Aaveの分散型ソーシャルメディア「Lens Protocol」、ポリゴンのメインネットにローンチ

ポリゴンにローンチ

DeFi(分散型金融)プロジェクト「Aave」の分散型ソーシャルメディア向けのプラットフォーム「Lens Protocol(レンズ・プロトコル)」は18日、ポリゴン(MATIC)メインネットにローンチした。

Aaveは今年2月にLens Protocolを発表。その時は、ポリゴンのMumbaiテストネットで稼働しており、α版メインネットの立ち上げ時期はまだ伝えられていなかった。そこから約3カ月の時を経て、18日にローンチしている。

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この期間にAaveとLens ProtocolのStani Kulechov創設者は一時、自身のツイッターアカウントを停止された。Elon Musk氏がツイッター社を買収すると発表した後、Kulechov氏が冗談で「私がツイッター社の最高経営責任者に暫定的に選ばれた」と投稿したことが原因だという。

現在ツイッターアカウントは復活しているが、Kulechov氏はこのことを引き合いに「SNSの大手企業によるこういった対応が、Lens Protocolを開発するモチベーションになった」と、CoinPostの提携メディアThe Blockに説明。また、現在のSNSの課題について以下のようにコメントした。

SNSの体験は、この10年間あまり変化していない。それは主に、ユーザーのコンテンツを1つの企業が所有しているからだ。

ユーザーのネットワークは1つのプラットフォームに限定されてしまっている。

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Lens Protocolとは

Lens Protocolは、分散型のソーシャルメディアネットワークを容易に構築できるようにするためのプロジェクト。次世代のソーシャルメディアのためのプラットフォームやツールを提供する基盤の役割を果たす。Lens Protocol上で開発者は、収益化のシステム、音楽やゲームのSNSプラットフォームなどを構築することが可能だ。

また、NFT(非代替性トークン)の技術を活用することで、ユーザーがプロフィールから投稿まで、自身のコンテンツを所有できるようなソーシャルメディアを構築できるようになっており、検閲耐性もある。クリエイターは、自身のコンテンツやフォロワーの所有権を持つことが可能で、コンテンツの配信範囲や収益化の方法を自分で決めることもできるという。

NFTとは

「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。アート作品やゲームアイテムなど幅広い領域で、所有権を証明する技術としても活用されている。

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Lens Protocolを「Web3.0(分散型ウェブ)のソーシャルプラットフォームを簡単に構築できる、パーミッションレス(無許可制)でコンポーザブル(組み立て可能)、かつ分散型のソーシャルグラフ」と説明。Lens Protocol上には、すでに50超のプロジェクトが稼働している。

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