- BTCFX:ローソク足の見方、始値のレジサポに重きを置く理由
- 仮想通貨ビットコイン(BTC)におけるローソク足のレジサポやプライスアクションの捉え方について、チャート図や「ライントレード」と組み合わせて詳しく解説。
BTCFX、プライスアクションとローソク足考察
みなさん初めまして。やがみ(@Light_Yagami_a)と申します。
自身のトレードスタイルは「スキャルピング〜デイトレード」といった短期トレードが主軸なので、今回は、スキャルパー目線のプライスアクションの感じ取り方や私がローソク足をどういう風に見ているかを私のメイン手法である「ライントレード」と組み合わせて詳しく解説させていただきます。
順番に解説していきます。
ローソク足の「レジサポ」の位置を見極める
何も引いていないXBT/USD(ビットコイン/米ドル)の月足チャートです。これに水平抵抗を加えていきます。
今私が水平抵抗としてラインを引いた場所は、ローソク足のヒゲ先端・ヒゲと実体の間です。
レジサポ(レジスタンスライン:上値抵抗線、サポートライン:下値支持線)がどこにあるかわからない方は、とりあえずこの部分に水平抵抗ラインを引くことをオススメします。
上位足〜下位足まで異なる時間軸のチャートから市況を判断する「MTF(マルチタイムフレーム)分析」をする際、大きな時間足から考えていくことは必須です。当然ですが大きな時間足の抵抗ほど短い時間足でブレイクするのは困難になります。
これだけだとよくわからないと思うので、次に4時間足でどれだけ機能しているか見ていきましょう。
どうでしょうか?
複数回レジサポ転換が行われている場所にラインが収まってます。これが月足ベースのレジサポです。 あとは時間軸に応じてラインを増やしたり減らしたりします。今回はデイトレードくらいの時間軸に減らしますね。
青が日足ベースで追加した抵抗帯、赤が先ほどと同じ抵抗帯です。ローソク足の性質上、これを1時間足や30分足で行うだけでも抵抗帯が見えてきます。
私の場合、目視で見ているので短い足での水平抵抗は引きませんが、こういう風にすると抵抗が簡単に見つかるくらいに考えておいてください。よくよく考えてみれば当たり前のことだと分かると思います。
始値の「レジサポ」に重きを置く理由
私は、始値のレジサポも注視しています。
先ほどはレジサポの位置の説明をしましたが、経験上、ローソク足単体で見たときに「始値」が最も硬いレジサポになります。当然ですが、長いローソク足ほど硬い抵抗になります。
特に私の場合、「前回4h〜月足の始値」に重きを置いています。例えば、陰線で始まった月足を陽線で閉じる場合は始値の抵抗があるので始値から遠ければ遠いほど難しくなり、時間が経てば経つほど難しくなります。
逆にそれを陽転させるのであれば、かなり強いトレンドが下位足で発生しているということになるので、追えばいいだけです。
水平を始値としたときに番号1のようなチャートから始値を越え、2のようなチャートにするのは困難です。なのでそこを背にポジションを取ったりします。抜けたら切ればいいだけなので。
これを軸にプライスアクションを考えていく
ここから実際に私がローソク足をどう見ているかを伝えますが、大切なのは「全体の形状とブレイクする刹那の足の作り方」だということを先に頭の片隅に入れておいてください。
私は、主に前回ローソク足の実体とひげの間を新しく作り始めたローソク足が埋めるかどうかを見ています。
これは記憶に新しい直近の1000ドル(約11万円)幅の上昇の初動です。綺麗に高値を切り下げトレンドラインを形成していたものの、ラインブレイクと主に上に飛んでいきました。
わかりやすいように、直近だけ拡大した図がこちらです。
次にこの2枚を見てください。
1枚目は上がりそう、2枚目は一旦落ちそうに見えると思います。この動きを個人的にすごく重視しています。
特に前回ローソク足のひげと実体の間を新しいローソク足更新と同時に埋めていく動きを見てます。
総括
つまり、先ほどの話と絡めると、前回ローソク足のひげと実体をサポートに変えて、新しいローソク足をひげ方向に更新した打ち込みと同時にエントリーすることが多いです。
私の手法の軸は「ライントレードとローソク足」なので、ラインをブレイクできる距離にあるかつローソク足の更新タイミングを狙ってポジションを取るイメージです。
イメージが付くかどうかは分かりませんが、私のローソク足の見方をざっくりとまとめてみました。 読んでいただきありがとうございました。