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モルガンクリークが仮想通貨のインデックスファンドでリップル(XRP)を除外した理由

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

モルガンクリークが新インデックスファンドを設立
約1650億円の資産運用会社「モルガンクリーク」が設立した仮想通貨インデックスファンドが、時価総額上位のリップル(XRP)やステラ(XLM)を含まない理由が明かされた。

モルガンクリークが新インデックスファンドを設立

約1667億円もの資産を持つMorgan Creek Capital Managementが、新ルールベースのインデックスファンドにXRPを含まないことが明らかになった。

8月28日に発表されたDigital Asset Index Fundで、15億ドル(約1667億円)もの資産を持つMorgan Creek Capital Managementが、仮想通貨投資ファンドであるBitwise Asset Managementと提携し、暗号資産に焦点を置いたインデックスファンドのMorgan Creek Digital Assetsを立ち上げた。

新インデックスファンドで採用される仮想通貨は以下の通り。

  • Bitcoin (BTC)
  • Ethereum (ETH)
  • Bitcoin Cash (BCH)
  • EOS (EOS)
  • Litecoin (LTC)
  • Dash (DASH)
  • Zcash (ZEC)
  • Monero (XMR)
  • Ethereum Classic (ETC)
  • OmiseGO (OMG)

Morgan Creek Digital AssetsのパートナーのAnthony Pompliano氏は、以下のようにコメントしている。

供給量の30%以上を保有している中央管理者(またはそれに準ずる者)がいる場合、我々はインデックスから除外する。 より分散化していないネットワークなら、多くの追加リスクが生じると考えているからだ。

採用される仮想通貨の審査は厳しく、運営側のプレマイン(ローンチ前の付与)が30%以上存在する通貨に関しては除外されるようだ。

その中には、XRP(XRP)、Stellar(XLM)が含まれている。

時価総額ランキング3位のXRPが除外される理由として、サンフランシスコに拠点を置くリップル社が、XRP総発行枚数の半分以上を占めている現状について指摘。

完全に分散化されていないと、トークン所有者が市場操作を行ったり、将来的に規制当局が有価証券に分類したりする可能性があるため、Neo(NEO)、Tron(TRX)、Nem(XEM)、ICON(ICX)も将来的に除外される可能性があるという。

IOTA (MIOTA)とCardano (ADA)に関しては、Bitwiseのコールドストレージ保管の条件に合っていないため除外。

Tezos (XTZ)は、取引所の条件に合っていなく、Vechain(VET)は、取引のほとんどがBinanceで行われているため除外とのこと。

参考記事:Ripple Not Included: New Morgan Creek Fund Excludes Pre-Mined Cryptocurrencies

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