はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

アービトラム、アプトスなど6月に1000億円以上のロック解除予定

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

様々な仮想通貨がアンロックを実施

アービトラムやアプトスなど様々な暗号資産(仮想通貨)プロジェクトは6月、トークンのロック解除を行う。総額は、現在の時価で6億5,000万ドル(約1,000億円)相当以上となる見込みだ。The Blockが報じた。

トークンのロック解除イベントでは一般的に、ロック解除されたトークンを保有する投資家がそれらを市場で売却できるようになるため、売り圧の可能性につながる。またトークンの供給量が増えることによる価値の稀釈化を投資家が警戒することもある。

大手仮想通貨取引所バイナンスは、2030年までに24兆円相当のトークンがアンロックされると分析しているところだ。

関連: 「30年までに24兆円相当のトークンがアンロックを予定」バイナンス、プロジェクト支援を発表

ロック解除スケジュール

まず、アプトスは6月12日に1,131万トークン、時価1億ドル(約156億円)相当をロック解除する。これは流通供給量の2.59%だ。

アプトスはMove言語を用いたレイヤー1ブロックチェーンであり、メタ社が主導していた仮想通貨プロジェクト「ディエム(旧称リブラ)」の元メンバーが開発に携わっている。高速ブロックチェーンであるソラナの競合としても注目されてきた。

関連: AptosとSolana、競合ブロックチェーンとみなされる理由とは

イミュータブルXは6月14日に2,550万トークン、時価5,500万ドル(約86億円)相当をロック解除する。これは流通供給量の1.72%に当たる。イミュータブルXはイーサリアムL2チェーンで、NFT(非代替性トークン)に特化したプロジェクトだ。

米資産運用企業VanEck(ヴァンエック)は昨年12月、IlluviumのようなWeb3ゲームがそのチェーン上で構築されていくことにより、イミュータブルXは2024年中に時価総額トップ25のトークンとなる可能性があると述べた。

関連: Web3・NFTゲーム「イルビウム(Illuvium)」、最大手eスポーツチームTeam Liquidと提携

スタークネットは6月15日に6,400万トークン、時価7,500万ドル(約117億円)相当をロック解除する。流通供給量の5.6%だ。スタークネットは、イーサリアムのzkロールアップ・プロジェクトで、2024年にはスループット(取引処理能力)向上や、トランザクション手数料を削減することを計画している。

関連: Starknetで並列処理が可能に、2024年の計画で判明

アービトラムは6月16日に9,260万トークン、時価1億300万ドル(約161億円)相当をロック解除する。これは流通供給量の3.2%に当たる。

アービトラムは5月末時点で、イーサリアム・レイヤー2の中で預け入れ総額(TVL)が最大のプロジェクト。TVLは現在約189億ドル(約3兆円)に登る。

6月7日まで、Web3ゲーム開発に2億ARBトークンを割り当てるというガバナンス提案の投票を実施しており、現在は賛成票が80%を占めているところだ。

関連: アービトラム、Web3ゲーム開発への出資で投票実施中 賛成多数

さらに、オプティミズムは6月30日に3,130万トークン、7,700万ドル(約120億円)相当をロック解除する。流通供給量の2.9%に当たる量だ。オプティミズムはイーサリアムのスケーラビリティと互換性向上を目的としたレイヤー2プロジェクトである。

関連: OKCoinJapan 5月にオプティミズム(OP)取扱い開始へ

以上の他、6月にはSpace ID、ApeCoin、Pixels、AltLayer、Echelon Primeなどのトークンアンロックも予定されているところだ。

関連: 2024年注目の仮想通貨10選 各セクターの主要銘柄と関心を集める理由を解説

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/16 土曜日
13:45
トランプ一族支援のアメリカンビットコイン、日本・香港企業買収を検討
ドナルドJrとエリック・トランプ氏が支援する米仮想通貨マイニング企業アメリカンビットコインが、日本と香港の上場企業買収を検討中。マイケル・セイラー氏の戦略に倣い企業財務でビットコイントレジャリー企業を目指す。
13:18
仮想通貨取引所ジェミナイがIPO届出書公開 リップル社からの信用枠も設定
米仮想通貨取引所ジェミナイがナスダックへの上場申請書類を公開した。2025年上半期は純損失が拡大も、リップル社から信用枠も確保している。
11:20
ニューヨーク州議員、仮想通貨取引に0.2%課税法案を提出
ニューヨーク州議会のフィル・ステック議員が仮想通貨取引に0.2%の物品税を課す法案を提出。ビットコインやNFT取引が対象で年間1億5,800万ドルの税収を見込む。
10:15
米司法省、ランサムウェア攻撃容疑者から約4億円の仮想通貨を押収
米司法省がランサムウェア攻撃容疑者から280万ドル超の仮想通貨を押収した。トランプ大統領のビットコイン・仮想通貨準備金政策により、政府が備蓄資産に加える可能性もある。
09:50
ヒューマファイナンス、Eコマース販売者向け当日決済ソリューションを発表
ソラナ基盤のPayFiネットワークを運営するヒューマファイナンスがArf、Geoswift、PolyFlowと提携し、世界大手Eコマースプラットフォーム販売者向けの即時決済サービスを開始。
08:10
ETH財務企業ビットデジタル、25年2Qに黒字転換
ビットデジタルは2025年2Qの決算を発表。仮想通貨イーサリアムの保有量やステーキング量も報告し、今後もイーサリアムの買い増しを継続すると説明した。
07:30
DeFiデベロップメント、ソラナ保有量387億円相当に拡大
ソラナ特化型財務戦略企業DeFiデベロップメントが2200万ドルで11万SOL追加取得。総保有量142万SOLで1株あたり0.0675SOLに増加。
06:30
ビットマイン、186億円相当イーサリアムを追加取得
ETHトレジャリー企業ビットマインが過去2時間でギャラクシー・デジタルのOTCアドレスから大口ETH移転を受領。総保有量120万ETHから拡大継続。
06:00
イーサリアムトレジャリー企業シャープリンク、四半期決算で大幅赤字
仮想通貨イーサリアム財務戦略企業シャープリンク・ゲーミングが第2四半期決算で大幅赤字。ETHステーキングに関する8780万ドルの非現金減損が損失の大部分を占める。
05:35
米FRB、仮想通貨監督の特別プログラムを終了 トランプ政権の規制緩和受け
米連邦準備制度理事会が2023年開始の仮想通貨・フィンテック特別監督プログラムを終了し、通常監督へ統合。トランプ政権の規制緩和方針が牽引。
08/15 金曜日
19:30
スイ(SUI)2025年の価格予想と成長の鍵|リスク・注目点は?
暗号資産(仮想通貨)スイ(SUI)の2025年価格予想や将来性を徹底解説。VanEckの16ドル予測、現物ETF申請、技術的特徴、投資リスクまで網羅。国内取引所比較や最新エコシステム情報も掲載。
17:21
Base Appとは?コインベースのWeb3アプリの使い方を徹底解説
CoinbaseのBase Appの特徴、始め方、エアドロップの可能性を詳しく解説。Web3スーパーアプリとして進化するBase Appで、ソーシャル・決済・DeFi機能を一つのアプリで体験。国内取引所からの送金方法も完全ガイド。
16:00
TRON創設者ジャスティン・サンが語るWeb3の未来|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のタイトルスポンサーとしてブース出展を決めた、TRONのジャスティン・サン(Justin Sun)独占インタビュー。80億人の金融自由実現に向けたビジョンと、日本のWeb3市場への期待、WebX 2025参画について聞く。
16:00
xStocksとは?仕組みと活用例をわかりやすく解説
xStocks(エックスストックス)はAppleやTeslaなど米国株をブロックチェーン上でトークン化し、24時間365日取引可能にした革新的サービス。DEXでの購入方法、リスク、税務上の注意点まで初心者向けに詳しく解説します。
14:20
コインベース、メタマスクユーザーのUSDC手数料をBase上で半額に 
米大手取引所コインベースは、決済プラットフォームMercuryoと提携し、MetaMaskユーザーのUSDC購入手数料を50%削減する。また、USDCを発行するCircle社はステーブルコインに特化したL1ブロックチェーンの開発計画を発表。USDCのエコシステム拡大につながると期待されている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧