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カーブダオトークン(CRV)|投資情報・リアルタイム価格チャート

基礎情報

Curve(CRV)の概要

Curveは2015年、ロシアの科学者Michael Egorov氏が創設者兼CEOとして設立。2020年8月にローンチされた分散型取引所(DEX)の「Curve Finance(カーブファイナンス)」は、DeFiの主要プロジェクトの一つとして数えられる。

Curve Financeでは、AMM(Automated Market Maker:自動マーケットメイカー)を採用している。AMMでは、取引所内にプールされている通貨の量から、自動的に計算された価格に応じてスマートコントラクト取引ができる。

スマートコントラクトでは、トレーダー同士が通貨のやり取りをするのではなく、取引所に預けられている通貨量に応じて価格を決定し、トレーダーとやり取りを行う役割を持つ。これによって仲介者は必要なく、取引時間が早くなり、手数料も削減できるといった利点がある。

独自トークンCRV

Curve Financeは、独自トークンであるCRVを発行しており、総供給量は約33億CRVに設定されている。

CRVの用途としては、流動性マイニングの報酬として受け取ることのできる役割、そしてCurve Finance上でのガバナンストークンとしての役割の2つだ。

ガバナンストークンとしてのCRVの保有者は、Curve Finance上のコミュニティガバナンスで、プロトコルへの変更を提案したり、意見を投じたり、他者によって提案された変更案を実装するかどうかについて投票することができる。

特徴

Curve Financeは、ステーブルコイン同士の取引(スワップ)を効率的に行うよう設計されたDEXだ。スリッページの許容範囲をユーザー自身で設定できるといった、低スリッページ実現の仕組みが実装されている。

基本的な仕組みは他のAMM型のDEX同様、流動性プールを仲介させている。プールに対して流動性を供給したユーザーに対しては、一定の報酬が付与される仕組みだ。

また、Curve Financeでは取引手数料(ガス代)が低いことも特徴の一つだ。競合の分散型取引所でもステーブルコイン同士の取引を行なう取引所は存在しているものの、Curve Financeでは、競合と比べてもより安価な取引手数料でのステーブルコインスワップが可能となっている。

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