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現物のブランド品と交換可能なNFT販売、NFTマーケットプレイス「Dali」ローンチ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ブランド品と交換できるNFT

Dali株式会社は6日、ブランド品と交換可能なNFT(非代替性トークン)マーケットプレイス「Dali」を26日にローンチ予定であると発表した。

NFT発行の基盤となるブロックチェーンには、Polygonが採用されている。

関連:非代替性トークンNFTとは|主な特徴と将来性を解説

NFT

NFTとは、「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。

▶️仮想通貨用語集

NFTの「2つの使い道」

出典:Dali

ローンチ予定のマーケットプレイスについて、プレスリリースで以下のように説明されている。

『Dali』は、セカンダリーブランドアイテムと交換可能なNFTを購入することができるマーケットプレイスです。

昨今、大きな盛り上がりを見せているブランドアイテムのセカンダリーマーケットでは、多くの模倣品が流通しています。Daliでは老舗ブランドアイテム販売店で鑑定されたアイテムのみ出品を行います。そのため安心してお買い物をお楽しみいただけます。

Daliで購入したNFTは、他のNFTプラットフォームで販売するか、ブランドアイテム(現物)と交換するかの2通りの使い道がある。

従来のNFTはデジタルデータに紐づいたものであるが、Daliでは、「ブランドアイテム(現物)と紐付いたNFT」を購入できるという。受取申請を行うことで、購入したNFTとブランド品を交換可能だ。

提携しているブランドは以下の通りで、今後取り扱いブランドを追加していく方針だという。

  • LOUIS VUITTON
  • GUCCI
  • BALENCIAGA
  • PRADA
  • CHANNEL
  • NIKE
  • Adidas

また、既存のNFTマーケットプレイスでは、イーサリアムをはじめとした暗号資産(仮想通貨)決済にしか対応していないものが多いが、Daliではクレジットカード・PayPal・Google Pay・Apple Pay決済を採用しており、仮想通貨取引所に口座を開設せずとも簡単に、且つ即日NFTを購入することができる。

今後は「各種ウォレットサービスの対応」「NFTの売却機能の実装」「仮想通貨決済の実装」などの機能拡充を予定している。

PolygonとNFT

Polygon(旧称:MATIC)とは、ネットワーク手数料のGAS代高騰問題を解消する開発者向け開発フレームワーク。混雑の続くETHチェーンのメインネットとは異なる拡張を持たせることで、スケーラビリティ問題を緩和する。

関連:仮想通貨ポリゴン(MATIC)とは|注目ポイントと今後の将来性

Polygonを利用したNFTマーケットプレイスには、ライゾマティクス社の「NFT-Experiment」やスマートアプリ社が運営する「nanakusa」などが挙げられる。

「NFT-Experiment」においては、テクノポップユニットPerfumeが6月に、メンバー3人の振り付けを3Dデータ化したデジタルアートNFT化しオークション形式で販売し、20,000MATIC(約325万円)で落札された事例がある。

関連:NFT活用のPerfume、新曲『ポリゴンウェイヴ』をリリース

「nanakusa」は、公認アーティストによるNFT発行・販売、アーティストへのロイヤリティ還元機能を有する二次流通機能も備えた日本初のサービスであり、世界市場に向けてリリースされているマーケットプレイスだ。

double jump.tokyoのNFTゲーム「MyCryptoSaga」やVtuberのNFT発行「VtuberNFT」などに対応している。3日には、東京・渋谷の鮨店「鮨 渡利」とコラボし、「旬のネタをnanakusaにお届け」と題して限定NFT「SUSHI TOP SHOT」が販売されることも発表された。

関連:渋谷の鮨店がマーケットプレイス「nanakusa」とコラボ、旬のネタをNFT化し販売へ

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