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米グレースケール、ビットコイン投資信託のETF転換申請を開始

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

正式に申請開始

米最大手暗号資産(仮想通貨)投資企業グレースケールは19日、ビットコイン投資信託(GBTC)をビットコインETF(上場投資信託)に転換する申請を正式に開始したことを発表した。

上場先となるニューヨーク証券取引所のArcaがSECに正式な書類を提出しているという。

グレースケールのGBTCは64万BTCのビットコインを保有しており、世界最大級のBTC投資信託だ。仮にETFに転換できれば、世界で最も規模の大きいビットコイン現物ETFになりうる。

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転換する計画は数ヶ月前から報じられており、同社のコミュニケーションディレクターJennifer Rosenthal氏は今週月曜日、転換する予定があることを明かしていた。また、ETF計画に備え、過去にはETF専門家数人をチームに取り入れた事例もある。

現在提供中のGBTCは2013年にSECに承認されたもので、2020年にはSECへの報告カンパニーとなった。GBTCの整備されたコンプライアンス体制が申請されているほかの現物ETFよりも承認される可能性があるとされるが、SECは現物ETFには市場リスクが高いと懸念し、先物ベースのETFのほうを先に承認した状況だ。

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一方、グレースケールのグローバル責任者Dave LaValle氏は今回の発表で、「規制当局が先物契約を持つETFを承認していれば、現物価格を反映するETFにも納得はいくだろう」とコメントした。

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