はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

メタマスク、ステーブルコイン『mmUSD』発行計画 

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

mmUSD発行提案

仮想通貨ウォレット大手メタマスクが8月5日、米決済大手ストライプと提携して独自ステーブルコイン「メタマスクUSD(mmUSD)」を発行する計画を発表した。トークンロジックが同日、イーサリアムとリネアネットワークでアーベv3コアプロトコルへの統合提案を提出している。

mmUSDはストライプが発行し、M^0ネットワークを活用してオンチェーン発行・決済を行う仕組みだ。メタマスクエコシステムの基軸資産として位置付けられ、ウォレット、スワップ、売買、運用機能に統合される予定となっている。

M^0(エム・ゼロ)ネットワークは分散型インフラを通じて機関レベルのステーブルコイン発行を可能にするプロトコルで、従来の中央集権型発行システムに代わる新技術として位置付けられている。このプロトコルはイーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)上で稼働している。

今回の提携はストライプの既存金融インフラを活用して、アルトコイン取引の安定性と利便性向上を図る狙いがある。従来の金融システムと分散型プラットフォームの橋渡し役として機能し、DeFiユーザー行動の変革を目指しているという。

この発表はトランプ大統領が7月19日にジーニアス法案に署名し、米国でのステーブルコイン新規発行が解禁された直後のタイミングとなった。同法案は2,500億ドル規模のステーブルコイン市場に連邦規制枠組みを確立し、米ドルや米短期国債による完全担保を義務化している。

関連:トランプ大統領がステーブルコイン法案に署名、米初の仮想通貨包括規制法が成立

mmUSDの具体的な構造、ローンチ時期、規制対応の詳細は限定的だが、従来の中央集権型と異なる完全オンチェーン発行が特徴だ。ジーニアス法成立後の米国ステーブルコイン市場参入の大型案件として、仮想通貨業界から大きな注目を集めている。

関連:イーサリアム将来価格2025展望 | ETF・機関投資家・開発動向の注目点

関連:メタマスクの使い方、仮想通貨の送金や交換:スワップ、便利機能を図解で簡単に

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/22 月曜日
16:00
スイ(SUI)リキッドステーキング解説|二重収益を狙う運用方法
スイ(SUI)のリキッドステーキングは、ステーキングによる安定した報酬を得ながら、さらにDeFiで追加利回りを狙える点が大きな魅力です。 特に、スイの代表的なリキッドステーキン…
15:02
バイナンス、分散型AI L1チェーンの「0G(Zero Gravity)」上場を発表
世界最大級の暗号資産取引所バイナンスが、分散型AIレイヤー1ブロックチェーン「0G(Zero Gravity)」の上場を発表した。開発元のZero Gravity Labsは昨年時点で4000万ドルのシード調達を完了し、エコシステム全体で3億2500万ドルの資本コミットメントを確保している。
14:11
「5年以内にビットコインを量子耐性にアップグレードすべき」ソラナ共同創設者が警告
ソラナ共同創設者のアナトリー・ヤコベンコ氏は、量子コンピューターの急速な進歩がビットコインのセキュリティを大きなリスクにさらす可能性があると警告。「ビットコインを量子耐性のある署名方式に移行すべきだ」と主張した。
12:24
仮想通貨ASTERが急騰 バイナンス創業者CZ氏が支持する分散型取引所
バイナンス前CEO・CZ氏支持の分散型取引所AsterのトークンASTERが立ち上げから1,300%急騰している。時価総額3,500億円を突破しており、DEX取引高でも7位にランクインした。
12:09
メタプラネット、ビットコイン936億円分を追加購入
メタプラネットが5,419BTCを追加購入し、累計保有量は25,555BTCに到達。総取得額は3,982億円超に。世界有数のBTCトレジャリー戦略を加速。
11:58
ビットコイン横ばいで推移、個別銘柄ではCZ支持の「Aster」が高騰
暗号資産(仮想通貨)市場では、Aster(ASTER)が9月17日のトークン生成イベントから約10倍に急騰した。バイナンス創設者CZ氏の言及が急騰のきっかけとなり、分散型永久先物取引プラットフォームとして注目を集める。競合のHyperliquid(HYPE)は5.5%下落し、永久先物取引市場での覇権争いが激化している。
11:03
BNBチェーン最大のDEX・パンケーキスワップ、DeFiの裾野を広げる挑戦と日本市場への期待
PancakeSwapのHead Chefを務めるKids氏が語った。PancakeSwapがBNBチェーン最大TVLを誇る理由、4年の実績とマルチチェーン展開、トークン発行を簡単にするSpringboardの革新性について。
10:46
Threshold Labs共同創業者が語る分散型BTCブリッジの未来と日本展開戦略|独占インタビュー
Threshold LabsのSap Sarre氏が、TVL約1,050億円を達成した分散型BTCブリッジ「tBTC」の技術的優位性と日本市場戦略を語る。2020年以来セキュリティインシデントゼロの実績で日本企業のBTC活用を支援。
10:16
CZ率いるYZiラボ(旧:バイナンスラボ)、エセナへの投資拡大 USDe採用促進へ
バイナンス前CEOのCZ氏率いるファミリーオフィスのYZi Labsが仮想通貨エセナ(Ethena)への投資を拡大する。急成長のステーブルコインUSDeの採用促進やトークン化などを後押しする。
09/21 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、XRPとDOGEの現物ETF誕生やETHの機関投資家需要拡大など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコインに強い買いシグナル「三役好転」、FOMC通過で12万ドル試す展開か|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコイン相場はFOMC通過後に1750万円台まで反発。9ヶ月ぶりの利下げ決定と段階的緩和の可能性により安心感が広がる。ドル建てでは三役好転の完成で12万ドル(約1770万円)が視野に。bitbankアナリスト長谷川氏による週次レポート。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|トム・リーのBTC・ETH大幅上昇予測に高い関心
今週は、アーサー・ヘイズ氏の市場見通し、ビットマイン会長のトム・リー氏による相場分析、米SECによる仮想通貨ETF上場手続きの大幅簡素化に関する記事が最も関心を集めた。
09/20 土曜日
13:35
xAI、100億ドル資金調達か イーロン・マスクは否定
CNBCがマスク氏のAI企業xAIが企業価値2000億ドルで100億ドルを調達中と報じた。マスク氏はX上で「フェイクニュース」として報道を否定している。
11:30
上場医薬品企業フローラ、分散型AI「0G」トークンのトレジャリー企業に 590億円調達 
ナスダック上場の医薬品企業フローラが仮想通貨0Gコインのトレジャリー企業となることを発表した。ZeroStackにブランド変更し590億円を資金調達する。
10:55
ゲンスラー米SEC前委員長、仮想通貨批判もビットコインは例外視か 
ゲンスラー前SEC委員長が仮想通貨について発言した。大部分のトークンはファンダメンタルズに結びつかず投機的だと改めて強調した。一方で、ビットコインは例外だとも示唆している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧