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ヴィタリック、BaseなどのイーサリアムL2の安全性を強調

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

L2の安全性に言及

イーサリアム(ETH)の共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏は23日、暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースが支援するL2「Base(厳密にはBaseチェーン)」は正しく開発が行われているとの見方をXで示した。

BaseなどのL2にあるユーザーの資産は、最終的にはL1であるイーサリアムに管理される設計になっており、L2の運営者が資産を盗んだり、使用を制限したりすることはできないと強調している。

L2とは

「レイヤー2」の略で、「2層目」のネットワークのこと。全ての取引をメインチェーンで処理すると負荷が大きくなり、処理速度の低下やネットワーク手数料の高騰につながる。取引の一部をL2で行うことで、メインチェーンの負荷軽減や処理速度の向上を期待できる。

今回のブテリン氏の投稿は、一連の流れの中で行われた。まずは同日にコインベースの最高法務責任者であるポール・グレウォル氏がXで、BaseのようなL2のシーケンサーを取引所のように位置付けることは、市場の機能を誤って表現することになると述べ、「この点を明確にする」とした投稿を行なっている。

続けて、グレウォル氏の投稿を引用して、コインベースでBase部門のトップを務めるジェシー・ポラック氏がXに、Baseのシーケンサーの役割を補足すると投稿。Baseのシーケンサーは、ユーザーのトランザクションを集め、先入先出で順序付けて処理し、イーサリアムに提出しているだけであると説明した。

この投稿でポラック氏は、シーケンサーの役割に関するFUD(恐怖・不確実性・疑念)を完全になくしたいと説明。Baseは未登録の証券取引所ではなく、世界のオンチェーン経済のためのインフラであると主張している。

関連:コインベース支援のL2「Base」、独自トークンの発行検討を開始

ブテリン氏の投稿

今回、この2人の投稿に続いてブテリン氏は、Baseは強固なユーザー体験を提供するために中央集権的な機能を活用しているが、セキュリティについてはイーサリアムに依存していると強調。Baseはユーザーの資産に対する管理権がなく、資産を盗んだり、出金を止めたりすることはできないと説明した。

また、L2に関する情報を提供する「L2BEAT」のような組織についても、誤解されている面があると指摘。L2が提供し、L2BEATが分析しているセキュリティは、ユーザーを詐欺的なプロジェクトから守る具体的な特性を反映しているとも述べた。

ブテリン氏は、運営者による検閲を防ぐソニュームの仕組みの例も挙げ、こういった点から、L2はノンカストディアルであると主張している。

なお、今回のブテリン氏の投稿には批判的な声も上がっており、今後も議論が進む可能性がある。

関連:Base Appとは?コインベースのWeb3アプリの使い方を徹底解説

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