CoinPostで今最も読まれています

バイナンス前CEOのCZ氏、収容先移動で社会復帰準備か 出所予定日は9月29日

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

社会復帰準備か

暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスのチャンポン・ジャオ(CZ)前CEOは、刑期終了を前に収容先が変わったことがわかった。

移動の理由は明確になっていないが、刑期終了が近づいているため、場所が変わった可能性がある。SNSではCZ氏が釈放されたとの誤情報も流れたが、出所するのは来月29日である。

米連邦刑務所局(BOP)のホームページによると、CZ氏の収容先は現在、米カリフォルニア州にある「Residential Reentry Management (RRM) – Long Beach」という場所になっている。

出典:BOP

以前の収容先は「Lompoc II」という名称であったため、今回CZ氏が移送されたことが明らかになった。収容先が更新されたのは22日だった模様だ。

収容者サービスを提供する「InmateAid」のウェブサイトによれば、RRM Long Beachは社会復帰訓練所のような位置付け。ここには刑期終了が近づいている受刑者が収容されているという。

仮想通貨相場の低迷とCZ氏の刑期が重なっていたことで、SNSではCZ氏の出所を望む声が一部から上がっていた。

関連バイナンス前CEOのCZ氏、BNB流通量の64%を所有=フォーブス

懲役4か月の判決

米地裁は今年の4月30日、CZ氏に懲役4か月の判決を下している。米国当局は、故意にマネーロンダリング防止規制を回避し、それにより米国の経済制裁対象となっているイラン、キューバ、シリアのユーザーにも取引することを可能にしていたなどとして、バイナンスやCZ氏を追及していた。

CZ氏は昨年11月、銀行秘密法違反などを認めて規制当局と和解し、バイナンスCEOを退任。また、5,000万ドル(当時のレートで約74億円)の罰金を支払うことにも同意した。

関連バイナンスと米司法省の和解やCZ氏の退任について、SECクリプトママやコインベースCEOがコメント

今後の計画についてCZ氏は以前、ブロックチェーン、Web3、DeFi(分散型金融)、AI(人工知能)、バイオテクノロジー領域のスタートアップ企業に投資を行う計画であると説明。特に「DeFiに割ける時間が増えることを嬉しく思う」とコメントしている。

DeFiとは

「Decentralized Finance」の略。ブロックチェーンを活用し、中央管理者不在の状態で行われる金融サービス、またはそのシステムを指す。

▶️仮想通貨用語集

また、今年3月には、基礎教育を無料で提供するプログラム「Giggle Academy」を立ち上げる計画を発表していた。

関連バイナンスCZ前CEO、世界の子どもに向けた「Giggleアカデミー」を立ち上げ

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
09/12 木曜日
16:14
仮想通貨シバイヌ(SHIB)の買い方とおすすめ取引所
シバイヌ(SHIB)は、2024年注目のミームコイン。ドージコインに次ぐ時価総額を誇り、その特徴や将来性、購入方法を徹底解説。
15:29
『岩合光昭 ニッポン看板猫』、NFTデジタル特典付きで9月13日発売
「世界ネコ歩き」で人気の岩合光昭が日本全国の看板猫60匹を撮影。NFTデジタル特典付き特装版も同時発売。猫の魅力と人との絆を捉えた珠玉の一冊。9月13日発売。
12:55
フレンドテック、実質閉鎖か ユーザー離れと収益低下で存続危機
フレンドテックは、事実上管理権限を放棄したと伝えられる。FRIENDトークン急落、収益低下で存続懸念。エアドロップ効果も一時的。
11:05
国内食品メーカー初、カルビーがWeb3ゲームとコラボ NFTアイテム販売開始
カルビーは11日、人気スナック「じゃがりこ」「かっぱえびせん」と複数のWeb3ゲームとのコラボレーションを発表。2024年9月11日より、ゲーム内で使用可能な限定NFTアイテムの販売を開始した。
10:30
英国、仮想通貨を法的財産にする新法案 トークンの法的地位を明確化
英国政府が仮想通貨やNFTを法的財産とする法案を提出した。デジタル資産所有者の保護を強化する。
08:30
米CPI、コア指数が予想以上の伸び
8月の米CPIでコア指数が市場予想を上回り、FRBに対する大幅利下げ観測が後退。一方、現在の仮想通貨の相場は方向感がなく、利下げ幅の見通しだけでは投資判断がつきにくい状況にある。
07:52
インドネシアの老舗取引所にハッキング被害、30億円以上の仮想通貨が不正流出
インドネシアを拠点とする仮想通貨取引所「Indodax」は11日午前、ハッキング被害を受け、2200万ドル(31億円相当)以上の様々な銘柄が11日早朝ごろに盗まれたことが判明した。
07:10
ソラナステーキング大手Marinade、米金融大手の幹部を起用
仮想通貨ソラナのステーキングサービスを提供するMarinade(マリネード)は11日、BNYメロンの元幹部ハドレー・スターン氏を起用したと報告した
06:25
アルトマン氏のオープンAI、9200億円の資金調達で評価額21兆円へ 報道
人気の対話型AI「ChatGPT」の親会社であるOpenAIが、投資家から約65億ドル(9200億円)の資金を調達する交渉を進めているようだ。
09/11 水曜日
16:33
バイナンス、4種類の通貨ペアを9月13日に取扱い中止へ
海外の暗号資産(仮想通貨取引所バイナンスは2024年9月13日から4種類の現物通貨ペアの取扱いを中止。流動性向上を目的とした戦略の一環で、他の通貨ペアは引き続き利用可能。
16:20
「Radar Hackathon」がスタートソラナ財団とSuperteamが開発支援を強化|週間ソラナニュース
*本レポートは、Soylana Japan(@SoylanaJapan)プロジェクトが、CoinPostに寄稿した記事です。 Soylana Japanは、Solanaの情報を…
14:30
米マイニング企業Core Scientific、AIデータセンター事業拡大で評価額4兆円を目指す
米大手マイニング企業コア・サイエンティフィックのアダム・サリバン最高経営責任者は、AIデータセンターサービスの大規模な拡大を通して、今後数年で同社の評価額が4兆円規模に引き上げられる可能性があると述べた。
13:15
コインベースのBase「オンチェーンサマー」が急成長、7億円超の収益
コインベース開発のL2「Base」で開催された「オンチェーンサマー」が大成功。参加者数が前年の8倍に増加し、7億円以上の収益を生み出した。
12:39
米大統領選テレビ討論会やCPI発表控え、ビットコイン相場は様子見基調
暗号資産(仮想通貨)ビットコイン相場は、トランプとハリスが経済政策などを巡り論戦する米大統領選討論会を本日、明日には重要指標のCPI発表を控え様子見基調。ポジション調整の動きも散見される。
11:05
「ソニューム」を活用したサービス開発を支援へ、博報堂キースリーがスターテイル・ラボと連携
博報堂キースリーは、Sony Block Solutions Labs Pte. Ltd.が開発するパブリックL2ブロックチェーン「Soneium(ソニューム)」のテストネット開始に伴い、新たな取り組みを発表した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア