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米雇用統計で利下げ6月開始織り込み、ビットコイン7万ドル到達 エヌビディア大幅安|9日金融短観

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伝統金融 *3/9(土)

  • NYダウ:38,722 -0.18%
  • ナスダック:16,085 -1.16%
  • 日経平均:39,688 +0.23%
  • 米ドル/円:147 -0.66%
  • エヌビディア:875.2ドル -5.55%
  • AMD:207.3ドル -1.89%

本日のNYダウ・ナスダックは小幅反落。前夜発表の米2月失業率・雇用統計はインフレ鈍化を示す好材料となったがAI・半導体株への高値警戒感が高まった格好だ。

エヌビディアは今週史上最高値を更新し木曜日に972ドルまで上昇したが、本日は大幅に反落し、AMDどの関連銘柄も連れ安となった。一方、仮想通貨分野では、人工知能関連のデータクラウドプロジェクトArweave(AR)は前日比で14%高となっている。

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日経平均は今週7日に40,331円にまで到達し史上最高値をさらに更新した。一方、年初来3倍以上値上がりした「さくらインターネット」の株価は昨日20.93%の下落幅を記録した。

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今週木曜日、パウエル米FRB議長は議会の証言で、利下げの可能性について「年内のいずれかの時点で利下げを始めることが適切になるだろう」と話す一方、具体的な開始時期は今後のデータで決まるとも述べた。証言を受け、金利先物市場では今年計3〜4回の利下げへの観測が高まり、3月からの利下げへの期待は後退した。

また、インフレの指標として注目される雇用統計は、失業率で2月には2年ぶりの高い水準となり労働市場の需要減速が見られた。年内の利下げへの期待を正当化する内容と思われ、6月までに0.25%の利下げが完全に織り込まれている。

なお、来週は米2月のCPIデータが公開される予定だ。

今週以降の重要経済指標・イベント

  • 3/11(月)8時50分 日本10-12月期GDP・改定値
  • 3/12(火)21時30分 米2月消費者物価指数(CPI)
  • 3/14(木)米2月小売売上高
  • 3/21(木)3時00分 米FOMC政策金利発表

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仮想通貨関連株上昇 ビットコイン7万ドル到達

  • コインベース|256.6ドル(+5.7%)
  • マイクロストラテジー|1,425.5ドル(+9.66%)
  • マラソン・デジタル・ホールディングス|23.4ドル(+7.7%)

今週、ビットコインを最も保有する米上場企業マイクロストラテジーは転換社債の資金調達で、当初計画した6億から7億ドルに引き上げて調達すると発表した。ビットコイン価格上昇の恩恵を受け株価は年初来2倍値上がりした。

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出典:CoinPost

仮想通貨相場

  • ビットコイン(BTC):68,382ドル +2.1%
  • イーサリアム(ETH):3,894ドル +0.6%

ビットコインは本日米コインベース市場において、一時7万ドルに到達した。しかしその後66,000ドル台まで再び大きく反落し現在68,320ドルで取引されている。

最高値更新は今週2度発生したが、二回とも更新直後に急激な利確が観測された。

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