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ナスダック上場企業、ビットコインなど保有の1億ドル規模準備金創設へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨準備金創設へ

米ナスダックに上場するアンバー・インターナショナル(AMBR)は12日、1億ドル(約148億円)規模の暗号資産(仮想通貨)エコシステム準備金を創設する計画を発表した。

最初は、将来性を確信できるデジタル資産に特化して保有すると説明。また、単純に保有するだけではなく、AI(人工知能)エンジンを活用してブロックチェーンエコシステムを支援したり、事業開発を行なったりしていくとも述べている。

アンバー・インターナショナルは、「アンバープレミアム」のブランド名で機関向けの仮想通貨サービスを提供している企業。今回の準備金創設は、事業拡大を加速することや、伝統金融とDeFi(分散型金融)の融合を主導する地位を強化することも目的にしている。

最初に準備金として保有する仮想通貨として挙げているのは以下の銘柄。

  • ビットコイン(BTC
  • イーサリアム(ETH
  • XRP
  • ビルドアンドビルド(BNB
  • ソラナ(SOL
  • スイ(SUI

また、今後の保有は柔軟に行い、トランプファミリーのDeFiプロジェクト「World Liberty Financial(WLFI)」のステーブルコイン「USD1」などにも資金を割り当てる予定だと説明した。

既存の戦略を強化

なお、今回の準備金創設発表の前から、アンバー・インターナショナルは同様の戦略を開始済み。これまで、ソラナの保有企業「DeFi Development Corp」に投資したり、BNBファンドの提供でHash Globalと戦略的パートナーシップを締結したりしてきたという。

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アンバープレミアムのウェイン・フオCEOは、今回の発表で以下のようにコメントした。

今回発表した取り組みでは、資産を保有するだけでなく、革新的な機関の普及を進めていく。

我々は機関と深く協業したり、当社が信じるエコシステムで影響力を高めたりして、機関が資金を投入するための安全で拡張性が高い経路を構築していきたい。

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