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金持ち父さん著者キヨサキ、バブル崩壊の可能性を警告 ビットコイン購入宣言も

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

バブル崩壊の可能性を警告

ベストセラー『金持ち父さん貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキ氏は21日、「バブルが崩壊し始めようとしている」とXで警告した。

根拠などの具体的な内容までは触れていないが、「バブルが崩壊するとゴールド(金)、シルバー(銀)、ビットコイン(BTC)の価格も急落する可能性が高い」と指摘。そして、もし急落すれば自身はこの3資産を購入すると述べている。

バブルとは、株や暗号資産(仮想通貨)などの価格が、実態とかけ離れて高騰している状態のこと。キヨサキ氏は、何かの相場が急落し、その影響がビットコインなどにも波及すると予測しているようだ。

キヨサキ氏は長期にわたって金・銀・ビットコインに強気な見方を示しているが、最近は金融市場の下落に関する投稿が増えている。例えば、今年6月には「株や債券、不動産の市場が現在から2025年の夏にかけて暴落する可能性がある」とXで警告していた。

関連:「金・銀・ビットコインに数十億ドル流入へ」金持ち父さん著者キヨサキ、株式市場暴落を予測

一方で、そのような警告を行いながらも長期的にはビットコインなどには強気な姿勢を維持している。上述した6月の投稿では、実際に暴落すれば、金・銀・ビットコインに数十億ドル(数千億円)規模の資金が流入すると予測。今月には、ビットコインを買い増すために一時的な暴落を望むとも投稿していた。

関連:「ビットコインが暴落した時は買い増しの好機」金持ち父さん著者キヨサキ、強気姿勢を維持

今回の投稿のバブルが何を指しているかは明確ではないが、過去の投稿から、米株価指数が最高値圏にあることなどを指している可能性が高い。また、22日の別の投稿では、米ドルの供給量が増えていることや米政府の債務が膨張していることに注意を促している。

予測の批判的な見方

キヨサキ氏の投稿や発言は参考になる点が多くあるが、根拠を明確に示さなかったり、過剰な表現を行ったりすることがあり、批判的な声が上がることがある。

今回の投稿についても、マーケットのニュースレターを提供する「Brew Markets」のXアカウントが批判的な見方を示した。

以下の画像はBrew Marketsが投稿したチャート。S&P500の株価指数の2009年から2021年ごろの推移と、キヨサキ氏の投稿とそのタイミングを重ねて掲載している。

出典:X

この画像は主に、キヨサキ氏が株式市場の暴落などを予測した後も、S&P500が上昇を継続したことを指摘。キヨサキ氏の投稿を参考にする際にも、情報の精査が重要であることを示唆している。

関連:「金持ち父さん」著者がビットコインを選ぶ理由とは?“いまさら聞けない”投資哲学も解説

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