はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨Kin:イーサリアムとステラのハイブリッドシステムに移行

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

イーサリアムとステラネットワークのハイブリッドシステム
KinとKikの両開発者間で長期間の討議の結果、イーサリアムブロックチェーンとステラネットワーク上両方にKinを存在させることとなり、トランザクションスピードや流動性改善を目的とした数少ない2つのブロックチェーンを使用したプロジェクトとなります。

Kikメッセンジャーを完全にするために

Kinファンデーションの トランザクション速度とブロックチェーン上のプロセスを増加させるため仮想通貨であるKin(KIN)を拡張する試みで、ステラネットワークからフォークすることが決まりました。

5月8日火曜日に出たこのアナウンスは、KinとKikの両開発者間で数ヶ月討議の結果、決定しました。

Kinの開発者は、Kikメッセンジャーを完全な製品の第一歩とし、Kinをこの製品に合わせることで一種の解決策となることを望んでいます。

この解決策には、長期的にプロジェクトに利益をもたらすためにイーサリアムとKin自身のステラネットワークのフォークのハイブリットシステムが必要となるのです。

もともとイーサリアムのERC20プラットフォームのスケーラビリティー問題のため、Kinの開発者はステラネットワーク上にトークンを移すことを決めていました。

よく似たハイブリッドデザインでは、トークンはイーサリアムとステラネットワーク上で関連性を持ちながら実行されます。

これは、そのシステムがステラのスピードイーサリアムの流動性を持っていることを意味しました。

しかし、Kinとステラのロードマップと最終目標が違うため、Kinの開発者は、ブロックチェーンからフォークすることを選択し、ステラ団体との関係を維持しています。

その新たなブロックチェーンはイーサリアムブロックチェーンと関連性を保ちながら進められます。

2つのブロックチェーン上にKinが存在することは、Cryoto-verseで極めて少ないプロジェクト、革新的アイデアとして取り上げられています。

最近ICOが終了し、2つのブロックチェーンを使用しているもう一つのプロジェクトであるBankeraは、ERC20とNEMモザイクの両方が稼働していました。

Kinの場合では、2つのブロックチェーンでトークンの複製の必要性は全くありません。

単一のデジタルサービスの内部取引の利用では、ステラプラットフォームが使われるのに対し、外部での支払いや取引量のボリュームに関してはイーサリアムプラットフォーム上に存在するでしょう。

Kikの開発者であるGadi Srebnik氏は3月に相似しているネットワークについて以下のように述べています。

イーサリアムはKin保有者に流動性を提供していますが、そのロード時間と手数料は消費者の日々のニーズには対応出来ないです。

2番目のブロックチェーンとしてステラを加えることで、より速く、より効率の良い基盤でKinのエコシステムを操作でき、このエコシステムでのデジタルサービスに必要なスピードとスケーラビリティを獲得するために必要な取引手数料は低くなります。

Kinファンデーションの最終的な目標は、Kinネットワーク上で取引手数料を無くし、マイクロトランザクションを可能にすることで、コインの使い勝手をさらに良くさせ、ゆくゆくは市場のどの仮想通貨よりも人気にさせることとしています

Kin (KIN) To Fork from Stellar and Create Hybrid Solution With Ethereum

MAY 13, 2018 BY DAVID GEKKO

参考記事はこちらから

CoinPostの関連記事

KinのICOは過小評価されている?今後大きく価格を伸ばす可能性も?
ICO通貨であるkinは、3億人のユーザーを抱え、10億ドル以上の企業価値を誇るメッセージアプリ大手のKikが発行した今後注目すべき通貨の内の一つです。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/16 土曜日
11:20
ニューヨーク州議員、仮想通貨取引に0.2%課税法案を提出
ニューヨーク州議会のフィル・ステック議員が仮想通貨取引に0.2%の物品税を課す法案を提出。ビットコインやNFT取引が対象で年間1億5,800万ドルの税収を見込む。
10:15
米司法省、ランサムウェア攻撃容疑者から約4億円の仮想通貨を押収
米司法省がランサムウェア攻撃容疑者から280万ドル超の仮想通貨を押収した。トランプ大統領のビットコイン・仮想通貨準備金政策により、政府が備蓄資産に加える可能性もある。
09:50
ヒューマファイナンス、Eコマース販売者向け当日決済ソリューションを発表
ソラナ基盤のPayFiネットワークを運営するヒューマファイナンスがArf、Geoswift、PolyFlowと提携し、世界大手Eコマースプラットフォーム販売者向けの即時決済サービスを開始。
08:10
ETH財務企業ビットデジタル、25年2Qに黒字転換
ビットデジタルは2025年2Qの決算を発表。仮想通貨イーサリアムの保有量やステーキング量も報告し、今後もイーサリアムの買い増しを継続すると説明した。
07:30
DeFiデベロップメント、ソラナ保有量387億円相当に拡大
ソラナ特化型財務戦略企業DeFiデベロップメントが2200万ドルで11万SOL追加取得。総保有量142万SOLで1株あたり0.0675SOLに増加。
06:30
ビットマイン、186億円相当イーサリアムを追加取得
ETHトレジャリー企業ビットマインが過去2時間でギャラクシー・デジタルのOTCアドレスから大口ETH移転を受領。総保有量120万ETHから拡大継続。
06:00
イーサリアムトレジャリー企業シャープリンク、四半期決算で大幅赤字
仮想通貨イーサリアム財務戦略企業シャープリンク・ゲーミングが第2四半期決算で大幅赤字。ETHステーキングに関する8780万ドルの非現金減損が損失の大部分を占める。
05:35
米FRB、仮想通貨監督の特別プログラムを終了 トランプ政権の規制緩和受け
米連邦準備制度理事会が2023年開始の仮想通貨・フィンテック特別監督プログラムを終了し、通常監督へ統合。トランプ政権の規制緩和方針が牽引。
08/15 金曜日
19:30
スイ(SUI)2025年の価格予想と成長の鍵|リスク・注目点は?
暗号資産(仮想通貨)スイ(SUI)の2025年価格予想や将来性を徹底解説。VanEckの16ドル予測、現物ETF申請、技術的特徴、投資リスクまで網羅。国内取引所比較や最新エコシステム情報も掲載。
17:21
Base Appとは?コインベースのWeb3アプリの使い方を徹底解説
CoinbaseのBase Appの特徴、始め方、エアドロップの可能性を詳しく解説。Web3スーパーアプリとして進化するBase Appで、ソーシャル・決済・DeFi機能を一つのアプリで体験。国内取引所からの送金方法も完全ガイド。
16:00
TRON創設者ジャスティン・サンが語るWeb3の未来|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のタイトルスポンサーとしてブース出展を決めた、TRONのジャスティン・サン(Justin Sun)独占インタビュー。80億人の金融自由実現に向けたビジョンと、日本のWeb3市場への期待、WebX 2025参画について聞く。
16:00
xStocksとは?仕組みと活用例をわかりやすく解説
xStocks(エックスストックス)はAppleやTeslaなど米国株をブロックチェーン上でトークン化し、24時間365日取引可能にした革新的サービス。DEXでの購入方法、リスク、税務上の注意点まで初心者向けに詳しく解説します。
14:20
コインベース、メタマスクユーザーのUSDC手数料をBase上で半額に 
米大手取引所コインベースは、決済プラットフォームMercuryoと提携し、MetaMaskユーザーのUSDC購入手数料を50%削減する。また、USDCを発行するCircle社はステーブルコインに特化したL1ブロックチェーンの開発計画を発表。USDCのエコシステム拡大につながると期待されている。
13:50
シティ、ステーブルコインとビットコインETF向けカストディを検討
シティグループがステーブルコインの裏付資産カストディや仮想通貨ETF関連サービスの提供を検討。議会法案成立を受け大手金融機関の参入加速。
13:20
今秋はアルトコインシーズン本格化か=コインベース分析
コインベースが今後本格的なアルトコインシーズンへ移行すると予測。個人投資家のキャッシュ蓄積や、イーサリアムへの関心の高まりなどを分析した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧