CoinPostで今最も読まれています

バンタングループ、卒業証書にNFTを活用 SBINFTと協力

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

卒業証書にNFT活用

クリエイティブ分野に特化した人材育成を行う株式会社バンタンは15日、同日に開催された卒業式・修了式にて、NFT(非代替性トークン)形式で卒業証書を授与することを発表した。

今回の取り組みは、卒業生に向けて「NFT化された卒業証書が数億円もの価値として評価されるようなクリエイターへと大きく飛躍してほしい」という願いが込められており、NFTを活用することで「最新の技術を体感し、コロナ禍において離れて過ごす家族へ晴れて卒業できたことを共有」としている。

証書のデザインは、バンタンの卒業生であり、大手ファッショブランドEDWINやカフェ喫茶店・酒場チェーンを運営するPRONTOをはじめとする数々の企業に加え、アーティストのアートワークを手掛ける岡田喜則氏が担当した。

出典:バンタン資料

また、卒業証書のNFT化にあたっては、暗号資産(仮想通貨)・ブロックチェーン関連の開発を進めるSBINFT株式会社と協力。SBINFTが提供する国内発のNFTマーケットプレイスnanakusa(3月17日よりSBINFT Market)を通じて、譲渡不可能なNFTが作成・代理発行している。

関連: SBINFT株式会社、新サービス『SBINFT Market』を3月17日にリリース予定!

NFTが発行されるチェーンは、イーサリアム(ETH)のスケーリングソリューションとして知られており、安価な取引手数料と高速な取引を提供するポリゴン(MATIC)。各卒業生が保有するウォレットに配布される予定だ。

関連:動画で解説、ポリゴン(MATIC)とは【CONNECTV】

拡大するユースケース

2021年からはブロックチェーンの関連技術であるNFTにも注目が集まっている。NFTはメタバース(仮想空間)やゲーム、ファッションといった様々な分野でシナジーがあり、新たなユースケースが続々と登場。2022年においても、仮想通貨の全体市場状況とは関係なしにユーザー基盤を拡大し続けている。

関連:2021年のNFT年間取引高、約2兆円に到達 前年比200倍

卒業証書NFTの発行は、件数は少ないものの、既に国内外で登場している。2017年にはマサチューセッツ工科大学(MIT)、2020年には慶應義塾大学や韓国の浦項科学技術大学など各国の著名大学でもブロックチェーン技術を活用した卒業証書が発行されている。

関連:ブロックチェーン卒業証書を発行 新型肺炎の卒業生保護を目的=韓国著名大学

また、2021年には大学だけでなく、通信制高校の学校法人角川ドワンゴ学園・N高等学校(通称、N高)でもNFT卒業証書を発行。「新型コロナウイルスの感染拡大防止やコスト削減の観点」から、デジタル卒業証書の試験的な導入に至った。

関連:角川ドワンゴ学園「N高」ブロックチェーンでデジタル卒業証書を発行

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
05/18 土曜日
21:00
Clearpool Prime、アバランチでデビュー RWA対応のプライベート・クレジット市場
Clearpool Primeがアバランチでローンチし、RWA分野に新たな進展。機関投資家向けに安全かつ効率的な取引環境を提供するプライベート・クレジット市場。
17:20
バイナンス上場銘柄の80%が価値低下、ミームコインは異例の上昇 過去6か月の分析
31トークン分析が示す課題 暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(グローバル版)で、過去6か月に新規上場したトークンの80%以上が、その後に価値を落としていることがわかった。ミ…
13:00
米国のビットコイン現物ETFへの5月の流入額、4月の流出上回る
ブルームバーグのETFアナリストは、5月に入ってからの米国ビットコイン現物ETFへの流入は、4月の流出を埋め合わせたと指摘した。
11:10
米下院、SECの仮想通貨規制役割明確化の「FIT21法案」を採決へ
米国下院は、仮想通貨に対する規制を明確化し、CFTCに追加権限を与える「21世紀のための金融イノベーション・テクノロジー法」の採決を行う。
10:15
米コインベース、「来週イーサリアム現物ETF承認確率は30~40%」
米仮想通貨取引所コインベースはイーサリアムの今後を予測するレポートを発表した。ETH現物ETFが承認される時期などについて分析している。
08:50
仮想通貨取引所クラーケン、欧州でUSDT非対応を検討
テザーCEOは最近、MiCA規制を批判し、仮想通貨USDTで規制を受けるつもりはないと述べた。この姿勢が、欧州で事業を行っているクラーケンが、それらの通貨ペアの提供を停止する理由と見られる。
08:00
「仮想通貨上昇の鍵はマクロ経済」コインベース分析
仮想通貨相場上昇の鍵は今もマクロ経済であるとコインベースは分析。他にも、イーサリアム現物ETFの審査など規制動向も注視すべきだとした。
07:10
ソラナ価格、月末までに200ドル復帰か ヘッジファンド創設者が予測
仮想通貨ソラナの今後の価格について、ヘッジファンドSyncracy Capitalの創設者は強気な予測を示した。その根拠とは?
06:10
zkSyncエアドロップ期待再燃、分散化加速のアップグレードを実施予定
zkSyncは未だ独自の仮想通貨をリリースしていないが、主要zkロールアップであるライバルのStarkNetは2月にエアドロップを実施した。
05/17 金曜日
17:34
東京ビッグサイトで第5回ブロックチェーンEXPO【春】開催へ 無料申し込み募集開始
東京ビッグサイトで、日本最大級のブロックチェーン専門展である第5回ブロックチェーンEXPO【春】が開催されます。最新の研究からアプリケーションまで、ブロックチェーン技術のすべてが一堂に出展するイベントは必見です。
13:00
ワールドコイン、秘匿化技術で生体認証データの保護・オープンソース化を発表
暗号資産(仮想通貨)でベーシックインカム実現を目指す、ワールドコイン・ファンデーションが生体認証データ保護にSMPC技術を導入。そのシステムをオープンソース化した。セキュリティとプライバシーを強化するとともに、システムの普及拡大を目指す。
12:32
短期トレンド変化のビットコイン続伸なるか、ミームコインが牽引する場面も
CPI発表で急反発を見せた暗号資産(仮想通貨)相場ではビットコイン(BTC)が下降チャネルをブレイクアウトした。16日には賛否両論渦巻くミームコインが相場を牽引する場面も。
12:00
世界最大の証券清算機関DTCC、チェーンリンク活用した「Smart NAV」を実験
世界最大の証券清算・保管機関DTCCは、チェーンリンクを活用した「Smart NAV」の実証実験を行った。JPモルガンなど金融大手10社が参加している。
11:10
Slash Fintech、暗号資産決済でVプリカ販売サービス開始 NFT特典も実施中
Slash FintechがVプリカ販売サービスを開始。暗号資産(仮想通貨)決済でVプリカ購入可能。特典としてSlash Genesis NFTをプレゼント。利用方法から使い方まで解説。
10:00
ブラックロックのビットコインETF、アナリストが高評価
ブラックロックの仮想通貨ビットコインETFの購入者数は記録的な数字であると、ブルームバーグのシニアアナリストが高評価。レポートが提出され、ビットコインETFのパフォーマンスを分析した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア