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15日朝の金融市場短観|NYダウ底堅い、仮想通貨TWTは前週比+150%

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11/15(火)朝の相場動向(前日比)

    暗号資産

  • ビットコイン:16,319.9ドル -0.2%
  • イーサリアム:1,219.5ドル +0.9%
  • ソラナ:14ドル +3.5%
  • TWT:2.45ドル +14.9%
  • 伝統金融

  • NYダウ:33,751ドル +0.01%
  • ナスダック:11,266ドル -0.50%
  • 日経平均:27,963円 -1.06%
  • 米ドル指数:106.8ドル +0.42%
  • 米国債10年:年利回り3.87% +1.13%
  • WTI原油先物:85.17ドル -4.20%
  • 金先物(ゴールド):1,774.6ドル +0.30%

今日のニューヨークダウ平均は横ばい。先週10日発表の10月CPI数値はインフレ伸びの鈍化を示し、タカ派のFRB利上げペースへの懸念が大きく後退。

ブレイナードFRB副議長は14日、「おそらく利上げペースを減速するのが間もなく適切になる」、「われわれは多くのインフレ対策をとってきたが、追加でしなければならないこともある」と述べた。13日のウォラーFRB理事の発言に続き、次回政策会合で利上げペースの減速を検討する可能性があることを示唆した格好だ。現在、12月のFOMCが0.5%の利上げを発表する確率は80%になっている。

また、15日には米10月生産者物価指数(PPI)が発表予定。前回10月発表のPPI(8.5%)は前月比で0.4%の上昇率で、コアPPI(7.2%)は0.3%高。10月CPI値に続きコアPPIの減速が確認されれば0.5%利上げの根拠はより補強されるだろう。

関連投資家のリスク回避強まり仮想通貨の資金抜け加速、アラメダ関連銘柄中心に大幅続落

仮想通貨市場では、FTXの経営破綻が業界に広く波及し続けているが、一部の銘柄は反発する場面も見られた。

昨日業界最大手取引所バイナンスが業界復興に向けた「リカバリーファンド」設立を発表したことを受け、FTXショックから多大な影響を受けたソラナ(SOL)は一時20%高。FTXをはじめとする集権型取引所の流動性危機から高まる資産の自己管理に対する意識と需要などを受け、バイナンスCZが提唱する「自己管理型ウォレット」であるTrust WalletのネイティブトークンTWTは過去一週間で150%以上の上昇幅を記録した。

関連バイナンス、業界支援で事業再生ファンド設立へ

一方、イーサリアム共同創設者のヴィタリックは12日に、375万ドルに相当する3,000ETHを平均価格1,250ドルで売却したことが明らかになった。

出典:バイナンス

(14〜15日)FTX/アラメダ関連の主な動きは以下通り。

    FTX運用関連

  • VisaがFTXカードとの提携関係を終了
  • バイナンスが多くのFTT通貨ペアを廃止予定
  • 関係者情報

  • BlockFiが債務などでFTXの「重大なエクスポージャー」があると明かす
  • ヘッジファンドIkigaiの大部分の資金がFTXに拘束
  • ソラナ財団:1%(100万ドル)分の現金がFTXに拘束
  • ソラナ財団:343万FTTと1.34億SRMがFTXに拘束
  • 規制動向

  • ニューヨーク州南地区連邦検察事務所がFTXを調査開始
  • 法執行機関の要請下でPaxosがFTX関連の11,184.38PAXGを凍結

関連仮想通貨市場に激震、アラメダショックとFTX騒動の動向まとめ

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仮想通貨・ブロックチェーン関連株(前日比/前週比)

  • コインベース・グローバル|53.22ドル(-7.38%/-7.4%)
  • マイクロストラテジー|165.9ドル(-5.30%/-5.3%)
  • ロビンフッド・マーケッツ|9.56ドル(-8.69%/-8.7%)

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