年俸の一部をビットコインに
米NFLチームのグリーンベイ・パッカーズのベテランQBであるアーロン・ロジャース選手は2日、38億円相当の年俸の一部を暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)として受け取る方針を示した。また、ファンに100万ドル(1.1億円)相当のビットコインを配布することも併せて発表した。
I believe in Bitcoin & the future is bright. That's why I’m teaming up with Cash App to take a portion of my salary in bitcoin today.
— Aaron Rodgers (@AaronRodgers12) November 1, 2021
To make Bitcoin more accessible to my fans I’m giving out a total of $1M in btc now too. Drop your $cashtag w/ #PaidInBitcoin & follow @CashApp pic.twitter.com/mstV7eal04
アーロン・ロジャース選手はパッカーズのベテランQB。2020年を含む過去3シーズンでNFL MVPになった経歴を持つ。また、現役QBとしてはトム・ブレイディに次ぐ2位のタッチダウン数(429)を誇る。
ロジャース選手は以下のようにコメント。ビットコインに対する偏見を払拭するためにフォロワーに1億円以上のビットコインを配布するとした。
私は最近CashAppと提携した。これを通じて、NFLの給料の一部を初めてビットコインで受け取ることができた。
ビットコインは新しい概念であり、敷居が高いと思われがちだが、ファンの皆さんにもっと身近に感じてもらうために、100万ドル相当のビットコインをプレゼントする。
過去にも年俸の一部をビットコインとして受け取る意向を示した選手はいたが、いずれも実現する前に解雇されていた。また、ロジャース選手は2018年に総額1億3,400万ドルの4年契約を締結していたため、ビットコインで年俸を受け取る選手としては過去最大規模の選手となる見込み。
なお、ロジャース選手がビットコインで受け取る年俸の割合は明かされていない。
現役最強QBと称されるトム・ブレイディ氏も9月にビットコインで年俸を受け取りたい意欲を示していた。
関連:NFLのレジェンド、記念球返還したファンにビットコイン贈呈