ビットコイン準備金の実現可能性高まる
シンシア・ルミス米上院議員の昨夜の仄めかしにより、ビットコインの価格が一時的に106,000ドルまで急騰したが、その後発表される内容が国家のビットコイン(BTC)戦略的準備金の計画とは無関係であることが判明し、価格は反落した。
ルミス議員は昨夜「大きな出来事が来る」とSNSで予告し、投資家たちの期待を高めた。多くのXユーザーは、ビットコイン準備金の創設に関する重大な発表を期待した。
実際には、上院銀行委員会のデジタル資産小委員会の議長に選出されたことが発表された。一方、バイナンス創設者のCZ氏らはルミス議員が小委員会の議長になることに対し「ビットコイン準備金の創設はほぼ確定だろう」とコメントし大きな期待を寄せた。
新たに設立されたデジタル資産小委員会は、ルミス議員、ビル・ヘイガティ上院議員、バーニー・モレノ上院議員など、仮想通貨に友好的な議員で構成される。委員会は米国の仮想通貨政策における重要な役割を担うことが期待されている。
ルミス議員はXで、小委員会のタスクについて「責任ある技術革新と消費者保護を促進する法案を可決し、オペレーション・チョークポイント2.0(仮想通貨企業への銀行サービス制限)を根絶する。また、アメリカをビットコインおよびデジタル資産の世界的な中心地にする」と話した。
ルミス議員は数年にわたり仮想通貨業界の強力な擁護者として知られ、ビットコイン準備金の創設に尽力してきた。昨年夏には、米国の州がビットコインを保有することを可能にする法案草案を導入。
この法案は「ビットコイン購入プログラム」を創設し、5年間で最大200,000ビットコインを購入することを連邦政府に提案。財務省に四半期報告の公開を求め、州は自発的に特定のセキュリティ要件を満たしながらビットコイン保有に参加できるとしている。
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