イーサリアムを売却
ブロックチェーンを追跡するLookonchainは16日、イーサリアムの大口保有者が暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスで、10,701ETH(51億円相当)を売却したと報告した。
対象のアドレスは今回の売却で400万ドル(約6億円)超の損失が出たという。Lookonchainは先月、このアドレスが50万ドル(現レートで約7,730万円)超の損失を被っていたことも報告しており、投資家らの間で動向に注目が集まっている。
This whale sold all 10,701 $ETH($33M) on #Binance to repay debt 2 hours ago, losing more than $4M again!
— Lookonchain (@lookonchain) April 16, 2024
He went long $ETH by depositing $ETH on #Compound and borrowing $USDT to buy more $ETH.
This is his second time losing money by going long $ETH.
Last time he lost ~$500K. pic.twitter.com/rVM3xB3GmR
このアドレスは今回、DeFiのレンディングプラットフォームCompoundにイーサリアムを預け入れて、米ドルステーブルコインUSDTを借りていた。そして、イーサリアムをロング(買い注文)していたという。
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今回イーサリアムを売却した理由は返済を行うためだとされている。現在イーサリアムなどの仮想通貨の価格は、イランとイスラエルの争いによる地政学リスクなどの影響で下落しているため、このアドレスの投資戦略を疑問視する声が上がった。
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