はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

モジュラーCelestiaのライバルAvail、Founders Fundなどから40億ドル調達

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

トークンリリース間近いか

ポリゴンから独立したモジュラー・ブロックチェーン「Avail」はシードラウンドで新たに大型な資金調達を実施した。トークンのリリース・エアドロップが近づいている期待がうかがえる。

今回のラウンドでAvailは2,700万ドル(40億ドル相当)を調達した。主導したのは、著名投資家Peter Thiel氏らが共同創設した米ベンチャーキャピタル「Founders Fund」と、暗号資産(仮想通貨)業界の大型VC「Dragonfly」で、SevenX Ventures、Figment Capital、Nomad Capitalなども参加した。

なお、Figment Capitalは仮想通貨ステーキング分野でトップの機関投資家レベルのステーカーである。主に、イーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)、モジュラー・ブロックチェーンのCelestia(TIA)のステーキングにフォーカスしている。

Availの現在の評価額は明かされていないが、仮想通貨メディアThe Blockが入手した情報によると、調達の協定は将来のトークンリリースに関するもので、AvailのFDV(完全希薄化後時価総額)が数億ドル規模になる可能性が高いだという。

関連著名投資家Peter Thiel氏のファンド、ビットコインとイーサリアムを購入=ロイター

モジュラーは今年のテーマの1つ

Availは、開発者がカスタマイズ可能でスケーラブルなアプリケーションを構築できるようにするDA・レイヤー特化のモジュール型ブロックチェーンで、同じモジュラー技術を開発するCelestiaや、Lavaなどのライバルの立ち位置にいる。

主にロールアップというレイヤー2にDA(データ可用性)を提供することで、イーサリアムエコシステム全体をスケールアップすることを目指している。

関連2024年にバイナンスが注目する仮想通貨市場の成長分野 ビットコインエコシステムやDePINなど

Availには、三つの主要プロダクトがある。DAの他、NexusとFusion Securityも開発されている。共同創設者のAnurag Arjun氏は、「Nexusは、AvailのDAをトラストの元として活用し、ロールアップを統一するパーミッションレスの検証ハブを可能にする。一方、Fusion Securityは、ビットコインやイーサリアムを含む最も成熟したエコシステムのネイティブアセットを利用し、Availエコシステムにさらなるセキュリティを提供することを可能にする」と話した。Fusion Securityは現在話題の「リステーキング」に近いものだ。

関連EigenやAltlayer、仮想通貨領域で注目度高まる「リステーキング」とは|特徴や将来性を解説

Availは本来ポリゴン(MATIC)の共同創業者でもあるArjun氏が創設したプロジェクトで、2023年3月までポリゴンラボの資金によって支えられてきたが、その後独立しメインネットのリリースに向けて外部から資金調達をおこなった。

メインネットの具体的なローンチ予定日は開示されていないが、ローンチされればこれまでテストネットに参加したユーザーはエアドロップを得られると期待されている。

関連オプティミズム財団、モジュラーL2「Mode」を200万OPトークン付与で支援

関連ステーキングや積み立てサービスに優位性、仮想通貨取引所「SBI VCトレード」のメリットを解説

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/23 火曜日
12:39
ビットコイン採掘者の降伏、価格底打ちのシグナルか=VanEck分析
資産運用会社VanEckは、ビットコインのハッシュレートが4%低下したことについて、価格底打ちを示唆する強気シグナルと分析。過去のデータでは180日後に77%の確率で価格上昇。ただし一部専門家は慎重な見方も。
12:16
ビットポイント、P2P.orgを含む3社連携 法人向けETH活用支援を強化
SBIグループのビットポイントジャパンが世界最大級のステーキング企業P2P.orgと連携。東証上場のDef consultingが進めるイーサリアムトレジャリー戦略を、グローバル基準の技術で支援する体制を構築した。
10:50
メタプラネットの臨時株主総会、5議案を全て承認
仮想通貨ビットコイン財務企業メタプラネットは、同日開催した臨時株主総会で5つの議案が全て承認されたことを発表。優先株式の定款変更や発行に対する承認が特に注目を集めている。
10:31
米最大取引所コインベース、予測市場事業強化へ新興企業を買収
米仮想通貨取引所最大手コインベースが予測市場スタートアップThe Clearing Companyを買収。2026年1月完了予定。予測市場は2030年までに1兆ドル規模に成長する見込みで、コインベースは「Everything Exchange」構想の実現を加速させる。
09:42
バイナンス、2023年和解後も疑わしい口座の約212億円移動を防げず=FT報道
英紙FTは、バイナンスが2023年和解後も疑惑口座による1.4億ドルの取引を防げなかったと報道。13の口座が2021年以降17億ドルを移動。テロ資金調達との関連も指摘される中、バイナンスは「当時制裁対象ではなかった」と反論している。
09:40
ネットスターズ、羽田空港でUSDC決済の実証実験を近日開始へ
決済ゲートウェイのネットスターズが羽田空港第3ターミナルでUSDCによる店舗決済の実証実験を開始へ。QRコードを活用し、インバウンド旅行客がウォレットから直接支払い可能。加盟店は円建てで精算される仕組み。
09:30
XRP建て利回り商品「earnXRP」がフレアでローンチ、4〜10%の利回り目指す
アップシフト、クリアスター、フレアがXRP建て利回りボールト「earnXRP」を立ち上げた。XRP保有者が複雑な戦略を運用することなく利回りを得られる商品で目標利回りは4%から10%となる。
08:12
トランプメディア、451BTC追加購入で保有額10億ドル突破
トランプメディアが新たに451BTCを取得し総保有額が10億ドルを超えたと報じられた。第3四半期は5z480万ドルの純損失を計上したが仮想通貨戦略を継続している。
07:30
米仮想通貨特命官、CFTC・SEC新委員長を「ドリームチーム」と称賛
米ホワイトハウスのデビッド・サックス仮想通貨担当官がCFTC新委員長マイケル・セリグ氏とSECのポール・アトキンス委員長を称賛し、トランプ大統領が「ドリームチーム」を作ったと評価した。
07:20
仮想通貨投資商品、先週は1490億円超の資金が純流出
仮想通貨投資企業CoinSharesは、デジタル資産投資商品全体の先週における資金フローは約1,494億円の純流出だったと報告。ビットコインなどの銘柄別のデータも公開している。
06:30
ストラテジー社の米ドル準備金が3400億円超に、「仮想通貨の冬」に備え
マイケル・セイラー率いるストラテジーが普通株式の売却により7億4800万ドルを調達し、米ドル準備金を約22億ドルに増やした。仮想通貨の冬に備え配当と利払いを32カ月間カバーできるようにした。
06:05
JPモルガン、機関投資家向け仮想通貨取引の提供を検討=報道
これまで仮想通貨を否定してきたJPモルガン・チェースは機関投資家向けに仮想通貨取引サービスの提供を検討している。現物取引とデリバティブ取引が含まれる可能性がある。
05:50
ビットマイン、イーサリアム蓄積を継続 先週も約10万ETH買い増し
主要イーサリアム保有企業ビットマインが過去1週間で約10万ETHを追加購入し、保有が406万ETHに達したと発表した。弱気相場で買い増しを加速。
05:30
主要イーサリアム保有企業ETHジラ、債務返済のため116億円相当ETHを売却
ピーター・ティール氏支援のETHジラが債務返済のため2万4291ETHを売却し、仮想通貨イーサリアム蓄積戦略から現実世界資産トークン化事業への転換を表明した。
12/22 月曜日
20:05
Bybit、日本居住者向けサービス終了へ 2026年1月が最終期限
Bybitが日本居住者へのサービス終了を発表。2026年1月22日がKYC2完了の最終期限となり、未完了者は制限対象に。金融庁の規制強化を背景に、10月の新規登録停止に続く措置。世界第2位の取引量を持つ同社の撤退により、多くのユーザーへの影響が予想される。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧