CoinPostで今最も読まれています

FantomとCelo、数百億円規模のDeFiインセンティブを開始

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

DeFi上の大規模インセンティブプログラム

暗号資産(仮想通貨)プロジェクトFantomとCeloは、DeFi(分散型金融)の採用を促進するために流動性マイニングなどのインセンティブキャンペーンを開始することを発表した。

数百億円相当のインセンティブプログラムがトークンへの需要を刺激したか、これらのプロジェクトのネイティブトークンが高騰し全て50%以上の上昇率(前日比)を記録している。

流動性マイニングとは

イールドファーミングを行う人達を惹き付けるため、流動性提供の対価として利息の他にガバナンストークンが付与されることを指す。

イールドファーミングは、DeFi上で仮想通貨を預けて流動性を提供することにより利益を得ること。

▶️仮想通貨用語集

Fantom

Fantomはレイヤー1のスマートコントラクトプラットフォーム。すでにSushiSwapなどのDeFiプロジェクトがFantomでもローンチしている。

30日に、340億円(370万FTMトークン)に相当する流動性マイニングプログラムを発表した。このプログラムはFantomのプラットフォームを採用する開発チームに向けたもので、一定期間内で運用資産額(TVL)が500万ドル〜1億ドルにあり続けるなどが条件だという。

Celo

Celoはモバイル端末での仮想通貨普及を目指すブロックチェーンエコシステムで、CELOトークンがCeloプラットフォームのユーティリティおよびガバナンストークンの役割を持つ。

30日に、Celoは「DeFi for the People」というインセンティブプログラムをローンチした。このプログラムには、Aave、Curve、SushiSwap、0xなどのイーサリアム基盤のDeFiプロジェクトが参加する予定があり、Celo上でこれらのプロトコルが利用されることを促進するために、100億円以上のインセンティブを用意しているという。

具体的には、DeFiプラットフォームPoolTogetherではすでに50万ドル(約5,500万円)の奨励制度が始まっており、これから、Aaveで2,000万ドル(22億円)、Curveで1,400万ドル(15億円)、SushiSwapで1,000万ドル(10億円)というインセンティブキャンペーンも開始する予定だ。

また、ChainlinkやThe Graphなどのプロジェクトが教育プログラムに参加し、上述のインセンティブキャンペーンとともにDeFiに関する教育イニシアチブも実施するという。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
05/15 水曜日
08:45
Polymarket、ヴィタリックなどから70億円調達
仮想通貨利用のポリマーケットは、2024年にプラットフォーム上で約2億200万ドル相当の予測取引が行われたと報告。特に米国の選挙の結果に125億ドル以上が賭けられており、現在のところドナルド・トランプ氏が49%の確率でジョー・バイデンの44%をリードしている。
08:15
Re、アバランチ上で再保険ファンド提供
仮想通貨アバランチのブロックチェーン上で、RWAである再保険のトークン化ファンドをReがローンチ。再保険業界の透明性を向上させ、オンチェーン決済を促進していく。
07:35
オルカンベンチマーク指数提供のMSCI、マイクロストラテジーなどを追加
MSCIの定期見直しは、投資家にとって重要な指標であり、各企業の市場での位置づけや影響力を反映するものだ。今回の見直しニュースを受け、マイクロストラテジーの株価は前日比で4.15%上昇した。
06:25
ソラナ基盤のDrift、エアドロップとコインベース上場予定
仮想通貨DRIFTトークンは、エアドロップの形でリリースされる。日本時間5月16日21時より取得可能となる。エアドロップ分のトークンは合計120,000,000 DRIFTで、総発行数の12%を占める。
05:50
米ウィスコンシン州投資委員会、ビットコイン現物ETFに255億円投資
米ウィスコンシン州投資委員会がスポットビットコインETFに1億6300万ドルを投資したことを報告。ブラックロックのIBITとGBTCを大量保有し、他の仮想通貨関連企業にも投資していた。
05/14 火曜日
18:00
オントロジー DIDソリューション普及のため、15億円規模の基金を設立
分散型ID(DID)とデータ共有を可能にする高速で低コストのブロックチェーンプラットフォーム、オントロジーは1,000万ドル規模の「Ontology DID FUND」を設立。プロジェクト提案は専用フォームから迅速に申請可能。
14:23
ビットトレードがシバイヌ貸して増やすの特別募集を開始
ビットトレードが年率48%のシバイヌ(SHIB)の貸して増やす・貸暗号資産の特別募集を開始。さらに、ビットコイン・ピザ・デー記念キャンペーンでAmazonギフトカードが当たる施策も実施中。
14:17
SBI VCトレード、アプトス、ヘデラ、ジパングコインを新規上場へ
SBI VCトレードが暗号資産(仮想通貨)アプトス(APT)、ヘデラ(HBAR)、ジパングコイン(ZPG)の取扱いを開始へ。販売所や貸コインなど、フルラインナップサービスを提供します。ステーキング銘柄取扱い数は、国内最大級となる。
13:00
テザー社CEO、リップル社CEOを非難
ステーブルコインUSDTを発行するテザー社のパオロ・アルドイノCEOは、「米国政府はテザーを狙っている」というリップル社のブラッド・ガーリングハウスCEOの発言を強く非難する声明を出した。
12:36
CPI控えビットコイン様子見基調、縮小するコインベース・プレミアムが示唆するものは
暗号資産(仮想通貨)市場では命運を握る15日のCPI(米消費者物価指数)発表を控えポジション調整の動きが散見された。一部アナリストは、コインベース・プレミアムの縮小を根拠にエントリーのタイミングを見計らっている。
11:30
OpenAI、生成AIの革新的ニューモデル「GPT-4o」公開
ChatGPT開発で知られるOpenAIは「GPT-4o」と呼ばれる新たなAIモデルを公開した。音声、画像も入出力可能で、人間とより自然なやり取りができる。
10:47
R・キヨサキ氏、仮想通貨に関するBRICSの動向に注目
『金持ち父さん 貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキは、BRICSによる金を裏付けとする仮想通貨発行の噂に注目していると指摘。ビットコイン・金・銀への投資を推奨した。日本では、老後4000万年問題が取り沙汰されている。
09:50
中国の警察、仮想通貨による400億円以上の違法取引を摘発
中国吉林省の警察は、仮想通貨を使用して400億円規模の違法な人民元・韓国ウォン取引を行っていた疑いで犯行グループを摘発した。
08:45
ArbitrumとBase利用のレイヤー3チェーンDegen Chain、24時間以上稼働停止
「Degen Chain」という仮想通貨イーサリアム系のレイヤー3ネットワークは、24時間以上トランザクション処理が停止している。このブロックチェーンはArbitrumとBaseを利用している。
08:00
Jupiterローンチパッド投票第三弾、deBridgeなどが参加
仮想通貨ブリッジサービスのdeBridgeは今回の有力候補とされている。これまで20億ドル相当のブリッジボリュームを記録し500万ドル以上の手数料を徴収してきた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア