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美容企業コンヴァノ、総額4億円のビットコイン購入を決議

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン購入計画の詳細

「FAST NAIL」など美容・ネイルサービスを展開する株式会社コンヴァノは7月17日、取締役会において総額4億円のビットコイン購入を決議したことを発表した。同社は財務基盤の強化とインフレヘッジを目的として、新たに暗号資産保有事業を開始する。

購入は2025年7月末までに完了予定で、専門部署として「ビットコイン保有戦略室」を新設し、取締役の東大陽氏が責任者に就任した。

コンヴァノは、第4回新株予約権の発行および行使により調達する資金を活用し、総額4億円分のビットコインを購入する。現時点で新株予約権の発行価額による2,660万円の調達は完了しており、残りの資金については自己資金の活用も含めて検討中だ。購入は主要な暗号資産交換所を通じて、市場状況を踏まえながら段階的に実施する。

同社は将来的に財務諸表上でビットコインの比率が相対的に高く見える可能性があるとしながらも、これは「円で稼ぎ、円の購買力を守る」財務防衛機能として位置付けており、市場の混乱を最小限に抑えつつ株主価値の最大化を図る方針だ。

コンヴァノが暗号資産保有事業に参入する背景には、近年の物価上昇と為替変動による企業経営への影響がある。インフレ耐性および通貨分散の重要性が高まる中、同社は円建て中核事業の成長に伴う購買力維持策として、資産の一部をビットコインで保全する戦略を採用した。

一部の上場企業でビットコインを財務戦略資産として保有する動きが広がっており、長期的な資産保全の手段として活用が進んでいる。同社もこの流れを受け、中期的なインフレ影響への緩衝措置として、暗号資産を組み入れることで財務健全性の向上を図る。

ビットコイン保有戦略室の新設

コンヴァノは暗号資産の管理運用を担う専門部署として「ビットコイン保有戦略室」を新設し、取締役の東大陽氏を責任者に任命した。

リスク管理面では、購入・運用部門とモニタリング・統制部門を組織的に分離し、相互牽制機能を働かせる体制を整備している。

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