CoinPostで今最も読まれています

ポケモンの海外部門、Web3人材を募集 ブロックチェーンやNFTの知識求む

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Web3人材を募集

ゲームやライセンスなどの事業を行う株式会社ポケモンの海外部門「ポケモンカンパニーインターナショナル(以下ポケモンカンパニー)」は、Web3に関する人材を募集している。

役割は企業の経営や革新に関する業務で、募集する人材にはブロックチェーンやNFT(非代替性トークン)、メタバースに関する深い知識を要求。また、こういった技術の投資家や起業家と深いつながりを持っていることも求めるとした。ビジネス向けSNS「LinkedIn」によれば、この求人は5日前に掲載されている。

Web3とは

「次世代のインターネット」とも呼ばれ、ブロックチェーンを基盤とする非中央集権型のネットワークを指す。具体的にはNFTや仮想通貨などを含む。

情報の流れが一方通行だった初期のインターネットは「Web1」、現状の中央集権体制のインターネットは「Web2」と呼ぶ。

▶️仮想通貨用語集

関連Twitter投稿が3億円の価値に|大企業も注目する「NFT」の仕組みと可能性

企業名にも入っている「ポケモン」は「ポケットモンスター」の略で、ゲームなどに登場するキャラクターも指す。株式会社ポケモンの企業理念は「ポケモンという存在を通して、現実世界と仮想世界の両方を豊かにすること」。また、企業グループのビジョンは「ポケモンで世界をつなぐこと」だ。今回の求人で、ポケモンカンパニーがWeb3事業を開始するのではないかと注目を集めている。

求人情報には新たな人材が担当する業務が説明されているが、その中には以下ような文言がある。

  • 新しいポケモン体験やプロダクトを世界に提供する
  • 新しいアイデアをサポートするために、独自技術を持ったパートナーと協業する
  • 新しいアイデアの実現可能性をテストするためのプラットフォームを構築する
  • 金融、テクノロジー、法務などの内部関係者と協業する

上記のような業務を主導することで、新たに雇用される人物にはポケモンカンパニーを成長させることを期待。ポケモンのNFTを販売するのか、またブロックチェーンゲームを開発するのかなど計画の内容は不明確だが、こういった新たな可能性をテストするとみられる。

関連日本発の人気ブロックチェーンゲーム8つを紹介|廃猫

ポケモンとWeb3

株式会社ポケモンは1998年4月に設立。ポケモンの原著作権者である任天堂株式会社、株式会社クリーチャーズ、株式会社ゲームフリークの共同出資によって、同社の前身で、店舗運営事業を担うポケモンセンター株式会社が設立された。

その後2000年10月に、社名を株式会社ポケモンに変更。取り組む領域をポケモンのブランドマネジメント全般に拡大している。

これまで同社自体がWeb3サービスを提供した事例はないとされているが、「ポケモンGO」の開発に携わった「Niantic」らが2021年に、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)や報酬を獲得できるAR(仮想現実)ゲームのベータ版をローンチ。この時も株式会社ポケモンや任天堂は関与していないとみられている。

関連「ポケモンGO」共同開発ナイアンティック、ビットコイン版のARゲームローンチへ

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
05/18 土曜日
21:00
Clearpool Prime、アバランチでデビュー RWA対応のプライベート・クレジット市場
Clearpool Primeがアバランチでローンチし、RWA分野に新たな進展。機関投資家向けに安全かつ効率的な取引環境を提供するプライベート・クレジット市場。
17:20
バイナンス上場銘柄の80%が価値低下、ミームコインは異例の上昇 過去6か月の分析
31トークン分析が示す課題 暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(グローバル版)で、過去6か月に新規上場したトークンの80%以上が、その後に価値を落としていることがわかった。ミ…
13:00
米国のビットコイン現物ETFへの5月の流入額、4月の流出上回る
ブルームバーグのETFアナリストは、5月に入ってからの米国ビットコイン現物ETFへの流入は、4月の流出を埋め合わせたと指摘した。
11:10
米下院、SECの仮想通貨規制役割明確化の「FIT21法案」を採決へ
米国下院は、仮想通貨に対する規制を明確化し、CFTCに追加権限を与える「21世紀のための金融イノベーション・テクノロジー法」の採決を行う。
10:15
米コインベース、「来週イーサリアム現物ETF承認確率は30~40%」
米仮想通貨取引所コインベースはイーサリアムの今後を予測するレポートを発表した。ETH現物ETFが承認される時期などについて分析している。
08:50
仮想通貨取引所クラーケン、欧州でUSDT非対応を検討
テザーCEOは最近、MiCA規制を批判し、仮想通貨USDTで規制を受けるつもりはないと述べた。この姿勢が、欧州で事業を行っているクラーケンが、それらの通貨ペアの提供を停止する理由と見られる。
08:00
「仮想通貨上昇の鍵はマクロ経済」コインベース分析
仮想通貨相場上昇の鍵は今もマクロ経済であるとコインベースは分析。他にも、イーサリアム現物ETFの審査など規制動向も注視すべきだとした。
07:10
ソラナ価格、月末までに200ドル復帰か ヘッジファンド創設者が予測
仮想通貨ソラナの今後の価格について、ヘッジファンドSyncracy Capitalの創設者は強気な予測を示した。その根拠とは?
06:10
zkSyncエアドロップ期待再燃、分散化加速のアップグレードを実施予定
zkSyncは未だ独自の仮想通貨をリリースしていないが、主要zkロールアップであるライバルのStarkNetは2月にエアドロップを実施した。
05/17 金曜日
17:34
東京ビッグサイトで第5回ブロックチェーンEXPO【春】開催へ 無料申し込み募集開始
東京ビッグサイトで、日本最大級のブロックチェーン専門展である第5回ブロックチェーンEXPO【春】が開催されます。最新の研究からアプリケーションまで、ブロックチェーン技術のすべてが一堂に出展するイベントは必見です。
13:00
ワールドコイン、秘匿化技術で生体認証データの保護・オープンソース化を発表
暗号資産(仮想通貨)でベーシックインカム実現を目指す、ワールドコイン・ファンデーションが生体認証データ保護にSMPC技術を導入。そのシステムをオープンソース化した。セキュリティとプライバシーを強化するとともに、システムの普及拡大を目指す。
12:32
短期トレンド変化のビットコイン続伸なるか、ミームコインが牽引する場面も
CPI発表で急反発を見せた暗号資産(仮想通貨)相場ではビットコイン(BTC)が下降チャネルをブレイクアウトした。16日には賛否両論渦巻くミームコインが相場を牽引する場面も。
12:00
世界最大の証券清算機関DTCC、チェーンリンク活用した「Smart NAV」を実験
世界最大の証券清算・保管機関DTCCは、チェーンリンクを活用した「Smart NAV」の実証実験を行った。JPモルガンなど金融大手10社が参加している。
11:10
Slash Fintech、暗号資産決済でVプリカ販売サービス開始 NFT特典も実施中
Slash FintechがVプリカ販売サービスを開始。暗号資産(仮想通貨)決済でVプリカ購入可能。特典としてSlash Genesis NFTをプレゼント。利用方法から使い方まで解説。
10:00
ブラックロックのビットコインETF、アナリストが高評価
ブラックロックの仮想通貨ビットコインETFの購入者数は記録的な数字であると、ブルームバーグのシニアアナリストが高評価。レポートが提出され、ビットコインETFのパフォーマンスを分析した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア