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DeFi大手Aave、モバイルメタバースSonarを買収 Lens Protocolに統合

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

AaveがSonarを買収

分散型ソーシャルメディアプラットフォームLens Protocol(レンズ・プロトコル)は5日、ソーシャルモバイルメタバースSonarの買収を発表した。今後Sonar上で同プロトコルを統合していく。

Lens Protocolは、大手DeFi(分散型金融)プロジェクトAaveを構築した実績を持つWeb3(分散型ウェブ)プロトコル開発会社Aave Companiesが開発したプロジェクト。

Aave Companiesは今回、Lensのユーザビリティや機能をさらに拡張するために、NFT(非代替性トークン)対応のソーシャルゲームアプリを構築するサンフランシスコのスタートアップ企業Sonarを買収した格好だ。

SonarはNFT(非代替性トークン)対応のiOS対応モバイルアプリ。絵文字をベースにした3DキャラクターNFT「mojiNFT」をプロフィールに設定し、自分のデジタルスペースを作成して、音楽を聴いたり、ゲームを作成したり他のユーザーと交流したりできる。

買収により、SonarにLens ProtocolのIDシステムが統合される計画だ。Lensエコシステムのアプリケーションをシームレスに利用できるようになり、Web2アプリとの差別化を狙う。

また、既存のSonarユーザーとMoji NFT所有者は今後14日間、「Lensハンドルネーム」を発行可能となる。

買収条件は明かされていないが、Yコンビネータ出身であるSonarの共同創設者Ben South Lee氏とRandolph Lee氏は、それぞれ製品・デザイン担当シニアバイスプレジデント、及びプリンシパルエンジニアに就任する。今後はAaveのモバイルアプリ開発チームに加わり、Lensのモバイルアプリや、2023年に立ち上げ予定のWeb3コンシューマー向けアプリの構築に専念していく予定だ。

関連:Aaveの分散型ソーシャルメディア「Lens Protocol」、ポリゴンのメインネットにローンチ

Lens Protocolとは

Lens Protocolは、分散型のソーシャルメディアネットワークを容易に構築できるようにするためのプロジェクト。次世代のソーシャルメディアのためのプラットフォームやツールを提供する基盤の役割を果たす。Lens Protocol上で開発者は、収益化のシステム、音楽やゲームのSNSプラットフォームなどを構築することが可能だ。

初期フェーズにあるプロジェクトが多いものの、Lens Protocolは以下のプロジェクトで採用されている。

Lens Protocolはポリゴン(MATIC)のメインネットで22年5月にローンチしてからわずか6カ月で、そのアカウント数は10万5,000件を突破。今回買収が発表されたSonarは、Lens Protocolを使用する幅広いWeb3機能のポートフォリオ「Lensverse」に追加された最新のプロダクトとなった。

関連:DeFi大手Aave、分散型の運営継続を強調 米国のTornado Cash制裁受け

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