CoinPostで今最も読まれています

Immutable X、エイプコイン関連のNFTを無料発行へ 10万個のNFTを発行予定

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

DAO設立を記念

NFT(非代替性トークン)向けのL2/L3スケーリングソリューション「Immutable X」は14日、NFTプラットフォームのKolexとの提携を発表。暗号資産(仮想通貨)エイプコイン(APE)のDAO結成を記念した無料NFTを10万個ミント(発行)する方針を明かした。

同ソリューションは、取引手数料無しで秒間9,000回の取引を処理できるのが特徴となっている。「NFT専用のレイヤー2」として複数のブロックチェーンゲームに対応しており、その中には人気NFTカードゲームの「Gods Unchained(ゴッズ・アンチェイン)」や「Guild of Guardians」も含まれる。

エイプコインはApe財団の後援するApeCoin DAOが運営しており、ApeCoin DAOのネイティブ・ガバナンストークンとして機能する通貨だ。

関連:NFT系L2のImmutable X、ZKロールアップの「StarkNet」に対応へ

今回のNFT発行は、エイプコインに関連する有名NFTコレクション「BAYC(Bored Ape Yacht Club)」をImmutable X上に構築していくための試みの一環とされる。発表によると、エイプコインは、すでにImmutable Xのレイヤー2プロトコルにホワイトリストされており、すべてのNFTはAPEで価格設定することが可能だという。

NFTとは

NFTとは、「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ゲームや音楽、アート作品、各種証明書など幅広く技術が活用されている。

▶️仮想通貨用語集

発生した収益などは寄付予定

NFTの発行は、8月3日から実施される予定。1日までにウォレット内にエイプコインを保有している利用者が、NFT発行の対象者となる形だ。

発行後、マーケット上での手数料やNFTの売却益は、選択された慈善団体に寄付される。請求されなかったNFTは売却されるかバーンされるとImmutable Xは説明。この売却によって発生した収益についても、DAOが選んだ慈善団体に寄付される。

Immutable社のRobbie Ferguson共同創業者は、NFT発行について以下のようにコメントした。

Immutable Xは、ApeCoin DAOコミュニティとの信頼を築き続け、イーサリアム(ETH)上で信頼できる卓越したレイヤー2スケーリングパートナーであることを証明できるのを喜ばしく思っている。

同社が提携したKolexは、NFTを活用したトレーディングカード「Epics.gg 」やファッション系のNFTマーケットプレイスCrypteesなどを展開する企業。同社が発行したNFTは、現時点で2億5,000万個を超え、60万人以上のコレクターによって収集されているとされる。

関連:初心者でもわかる「エイプコイン(APE)」とは|特徴や将来性を解説

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
05/18 土曜日
21:00
Clearpool Prime、アバランチでデビュー RWA対応のプライベート・クレジット市場
Clearpool Primeがアバランチでローンチし、RWA分野に新たな進展。機関投資家向けに安全かつ効率的な取引環境を提供するプライベート・クレジット市場。
17:20
バイナンス上場銘柄の80%が価値低下、ミームコインは異例の上昇 過去6か月の分析
31トークン分析が示す課題 暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(グローバル版)で、過去6か月に新規上場したトークンの80%以上が、その後に価値を落としていることがわかった。ミ…
13:00
米国のビットコイン現物ETFへの5月の流入額、4月の流出上回る
ブルームバーグのETFアナリストは、5月に入ってからの米国ビットコイン現物ETFへの流入は、4月の流出を埋め合わせたと指摘した。
11:10
米下院、SECの仮想通貨規制役割明確化の「FIT21法案」を採決へ
米国下院は、仮想通貨に対する規制を明確化し、CFTCに追加権限を与える「21世紀のための金融イノベーション・テクノロジー法」の採決を行う。
10:15
米コインベース、「来週イーサリアム現物ETF承認確率は30~40%」
米仮想通貨取引所コインベースはイーサリアムの今後を予測するレポートを発表した。ETH現物ETFが承認される時期などについて分析している。
08:50
仮想通貨取引所クラーケン、欧州でUSDT非対応を検討
テザーCEOは最近、MiCA規制を批判し、仮想通貨USDTで規制を受けるつもりはないと述べた。この姿勢が、欧州で事業を行っているクラーケンが、それらの通貨ペアの提供を停止する理由と見られる。
08:00
「仮想通貨上昇の鍵はマクロ経済」コインベース分析
仮想通貨相場上昇の鍵は今もマクロ経済であるとコインベースは分析。他にも、イーサリアム現物ETFの審査など規制動向も注視すべきだとした。
07:10
ソラナ価格、月末までに200ドル復帰か ヘッジファンド創設者が予測
仮想通貨ソラナの今後の価格について、ヘッジファンドSyncracy Capitalの創設者は強気な予測を示した。その根拠とは?
06:10
zkSyncエアドロップ期待再燃、分散化加速のアップグレードを実施予定
zkSyncは未だ独自の仮想通貨をリリースしていないが、主要zkロールアップであるライバルのStarkNetは2月にエアドロップを実施した。
05/17 金曜日
17:34
東京ビッグサイトで第5回ブロックチェーンEXPO【春】開催へ 無料申し込み募集開始
東京ビッグサイトで、日本最大級のブロックチェーン専門展である第5回ブロックチェーンEXPO【春】が開催されます。最新の研究からアプリケーションまで、ブロックチェーン技術のすべてが一堂に出展するイベントは必見です。
13:00
ワールドコイン、秘匿化技術で生体認証データの保護・オープンソース化を発表
暗号資産(仮想通貨)でベーシックインカム実現を目指す、ワールドコイン・ファンデーションが生体認証データ保護にSMPC技術を導入。そのシステムをオープンソース化した。セキュリティとプライバシーを強化するとともに、システムの普及拡大を目指す。
12:32
短期トレンド変化のビットコイン続伸なるか、ミームコインが牽引する場面も
CPI発表で急反発を見せた暗号資産(仮想通貨)相場ではビットコイン(BTC)が下降チャネルをブレイクアウトした。16日には賛否両論渦巻くミームコインが相場を牽引する場面も。
12:00
世界最大の証券清算機関DTCC、チェーンリンク活用した「Smart NAV」を実験
世界最大の証券清算・保管機関DTCCは、チェーンリンクを活用した「Smart NAV」の実証実験を行った。JPモルガンなど金融大手10社が参加している。
11:10
Slash Fintech、暗号資産決済でVプリカ販売サービス開始 NFT特典も実施中
Slash FintechがVプリカ販売サービスを開始。暗号資産(仮想通貨)決済でVプリカ購入可能。特典としてSlash Genesis NFTをプレゼント。利用方法から使い方まで解説。
10:00
ブラックロックのビットコインETF、アナリストが高評価
ブラックロックの仮想通貨ビットコインETFの購入者数は記録的な数字であると、ブルームバーグのシニアアナリストが高評価。レポートが提出され、ビットコインETFのパフォーマンスを分析した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア