CoinPostで今最も読まれています

「STEPN GO」、フィットネスアプリSTEPN運営FSLが続編を発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

STEPN GOを発表

「Move to Earn(運動して稼ぐ)」アプリ「STEPN(ステップン)」のプロジェクトは23日、新たなソーシャルライフスタイルアプリ「STEPN GO」を発表した。

これからテストを行って段階的にリリースしていくため、正式なローンチはまだ先になる。新しいトークンを導入したり、スニーカーのレンタルシステムを導入したりなどして、STEPNを発展させた続編アプリになるようだ。

関連暗号資産を歩いて稼ぐ、フィットネス系NFTゲーム「STEPN」とは

現時点で公式サイトとホワイトペーパーがすでに公開されている。STEPN GOの目的は、世界の人々をつなぐこと。運動することで報酬を得られることはSTEPNと同じだが、今回は他のユーザーとつながるソーシャルな要素を導入する。

STEPN開発企業Find Satoshi Lab(FSL)の共同創設者Yawn Rong氏は、ソーシャルアプリとして成功するには多くの利用者が必要になるとし、最初は1,000万ユーザーの獲得を目指すと説明した。

正式なローンチ前にSTEPN GOを試したいユーザーは、近くテスト版が利用できるようになる予定。最初は6,000足限定でスニーカーが準備され、GMTトークンをロックすることでスニーカーを入手できるチャンスが得られる。

なお、既存のSTEPNユーザーが今後どうなるのかについて詳細が確認できないが、段階的にSTEPN GOをローンチする理由の1つに「統合をスムーズに行うこと」を挙げている。そのため、この詳細もこれから説明があるとみられる。

関連STEPNとアディダス提携、NFTスニーカーリリースへ

STEPN GOの特徴

STEPN GOに導入される新しいトークンは「GO GAME TOKEN(GGT)」。ユーザーはスニーカーを入手して運動することで、報酬としてGGTトークンを稼ぐことになる。

もう1つ大きな特徴は、「Haus System」という仕組みが導入されること。これが、家族や友人らにスニーカーを貸したり、エネルギーを共有したりできる機能である。もちろん、このユーザー間で報酬を分割することも可能だ。

ほかにも、暗号資産(仮想通貨)の知識がない人でも利用を始めやすくした。STEPN GOは、Eメールアドレスを使って「FSL ID」を取得して使うこともでき、Web3特有のシードフレーズなどを管理する必要をなくすという。これを実現する仕組みがスニーカーを借りられるHaus Systemである。

今後の計画についてはホワイトペーパーにロードマップを掲載しているが、具体的に時期が記載されているのは24年5月の「ホワイトペーパー公開」と「公式サイト公開」まで。その後は、以下のような内容を予定している。

  • アルファ版、その後にベータ版のローンチ
  • GGTとGMTを取り扱うDEX(分散型取引所)の構築
  • スニーカーレンディング機能の提供
  • アップルウォッチ・スマートウォッチへの対応
  • 25年から26年のロードマップリリース

関連GMTの買い方|STEPNやGasHeroで使われる仮想通貨の将来性、GSTとの違いを解説

DEXとは

「Decentralized EXchange」の略。ブロックチェーン上に構築された、中央管理者がいない取引所を指す。

▶️仮想通貨用語集

なお、STEPN GOのアルファ版のローンチは24年3Q(7月から9月)になると報じられている。

関連STEPN、ソラナスマホ保有者にコラボスニーカーを配布

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
09/19 木曜日
17:48
「SECの仮想通貨規制は市場混乱を招く」米下院公聴会で厳しい批判
米国下院金融サービス委員会の公聴会で、証券取引委員会は「仮想通貨市場に更なる混乱と不確実性をもたらした」として、厳しく批判された。元SEC委員の証言では、議会主導の包括的な規制枠組みの必要性が強調された。
17:39
ゼロ知識証明の利点と課題:汎用性の高さと多彩なユースケース|WebX2024
WebX2024で業界トップの専門家が、ゼロ知識証明の可能性について語った。スケーラビリティ、プライバシー、セキュリティの向上から、AIや金融分野での革新的応用までの幅広いトピックで意見を交換した。
14:30
テザー社、これまでに不正ウォレット凍結で160億円を回収 市場シェアは75%に到達
テザー社が不正資金対策の成果を報告。世界180の当局と協力し、1,850以上のウォレットを凍結。USDTの市場シェアは75%に拡大。
14:08
FOMC後に上昇加速したビットコイン相場をプロが解説|寄稿:仮想NISHI
米連邦公開市場委員会(FOMC)後に上昇した暗号資産(仮想通貨)相場の今後の展望は? ビットコイン相場とデリバティブの最新データについて、SBI VCトレードのアナリスト「仮想NISHI」が解説した。
13:20
ソラナスマホ「チャプター2」、「Solana Seeker」へと改名 Helium無料サービスなど搭載
ソラナラボ傘下のスマホ子会社「Solana Mobile」は19日、二代目のスマートフォン「チャプター2」を「Solana Seeker(ソラナシーカー)」へとリブランディングしたことを発表した。
12:55
Bitgetら2社、TONへの42億円の投資を発表
TONエコシステムの発展を支援することを目的に、BitgetとForesight Venturesが42億円の投資を発表。仮想通貨TONを大口保有者から入手することで投資を行うという。
11:20
三菱商事のDREAMが推進する不動産投資、トークン化されたSTファンドの新たな展開
ダイヤモンド・リアルティ・マネジメント株式会社、みずほリース株式会社、およびエムエル・エステート株式会社は18日に、適格機関投資家向け不動産STOファンドを組成した。
09:45
米SEC、仮想通貨DeFiプラットフォームRari Capitalと和解
SECがRari Capitalの利回りサービスの問題点を告発・和解。未登録ブローカー活動や誤解を招く宣伝などで和解に至った経緯を解説。
08:25
米FRB、0.5ポイントの大幅利下げを決定
米FRBはFOMCの会合で0.5ポイントの大幅利下げを決定。金融政策の転換がビットコインなどの仮想通貨相場の追い風となるか注目が集まっている。
08:05
米国初、ルイジアナ州政府 ビットコインライトニングに対応 
ビットコインの支払いの仕組みについては、政府間取引のための仮想通貨変換サービス「Bead Pay」によって米ドルに変換される。政府としては、ビットコインを直接保有したりしない。
06:55
トランプ氏、ニューヨークのバーで初めてのビットコイン決済
米国のドナルド・トランプ前大統領は18日、大統領選に向けたキャンペーンで、ニューヨーク市のバー「PubKey Bar」を訪問し仮想通貨ビットコインを使ってチーズバーガーを購入した。
06:20
仮想通貨ALEOとZETA、コインベースへ新規上場 価格高騰
仮想通貨取引所大手のコインベースは19日、2銘柄の新規上場を発表した。ZETAは価格が高騰している。
09/18 水曜日
16:52
「ビットコインはリスク資産ではない」ブラックロック幹部が指摘
ブラックロックのデジタル資産責任者が、ビットコインの誤った認識を指摘。リスク資産ではなく非相関資産であると主張し、機関投資家教育の重要性を強調した。
14:00
シンガポール最大銀DBS、仮想通貨オプション提供へ
年内に提供か シンガポール最大の銀行であるDBSは17日、2024年第4四半期(10〜12月)から機関投資家と富裕層向けに暗号資産(仮想通貨)のオプション取引と仕組み債を提供す…
12:50
Wintermute、米国選挙の予測市場開始へ トランプとハリストークンを上場
Wintermuteが米国選挙予測市場をまもなく開始する。イーサリアムなど複数ブロックチェーン対応。トランプ氏とハリス氏の勝利予測動向も解説。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア