仮想通貨XRP(リップル)の保有者に対してエアドロップ(通貨付与)が予定されるFlare Networksは1日、保有者に対し通貨付与の数量を決定するスナップショットの日時を2020年12月12日に予定することを発表した。
We named our testnet after Martha Coston who invented the maritime Flare. The snapshot of the XRP ledger for the #Spark distribution will be taken on the 194th anniversary of her birthday – December 12th 2020. https://t.co/aKAvfwMiLY #XRP #Flare #UnlockingValue
— Flare (@FlareNetworks) August 31, 2020
発表を受け、エアドロップの対応を行うBitrue(XRP基軸などを導入する海外取引所)もスナップショットへの対応を発表している。同社のケースでは、Power Piggy(貸出・金利サービス)上での保有もその対象とするとしている。
国内では、現時点でBitbankがエアドロップへの検討を表明している。
Flare Networksのエアドロップについて
リップル社の投資部門Xpringが出資を行なうFlare Networksは、XRPの保有者に対し、1:1の割合でSparkトークンを付与するエアドロップを予定している。(今回、スナップショット予定日程が公表)
XRPレジャー上でスマートコントラクト(自動契約履行)機能を導入するプロジェクトで、配布されるSparkトークンはネットワークのガバナンストークンとしての役割等を担う。Flare上のスマートコントラクト作動には、Sparkを担保にして発行されるFXRP(XRPと同価値)の発行が必要になる。(Costonテストネットワークは稼働中)
なお、スナップショットの日時については、現在行われているテストネットの名称に採用された「Martha Coston」の誕生日から決定したとしている。
ユーザーからは、すぐに行わない理由も問われているが、取引所の対応なども踏まえて、3ヶ月の準備期間とした可能性もある。