はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

DeFiのAave、Twitter元社員を雇用 独自SNSを構想か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Twitter社よりデータサイエンティストを雇用

米Twitter社のデータサイエンティストだったJulien Gaillard氏は7日、同社を退職し、大手DeFiレンディングプラットフォームAaveのデータサイエンス責任者に就任したと発表した。

Gaillard氏は、新しい仕事について次のようにコメント。

Aaveのチームと一緒に、Web3.0で、よりよい未来を創造していくことができて光栄だ。なぜWeb3.0なのか? 分散化、イノベーション、公正さ、実験性という中心的な価値観がこの分野を牽引しており、それが非常に魅力的だ。より具体的には、Web3.0の持つ、オープンソース性と透明性に惹かれる。

また、「Web3.0とデータサイエンスは、相性が良く」、「オンチェーンデータは追跡可能、オープンで、分析、推論、機械学習など多くの新しい可能性をデータサイエンスにもたらす」とも続けた。

Web3.0とは

現状の中央集権体制のウェブをWeb2.0と定義し、ブロックチェーン等を用いて非中央集権型のネットワークを実現する試みを指す。代表的な特徴は、仮想通貨ウォレットを利用したdAppsへのアクセスなど、ブロックチェーンをはじめとする分散型ネットワークのユースケースがある。

▶️仮想通貨用語集

「分散型ソーシャルメディア」の立ち上げを構想

AaveのStani Kulechov CEOは昨年7月、DeFi(分散型金融)などの発達したイーサリアム(ETH)のエコシステムを使って、Twitterの代替となるようなSNSを立ち上げたいと話している。

Decryptoによると、Kulechov氏は、新たなSNSは、ユーザーが投稿した自分のコンテンツを収益化し、関連ルールを管理できるものとして構想していた。具体的には、次のように述べている。

すべてのコンテンツクリエイターが、同じオンチェーンデータを使用して、ユーザーに新たな体験を提供し、プラットフォーム管理者の許可を必要とせずに、自分の視聴者を持つことができるべきだと考える。

また、現在のTwitterでは、Twitter社が「ユーザーのツイートから収入を得ており、ツイートについて、独自アルゴリズムにより、それが他のユーザーに拡散されるかどうかなどを決定する」と指摘。

関連ジャック・ドーシー氏、Web3.0批判で論争に発展

Aaveが構想する新たなプラットフォームでは、ソーシャルメディアにつきものの問題である、検閲に対する脆弱性や、ユーザーに不利な報酬体系を解決したいと抱負を語っていた。

Kulechov氏は8日、「Gaillard氏と一緒に分散型ソーシャルメディアに取り組んでいけるのが楽しみだ」とツイートしている。この他、Gaillard氏はDeFi製品の開発にも参加するのではないかと意見する関係者もいる。

Aaveは昨年12月、ソーシャルメディアTik Tokで事業開発・ミュージック関係パートナーシップを担当していたChristina Beltramini氏も、事業拡大・各種パートナーシップの責任者として雇用した。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/16 日曜日
11:30
ビットコイン、下値余地残すも反発は時間の問題か|bitbankアナリスト寄稿
今週のBTC相場は1530万円周辺で推移。米政府機関閉鎖解除後もハイテク株軟調で上値重い展開。12月FOMC前の経済指標不足が懸念材料に。一方、STH損失レシオが95%超となり売られ過ぎの水準。オプションOI分析では9.5万ドルがターゲットに。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|米史上最長の政府閉鎖終了に高い関心
今週は『金持ち父さん貧乏父さん』著者ロバート・キヨサキ氏によるビットコイン・金・銀の価格予想、堀田丸正のBitcoin Japanへの社名変更、米政府の閉鎖終了に関する記事が関心を集めた。
11/15 土曜日
13:55
続落するイーサリアム、長期保有者が1日4.5万ETH超を売却=グラスノード
グラスノードによると、イーサリアムの3年から10年保有者が1日あたり平均4万5000ETH超を売却している。イーサリアム現物ETFも13日に2億6000万ドルの純流出を記録し売圧を高めている。
13:20
リミックスポイント決算発表、仮想通貨評価益で売上高が大幅増加
リミックスポイントが2025年4~9月期決算を発表した。仮想通貨評価益で売上高が大幅増加している。同社はビットコイン、イーサリアムなどの仮想通貨を財務資産として蓄積している。
13:00
Visaアジア太平洋地域デジタル通貨責任者、ステーブルコインの展望を語る|CoinPostインタビュー
Visaアジア太平洋地域デジタル通貨責任者ニシント・サンガヴィ氏がCoinPostの独占インタビューに応じ、ステーブルコイン決済戦略の拡大、CBDCとの共存、米国ジーニアス法の影響について詳しく語った。4つのステーブルコインと4つのブロックチェーンをサポートし、2億2,500万ドル超の決済を実現。今後5年間のアジア太平洋地域におけるデジタル通貨の展望と、Visaが果たす役割について解説。
11:15
テクノロジー大手アリババが預金トークン決済を開発 中国当局のステーブルコイン懸念に対処か
中国アリババが預金トークン決済システムを開発している。当局によるステーブルコイン規制を回避することも背景とみられる。AI活用サービスも発表した。
10:30
ビットコイン急落、45日ルール通過とFOMC利下げ見送り観測で売り圧力が最大化|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは足元で強い売り圧力に晒されているが、ヘッジファンドの45日ルール通過により解約売りの終了が期待される。ビットコイン長期保有者が直近1カ月で12兆円相当のBTCを売却したことは心理を悪化させていた。
09:50
トランプ一族関連のアメリカン・ビットコイン、売上高99億円に増加 決算発表 
トランプ一族の仮想通貨マイニング企業「アメリカン・ビットコイン」が2025年7~9月期決算を発表した。前年同期比で黒字転換し、ビットコイン保有量は4,090BTCに到達している。
09:35
ジャック・ドーシーのCash App、ステーブルコイン決済機能を導入
決済アプリのキャッシュアップがステーブルコインの送受信機能を含む11の新機能を発表した。ライトニングネットワークを使用したビットコイン決済機能も拡充している。
08:50
ソニー銀行の米銀免許申請、通貨監督庁にICBAが否認を要求
ソニー銀行が米国で信託銀行の国家免許を申請したことについて、米組織ICBAが強く反対すると表明。通貨監督庁に書簡を送付して反対理由を説明し、ソニー銀行の申請を認可しないように要求した。
07:45
バイナンス、ブラックロックのトークン化ファンド「BUIDL」を取引担保として受け入れ
仮想通貨取引所バイナンスがブラックロックの「BUIDL」を取引所外担保として統合した。BUIDLはBNBチェーンで新シェアクラスも立ち上げる。
06:50
ビットマイン、45億円相当のイーサリアムを追加購入 新CEOにHSBC元幹部を任命
ビットマインが3000万ドル相当の仮想通貨イーサリアムを追加購入した。同社は新CEOにHSBCアジアTMT投資銀行部門の元責任者を任命した。
06:25
ビットコイン長期保有者が1カ月で12兆円相当BTCを売却、初期投資家も2400BTCを取引所へ送金
ビットコインの長期保有者が過去1カ月で約81万5,000BTCを売却し、2024年1月以来の高水準となった。初期保有者のオーウェン・ガンデン氏も2400BTC以上を売却している。
05:50
ストラテジーのセイラー会長、6900億円相当のビットコイン売却の噂を否定
ストラテジーのマイケル・セイラー会長が47000BTCの売却憶測を否定した。オンチェーン上の動きは保管業者の入れ替えによるもので、実際に購入ペースを加速させていると説明。
11/14 金曜日
21:20
CourtYard(コートヤード)でトレカをNFT化|使い方を初心者向けに徹底解説
トレーディングカードをNFT化して取引できるCourtYard(コートヤード)の使い方を解説。アカウント開設からPolygon上での取引方法、ガス代準備、リスクまで初心者向けに図解で詳しく紹介します。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧