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29日朝の金融市場短観|ソラナ前日比-12% マイクロストラテジーはビットコイン買い増し

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12/29(木)朝の相場動向(前日比)

    暗号資産

  • ビットコイン:16,573ドル -0.5%
  • イーサリアム:1,192ドル -1.4%
  • ソラナ:9.59ドル -12.8%
  • 伝統金融

  • NYダウ:32,939ドル -0.9%
  • ナスダック:10,226ドル -1.2%
  • 日経平均:26,340円 -0.4%
  • 米ドル指数:104.5 +0.3%
  • 米国債10年:年利回り3.88% +0.8%
  • 原油先物:78.7ドル -1%
  • 金先物:1,812ドル -0.5%

本日のニューヨークダウは300ドル超下落。中国のゼロコロナ政策の全面的廃止が世界中での感染増加につながる警戒感が広がり投資家の心理を悪化させた。また、今年の世界の株式は価値の1/5を失い、年ベースでは08年の金融危機以来の最大の下落となる観測だ。(下図:ダウ平均)

出典:Tradingview

下落が目立つのはIT・ハイテク株など。薬品のジョンス・セラピューティクスは急伸したが、別の医薬品銘柄ミネルバ・ニューロサイエンシズは大幅安。米国株の個別銘柄では、ジョンス+34%、ミネルバ-38%、アップル-2.9%、アマゾン-1.1%、アルファベットC-1.5%、テスラ+1.8%、コインベース-0.3%、マイクロストラテジー-6.5%、アルゴ・ブロックチェーン+36%。

マイクロストラテジーに関しては、昨夜セイラーCEOが再びのビットコインの買い増しを発表。11月1日〜12月24日の間に2,395 BTCを購入した。また、同社は税金対策(繰戻し)のために初めて704 BTCを合計1,180万ドルで売却したことも明らかになった。現在、同社は132,500 BTCを保有している。

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また、アルゴ・ブロックチェーンは27日の1日の取引停止を経て昨日予定通りに重大発表を行った。発表内容は、投資家が懸念していた破産申請ではなく、一部の債務解消のためにHeliosというマイニング施設をGalaxy Digital社に6,500万ドルで売却するもので、破産局面が回避されて好材料として株価は30%以上高騰した。

仮想通貨市場では、ソラナ(SOL)の続落が目立つ。10ドル台を割り現在は9ドル台で取引されている。一桁になったのは約2年ぶりだ。確実な情報はないが、FTXやアラメダ関連ウォレットから一部のトークンが売却されていることからSOLも売り圧になるのではといった懸念が高まっているようだ。

昨日、アラメダ関連のウォレットがLIDO、MATIC、UNIなどをETHとUSDTに売却しビットコインに変換したことが追跡された。

出典:バイナンス

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年明けの重要な経済指標

  • 1月4日:米製造業景気指数(ISM)
  • 1月4日:欧州サービス業購買担当者景気指数(PMI)
  • 1月6日:米サービス業景気指数・米雇用統計
  • 1月6日:ユーロ圏消費者物価指数・小売売上高
  • 1月12日:米消費者物価指数(CPI)・新規失業保険申請件数

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仮想通貨・ブロックチェーン関連株(前日比/前週比)

  • コインベース|32.5ドル(-0.3%/-8%)
  • マイクロストラテジー|138ドル(-6.5%/-15%)
  • ロビンフッド・マーケッツ|7.7ドル (0%/-3.1%)

ロビンフッドやマイクロストラテジー、コインベースといった業界関連銘柄は今週も続落。ロビンフッドは前月比-20%、マイクロストラテジーは-30%、コインベースは-29%と下げ幅をさらに広げた。

ロビンフッドについては、FTX前CEOサム氏が以前購入したロビンフッドの7.6%の株式による売り圧が懸念されている。今週、サムがFTXの顧客資産を借入しロビンフッドの7.6%の株式を購入したことが発覚。現在その株式はFTXの破産申請によって裁判所で他のFTX資産と共に整理されるところだ。

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GMラヂオ第二弾 アーカイブ

今回の特別ゲストは、Web3(分散型ウェブ)大手企業アニモカ・ブランズの会長を務めるYat Siu氏と、Darewise EntertainmentのBenjamine Charbit氏が参加。Web3ゲーム・NFTの今の課題やDarewiseの自社タイトル第一弾「Life Beyond(ライフ・ビヨンド)」、そして業界の展望について語っている。

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