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米国等が進めている「ビットコイン準備金」構想|世界・日本の状況は?

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1. 国家準備金とは

国家準備金とは、政府や中央銀行が経済の安定と国際的信用力を維持するために保有する資産のことです。従来は外貨や金(ゴールド)が主流でしたが、近年のインフレ懸念や財政赤字拡大などを背景に、ビットコイン(BTC)などの暗号資産(仮想通貨)を準備金として活用する動きが注目を集めています。

米国では、2025年1月に就任したトランプ大統領が、選挙期間中から「米国が保有するビットコインを国策として一括管理し、戦略的ビットコイン準備金を創設する」構想を示しており、大統領令や議会法案の整備に対する期待が高まっています。

本記事では、こうした米国の動きを中心に、ビットコインを含む国家準備金の世界的な展開や議論の最前線を詳しく見ていきます。

💡この記事でわかること
  1. 米国におけるビットコイン準備金構想とは?
    トランプ大統領が署名した大統領令(1月24日)
  2. 支持派・反対派の意見と法案可決の見通し
  3. 米・民間発のBTC準備金草案
  4. 日本や各国のビットコイン準備金に関する動向

2. 米国におけるビットコイン準備金構想とは?

トランプ大統領が就任して以降、ビットコインを国家準備金として活用する「ビットコイン準備金構想」に大きな注目が集まっています。 その背景には、大きく以下の3つの要素が挙げられます。

  1. 政府が押収した約20万BTCの扱い
  2. シンシア・ルミス上院議員(共和党)が提出した「ビットコイン法案」
  3. トランプ大統領が署名した大統領令(2025年1月24日)

これら3つの注目ポイントを理解するうえで重要なのが、 トランプ氏がビットコインに対する立場を否定的から肯定的へと転換した経緯 および、政権発足後に進めている暗号資産関連施策の流れです。 以下では、まずトランプ氏の政策の背景を整理し、そのうえで上記3つの要点を順に見ていきます。

トランプ大統領と仮想通貨関連政策の流れ

従来の否定的立場から転換

2021年頃のトランプ氏はビットコインに否定的な見解を持っていましたが、2024年に至るにつれ「ビットコインと共存できる」と前向きに転じ、選挙期間中には「米政府が現在保有するBTC(約20万BTC)を売却せず、戦略的備蓄を拡大する」との公約を掲げました。約4年前と比較して、米国の有権者に暗号資産(仮想通貨)保有する層が大きく拡大したことも一因です。

トランプ政権発足後の注目

大統領就任後、トランプ政権はビットコインマイニング(採掘)産業の推進や、規制強化姿勢をとっていたゲイリー・ゲンスラー前SEC委員長の解任案など、暗号資産に関連する施策を積極的に模索しています。 これらの動きは、「国家準備金としてビットコインを活用しようとする構想」にとっても大きな注目点となっています。

①政府が押収した約20万BTCの取扱い

トランプ政権下で暗号資産(仮想通貨)投資家から最も注目を集めているのが、米国による「国家ビットコイン準備金」構想です。選挙期間中、トランプ氏は政府が押収した約20万BTCを国家準備金として保持する計画を公言してきました。 (24年11月22日:Coinpost

従来、こうした押収ビットコインはオークションで売却され、被害者補償や政府歳入に充当されるケースが一般的でした。しかし、トランプ政権はこれを戦略的資産として活用する方針を示しており、従来の財政・金融政策に新たな局面をもたらす可能性があります。

ただし、この政策を実現するためには、現行法の問題点の確認や議会承認が必要です。National Bank Financial MarketsのDaniel Strauss氏によれば、共和党は上院で過半数を確保しているものの、法案成立に必要な60議席には届かないため、可決の見込みは現時点で50%程度とみられています(2024年11月25日、Financial Postより)。

一方、2025年1月9日には、バイデン政権下の司法省が1兆円規模(69,370BTC)に上る押収ビットコインの売却許可を連邦裁判所から取得し、市場への売却を進める方針が報じられました。これは、シルクロード事件に関連して押収されたビットコインであり、闇サイト上の違法取引を巡る没収資産とされています。(25年1月9日:Coinpost

同ビットコインの所有権をめぐっては第三者企業から異議申し立てもありましたが、裁判所は売却延期を退け、政府による処分を認める形となりました。司法省は「価格変動リスク」を理由に早期売却を主張しており、一部では「売却によってビットコイン価格に下落圧力がかかるのではないか」と警戒する声も上がっています。

トランプ氏は大統領就任後も「押収したビットコインを国家準備金として保有する」と強調しており、退任間近のバイデン政権がこれに対抗する形でビットコインを売却しようとしたとの見方もあります。

実際、新政権がビットコイン保有を積極的に進める方針を法制化できるかは依然として不透明ですが、議会での法案審議や旧政権の資産売却方針との兼ね合いが、今後の市場動向を左右する要因として注目されています。

②シンシア・ルミス上院議員(共和党)の「ビットコイン法案」

米国議会には暗号資産に積極的な議員が複数存在しますが、なかでも特に注目されるのがシンシア・ルミス上院議員です。

ルミス議員の「ビットコイン法案」

2024年に「2024年ビットコイン法案」を提出し、5年間で100万BTCを備蓄する政策を打ち出しました。目指すのは、巨額の政府債務の返済や米ドルの強化といった国家戦略の一環としてのビットコイン活用です(24年11月7日:Coinpost)。

デジタル資産小委員会の委員長

上院銀行委員会の下に新設されたデジタル資産小委員会において、ルミス議員が委員長に選出。これによって仮想通貨の立法活動における影響力が一段と高まり、ビットコイン準備金構想を推進しやすくなったと見られています。

ルミス議員の発言とビットコイン価格乱高下

1月24日早朝、ビットコインは一時106,000ドルまで急騰。背景には、シンシア・ルミス米上院議員がSNSで「大きな出来事が来る」と予告したことによる投資家の期待がありました。「ビットコイン準備金創設に関する具体的発表かもしれない」と憶測を呼んだのです(Coinpost)。

しかし、蓋を開けてみると、ルミス議員が発表したのは「上院銀行委員会のデジタル資産小委員会の議長に選出された」という人事に関するもので、ビットコイン準備金計画の具体化ではありませんでした。

期待が外れた市場は失望感からBTCを103,000ドル前後まで売り戻し。一時的な乱高下が起こりました。

③.トランプ大統領が署名した大統領令(1月24日)

2025年1月24日、トランプ大統領は「デジタル資産市場に関する大統領作業部会」を設立する大統領令に署名しました。戦略的国家デジタル資産備蓄(仮称)の創設を評価・提案が含まれています。

    ●作業部会の目的

  1. ステーブルコインを含むデジタル資産の連邦規制の枠組みを整備
  2. 戦略的国家デジタル資産備蓄(仮称)の創設を評価・提案
  3. 過去の行政命令や規制で「技術革新を抑制していた」とされる項目を撤回または修正し、仮想通貨セクターへの圧力を緩和
  4. CBDC(中央銀行デジタル通貨)の発行や推進を禁止し、各連邦機関に仮想通貨に関する勧告を行わせる
  5. ●参加メンバー

    作業部会は、ホワイトハウスAI・仮想通貨担当者のデビッド・サックス氏が議長を務め、財務長官や証券取引委員会(SEC)委員長など連邦政府の主要幹部が参加。10~100名規模で民間専門家も招致される見込みです。

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    3. 支持派・反対派の意見と法案可決の見通し

    ①大手資産運用会社や専門家の見解

    米国の大手資産運用会社フランクリン・テンプルトンは、2025年の仮想通貨業界予測レポートで、「ビットコインの準備資産としての採用がさらに進むだろう」との見通しを示し、ソブリン(国家)レベルでの導入が加速すると見ています。フィデリティ・デジタルアセッツも「インフレや通貨価値の下落リスクを背景に、各国がビットコインを割り当てる可能性が高まる」と言及しつつ、「2025年中に政策が実現するかどうかは不透明」と指摘。もし法案が通れば、他国も追随する「金融的なゲーム理論」が働く可能性があるとも論じています。

    ②可決のタイムラインと展望

    元ホワイトハウス広報部長アンソニー・スカラムーチ氏は、「戦略的ビットコイン準備金」構想が今後2年以内に議会を通過する可能性があると予測します。米国下院議員の任期が2年である点や、シンシア・ルミス上院議員をはじめ仮想通貨支持派が40~50代を中心に増えていること、さらにトランプ政権の初期100日間で打ち出される大統領令によって法整備が進む可能性を根拠としています。

    ルミス議員が提案する「3~5年で100万BTC購入」という規模に必ずしも到達しないとしても、既に米政府が保有しているBTCを活用し、財務省のバランスシートに組み込む展開は十分現実的だとの見方もあります。共和党が上下両院と大統領府を押さえる「トリプルレッド」体制下で、仮想通貨政策の大幅な進展を期待する声も少なくありません。

    ③支持派と反対派の主張

    賛成派の意見

    • ビットコインは発行上限が2100万枚のためインフレに強く、従来の金や銀より優れた 「デジタルゴールド」として、国家財政の安定化に寄与すると期待されている。
    • 非中央集権的な資産であり、政府債務やドル価値の下落リスクを補完する 追加の価値貯蔵手段として機能し得る。

    反対派の意見

    • ビットコインは価格ボラティリティが高く、安定性を重視する国家準備資産には 不向きだという批判がある。
    • 連邦準備制度理事会(FRB)の使命は金融システムの安定であり、 高変動な資産の導入はその使命を損なう恐れがあるという懸念が根強い。
    • ビットコインを政治化するリスクや、金や銀に比べて時価総額がまだ小さい点を 問題視する声が多い。

    また、議会内では、トム・エマー下院議員(共和党)のように「CBDC反監視国家法」で中央銀行デジタル通貨(CBDC)に対する警戒を示し、ビットコインなど民間主導の暗号資産に注力すべきだと主張する勢力もあれば、エリザベス・ウォーレン議員(民主党)のように「デジタル資産マネーロンダリング防止法」を掲げ、規制強化を推進する勢力も存在します。このように、賛否両論が交錯する中での法案審議や政権運営は今後の米国の仮想通貨政策が進行しています。

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    4. 民間発のBTC準備金草案:Satoshi Action Fundとビットコイン政策研究所

    Satoshi Action Fund(サトシ・アクション・ファンド)やビットコイン政策研究所は、米政府による「戦略的ビットコイン準備金」の設立を目指す大統領令の草案を提案しています。Satoshi Action Fundは無党派の非営利団体で、政策立案者や規制当局にビットコインの価値と利点を啓発することを主な目的としており、CEOのDennis Porter氏は2024年12月18日にX(旧Twitter)で草案の詳細を公開しました。

    このように、民間団体からの提案が公表されたことで、国家がビットコインを既存の外貨準備や金(ゴールド)と同様に扱う可能性が改めてクローズアップされています。こうした動きは、トランプ政権の「政府押収ビットコインの国家備蓄方針」とも呼応する形で、今後の法案審議や大統領令の発令を後押しする要因になるかが注目されます。

    草案の主な内容

    1. 国家戦略資産としてのビットコイン
      米国政府がビットコインを公式に「国家戦略資産」と位置付け、一定量を購入・保有することを推奨。
    2. Exchange Stabilization Fund(ESF)の活用
      外国為替市場の安定を目的とするESFに「ビットコイン戦略的準備金」を設置し、米国の経済的安定と競争力を強化しようとする提案。
      (※ESFとは、米国財務省が管理する基金で、為替介入などに使用される資金のこと。)
    3. 没収ビットコインの再活用
      従来、犯罪捜査などで没収されたビットコインはオークションを通じて売却され、被害者補償や政府歳入に充当されてきた。しかし、草案では オークションの停止を求め、政府が保有する約20万BTC(推定206億ドル相当)をビットコイン準備金として活用する ロードマップを示しています。

    関連:戦略的ビットコイン準備金の草案、ビットコイン政策研究所がトランプ次期大統領に提出へ

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    5. 日本や各国のビットコイン準備金に関する動向

    現在、米連邦政府とは別に、テキサス、フロリダ、アリゾナなど13州で「戦略的ビットコイン準備金」法案が提出され、最大20件の提案が進行中です。一部では同一州内で競合する法案もあり、議員たちは初の可決を目指して取り組んでいます。

    これらの法案は、各州がビットコインを戦略的準備資産として認識し、州財政の安定化や経済競争力の強化を図る内容となっています。

    関連:テキサスなど米13州が検討中、ビットコイン準備金法案に進展

    世界各国でも、ビットコインを国家準備資産として採用する動きが少しずつ広がっており、下記のように多彩なアプローチが取られています。

    国名 動向
    スイス スイス国立銀行(SNB)がビットコインを準備資産として保有する憲法改正案を提案。慎重な議論が続いており、実現には時間がかかる見込み。
    エルサルバドル 2021年にビットコインを法定通貨として採用。送金手数料削減の成果がある一方、価格変動やIMFの懸念が課題。
    アルゼンチン 経済危機や高インフレに対応するため、ビットコイン活用の議論が進行中。一部議員が準備資産として採用を提案しているが、具体的な政策決定には至っていない。
    香港 ビットコインとイーサリアムの現物ETFが2024年4月30日に取引開始。これに伴い、国家準備資産としての採用提案が議員から出されている。
    日本 日本政府はビットコインを国家の準備資産として保有することを現時点では検討していないと公式回答。他国の動向を注視している。
    ドイツ 自由民主党の党首が欧州中央銀行とドイツ連邦銀行に対し、ビットコインを準備資産に追加することを提案。ただし、公式な政策決定はまだない。
    ブータン ビットコインを国家の準備資産として保有していると報じられているが、具体的な保有量や運用方針は公表されていない。
    ロシア ビットコインを国家の準備資産として採用する可能性が議論されているが、厳格な規制環境や政府の慎重な姿勢により進展はない。

    日本では、ビットコイン準備金に関する法案は、まだ具体的な議論が進んでいない状況です。

    しかし、トランプ政権の発足を見据え、自民党デジタル社会推進本部が昨年12月に提出した「暗号資産を国民経済に資する資産とするための緊急提言」が議論された結果、2025年度税制改正大綱に「仮想通貨の税制見直し検討」が盛り込まれています。

    仮想通貨に対する税率を20%とする申告分離課税や損益繰越制度などの導入について、来年度の国会で審議される見通しが高まっています。

    関連:2025年度税制改正大綱に「仮想通貨の税制見直し検討」を明記、分離課税の道筋示す

    まとめ:今後の展望

    トランプ大統領による「戦略的ビットコイン準備金」構想は、押収BTCの保有方針や大統領令による作業部会設置、ルミス議員の法案提出などを通じて、具体化への動きを一気に加速させました。米国政府が本格的にビットコインを国家準備資産として扱う場合、他国が追随する“金融ゲーム理論”や市場への大規模影響が予想され、世界の金融秩序が変化する可能性も指摘されています。

    一方で、価格ボラティリティや政治的リスクへの懸念から、反対派も少なくありません。法案の可決には議会の合意が不可欠で、トランプ政権の「トリプルレッド」体制下でも成立のハードルは依然として高いとの見方があります。
    日本を含む他国の政府や中央銀行がビットコインをどのように位置付けるか、また仮想通貨税制の整備が投資家や企業の行動にどう影響を与えるのか、今後も最新情報を注視する必要があります

    ※本記事は情報提供を目的としており、投資助言を行うものではありません。暗号資産には価格変動や規制リスクが伴うため、投資判断は自己責任で行ってください。

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    記事の監修

    各務 貴仁各務 貴仁
    株式会社CoinPost 代表取締役CEO、株式会社SUDACHI Tech 代表取締役、一般社団法人WebX実行委員会 理事。
    2017年に日本最大(2024年現在)の暗号資産・Web3メディアCoinPost、2023年よりグローバルカンファレンスWebXを立ち上げる。また、次世代テックを活用した福祉事業Wave3やWeb3に特化した開発支援事業SUDACHI Techも展開する。
    2024年には、経済産業省「Web3.0・ブロックチェーンを活用したデジタル公共財等構築実証事業」にて有識者委員として選任される。

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