:30
エルサルバドル政府、過去3年間で48億円相当のビットコインを採掘
エルサルバドル政府は2021年以来、火山の地熱エネルギーを活用した300台のプロセッサを導入し環境に優しい方法で仮想通貨ビットコインの採掘を進めてきた。
06:05
ビットコイン66000ドル台まで反発、米CPI結果受け利下げ期待高まる
主要株価指数だけでなく、コインベースやマイクロストラテジーなどの仮想通貨関連株銘柄もCPI結果に反応し大きく反発した。
05/15 水曜日
18:00
仮想通貨ウォレット「メタマスク」の使い方、送金、セキュリティ対策
MetaMaskのインストール方法から送金手順、暗号資産(仮想通貨)取引所への送金や取引所からの出庫方法、セキュリティ対策までを初心者向けに詳しく解説。自己管理型ウォレットの基本知識を身に付けましょう。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア