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ソラナ(SOL)基盤のNFT取引所Magic Eden、Web3ゲーム投資部門を発足 ゲーム部門もさらに提携拡大へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NFTゲームに投資へ

ソラナ(SOL)基盤の大手NFT(非代替性トークン)取引プラットフォームMagic Edenは12日、Magic Venturesの設立を発表した。

また、同時に、独自のゲーム部門Eden Gamesの人員強化や提携も明らかにしている。

独自のWeb3ゲーム投資部門となるMagic Venturesを通じて、Magic EdenはブロックチェーンやWeb3ゲーミング、そしてメタバース関連のプロジェクトに投資していく方針。将来性の高いゲームやゲームインフラやブラットフォームを支援することでWeb3ゲーム領域の拡大を図る。

Magic Venturesのゲーミング投資部門の責任者にはTony Zhao氏が就任。Zhao氏はTencent Gamesの事業開発部で同社のポートフォリオ形成に向けて多数の戦略的提携を構築した経歴を持つ。

また、Zhao氏以外にもLeague of Legends(LoL)やFortniteのプロゲーマー、Yoonsup Choi氏やHarrison Chang氏なども参画。NFT領域とゲーム領域の有識者が参加して、開発者を支援する。

Magic Venturesのローンチについて、Magic EdenのJack Lu CEOは以下のようにコメントした。

大きな市場価値を誇るゲーミングの世界はまだまだWeb3の世界に足を踏み入れたばかりだ。我々はゲーマーやゲーム開発者との関係を深め、ブロックチェーン・ゲーム領域の発展を支援していきたい。

Magic Venturesを通じて、Web3ゲームにおける最先端のクリエイティビティとイノベーションに投資していくことを楽しみにしている。

また、Lu氏はMagic Venturesのチーム選別について、Web3ゲーム領域の様々なイノベーターとの連携を強化する基盤を構築している」と語った。

ゲーム部門の動向

また、Magic Edenのゲーム部門Eden Gamesは同時に、多数のマーケットプレイスやNFTゲームとの提携を発表した。

  • Aurory
  • Genopets
  • Mini Royale: Nations
  • Nekoverse
  • Remnants
  • Yaku
  • Halfwish
  • VBA
  • Sugar Realm

Eden GamesはWeb3ゲームの開発者がブロックチェーン技術ではなく、ゲームのUXを最優先にできるよう、最先端のツールやサービスを提供していく方針を述べている。

Magic Edenとは

Magic Edenは高速L1ブロックチェーンおよび暗号資産(仮想通貨)ソラナを基盤とする大手NFTマーケットプレイス。22年5月に入り、NFTプロジェクト「OkayBears」などの人気上昇により、取引量が急増、OpenSeaやLooksRareに次ぐ電子市場だ。

関連:ソラナ系NFT市場「Magic Eden」、利用者数が最大手OpenSeaに迫る

なお、Magic Edenは2022年に入り、2度の資金調達を実施。22年1月にシリーズAの資金調達ラウンドで2,700万ドル(37億円)、6月には1.3億ドル(180億円)規模のシリーズBを募っていた。

関連:ソラナ系の主要NFT電子市場「Magic Eden」、大手VCからシリーズAの資金調達ラウンドを実施

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