CoinPostで今最も読まれています

ブロックチェーン企業Chain、ニューイングランド・ペイトリオッツとWeb3スポンサー契約

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Web3体験を構築へ

ブロックチェーンソフトウェア企業のChainは22日、NFLのニューイングランド・ペイトリオッツとMLSのニューイングランド・レボリューションとのスポンサー契約を発表した。

Chain社はKraft Sports + Entertainmentと今回のスポンサー契約を公表。NFL(ナショナルフットボールリーグ)の強豪であるペイトリオッツとMLS(メジャーリーグサッカー)のレボリューション、そしてペイトリオッツの本拠地ジレット・スタジアムなどと複数年契約を結んだ。

提携を通じて、2社はChain社の商品やサービスを活用して、Web3体験を構築していく方針だ。

Web3とは

ウェブ3.0(Web3.0)は、Web1.0およびWeb2.0に続く、ウェブサイトおよびインターネットの潮流、特徴および構造を表している概念。代表的な特徴は、仮想通貨ウォレットを利用したdAppsへのアクセスなど、ブロックチェーンをはじめとする分散型ネットワークのユースケースがある。

▶️仮想通貨用語集

今回の提携について、ChainのDeepak Thapliyal CEOは以下のようにコメントした。

我々はKraft Sports + Entertainmentと連携してジレットスタジアム、そしてペイトリオッツとレボリューションの為のWeb3を活用した将来を思い描くことができるのを誇りに思う。

我々のブロックチェーン技術を活用して、同社のスタジアムを訪れる観客に最先端の体験を提供する手助けをしたい。

また、Kraft Sports + Entertainment社営業部のバイスプレジデントであるMurray Kohl氏は以下のように述べた。

ペイトリオッツとレボリューション、そして我々の技術パートナーは常にイノベーションリーダーであることを目指してきた。ウェブサイトを作る初のプロスポーツになったり、初のオンラインショー、世界で最も長く続いているポッドキャストなど、我々は常に技術が提供する機会を利用してきた。

Chainとともに、Web3でも同様のイノベーションを続けていきたい。今まで無かった形でファンとの接点をつくりたい。

NFLのWeb3動向

米4大プロスポーツの一角であるNFLでは、2021年に暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)で給与を受け取る選手が多数在籍した。

年俸の一部を即座に仮想通貨決済企業を介して、BTCとして受け取る場合、またはFTXとアンバサダー契約を締結してその契約金を仮想通貨で受け取るトム・ブレイディ選手のような事例もある。

関連:米NFLベテランQB、一部年俸をビットコインで受け取りへ

また、NFT(非代替性トークン)を活用した取り組みにも積極的だ。22年5月にはブロックチェーンゲーム開発企業の大手Mythical Gamesと連携して、「Play to Earn(プレイして稼ぐ)」型のモバイルゲーム「NFL Rivals」のローンチも決定。2023年頃のリリースを目指している。

関連:NFLが「Play-to-Earn」に進出、Mythical Gamesが支援

また、チリーズ(CHZ)系のファントークン・プラットフォームSocios.comも多数のNFLチームと提携している。

関連:Socios.com、米NFLの13チームと提携へ

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
13:00
米国のビットコイン現物ETFへの5月の流入額、4月の流出上回る
ブルームバーグのETFアナリストは、5月に入ってからの米国ビットコイン現物ETFへの流入は、4月の流出を埋め合わせたと指摘した。
11:10
米下院、SECの仮想通貨規制役割明確化の「FIT21法案」を採決へ
米国下院は、仮想通貨に対する規制を明確化し、CFTCに追加権限を与える「21世紀のための金融イノベーション・テクノロジー法」の採決を行う。
10:15
米コインベース、「来週イーサリアム現物ETF承認確率は30~40%」
米仮想通貨取引所コインベースはイーサリアムの今後を予測するレポートを発表した。ETH現物ETFが承認される時期などについて分析している。
08:50
仮想通貨取引所クラーケン、欧州でUSDT非対応を検討
テザーCEOは最近、MiCA規制を批判し、仮想通貨USDTで規制を受けるつもりはないと述べた。この姿勢が、欧州で事業を行っているクラーケンが、それらの通貨ペアの提供を停止する理由と見られる。
08:00
「仮想通貨上昇の鍵はマクロ経済」コインベース分析
仮想通貨相場上昇の鍵は今もマクロ経済であるとコインベースは分析。他にも、イーサリアム現物ETFの審査など規制動向も注視すべきだとした。
07:10
ソラナ価格、月末までに200ドル復帰か ヘッジファンド創設者が予測
仮想通貨ソラナの今後の価格について、ヘッジファンドSyncracy Capitalの創設者は強気な予測を示した。その根拠とは?
06:10
zkSyncエアドロップ期待再燃、分散化加速のアップグレードを実施予定
zkSyncは未だ独自の仮想通貨をリリースしていないが、主要zkロールアップであるライバルのStarkNetは2月にエアドロップを実施した。
05/17 金曜日
17:34
東京ビッグサイトで第5回ブロックチェーンEXPO【春】開催へ 無料申し込み募集開始
東京ビッグサイトで、日本最大級のブロックチェーン専門展である第5回ブロックチェーンEXPO【春】が開催されます。最新の研究からアプリケーションまで、ブロックチェーン技術のすべてが一堂に出展するイベントは必見です。
13:00
ワールドコイン、秘匿化技術で生体認証データの保護・オープンソース化を発表
暗号資産(仮想通貨)でベーシックインカム実現を目指す、ワールドコイン・ファンデーションが生体認証データ保護にSMPC技術を導入。そのシステムをオープンソース化した。セキュリティとプライバシーを強化するとともに、システムの普及拡大を目指す。
12:32
短期トレンド変化のビットコイン続伸なるか、ミームコインが牽引する場面も
CPI発表で急反発を見せた暗号資産(仮想通貨)相場ではビットコイン(BTC)が下降チャネルをブレイクアウトした。16日には賛否両論渦巻くミームコインが相場を牽引する場面も。
12:00
世界最大の証券清算機関DTCC、チェーンリンク活用した「Smart NAV」を実験
世界最大の証券清算・保管機関DTCCは、チェーンリンクを活用した「Smart NAV」の実証実験を行った。JPモルガンなど金融大手10社が参加している。
11:10
Slash Fintech、暗号資産決済でVプリカ販売サービス開始 NFT特典も実施中
Slash FintechがVプリカ販売サービスを開始。暗号資産(仮想通貨)決済でVプリカ購入可能。特典としてSlash Genesis NFTをプレゼント。利用方法から使い方まで解説。
10:00
ブラックロックのビットコインETF、アナリストが高評価
ブラックロックの仮想通貨ビットコインETFの購入者数は記録的な数字であると、ブルームバーグのシニアアナリストが高評価。レポートが提出され、ビットコインETFのパフォーマンスを分析した。
09:30
SECの仮想通貨保管ガイドライン覆す決議案、米両院で可決
米連邦議会上院は、下院に続き、SECが発行した仮想通貨の保管に関する会計公報を覆す決議案を可決した。議員やSECがコメントを発表している。
08:35
TON基盤の「Notcoin」、800億トークンをエアドロップ
仮想通貨NOTトークンはエアドロップの実施に際しBybitやOKX、バイナンスに新規上場した。現在0.0075ドルで取引されている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア