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UAE政府系ファンドCEO、仮想通貨の将来性を評価

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

UAE政府系ファンド

アラブ首長国連邦(UAE)の政府系ファンド「ムバダラ投資会社」が暗号資産(仮想通貨)・ブロックチェーン領域を高く評価していることがわかった。同ファンドのCEOがCNBCとのインタビューで見解を明らかにした。

ムバダラ投資会社はUAEの初代大統領であるザーイド・ビン・スルターン・アール・ナヒヤーン氏が1984年に設立した石油系投資企業IPICに歴史を持つ国営の投資企業。ムバダラ開発企業と2017年に合併して誕生した現在に至る。公式サイトによれば、資産運用額(AUM)は約28兆円(2,430億ドル)にのぼり、同国では3位の規模を誇る。

ソブリンファンドとは

(SWF:Sovereign Wealth Fund)は政府が出資する政府系投資機関が運営するファンドを指す。 別称、政府系ファンド。

原資となる公的資金は、国有天然資源から得られる利益や中央銀行の外貨準備高に大別される。

▶️仮想通貨用語集

同ファンドのKhaldoon Al Mubarak CEOは13日、仮想通貨業界の見通しについて以下のようにコメントした。

仮想通貨は本物だと思う。2年前は約28兆円(2,500億ドル)だった市場全体の時価総額は今日では約230兆円まで急成長した。

懐疑派は多いが、本物だと捉えている。

また、今後は各国の仮想通貨規制の法整備が新たな資産クラスとしての変化をもたらすと考察。いずれかは規制面が最終的には来ると述べた。

具体的な投資事例は挙げなかったものの、クリプト関連のエコシステムに注目していると説明。ブロックチェーン技術やエネルギー消費などの側面に投資していることも明かした。

UAE以外でも、シンガポールの「Temasek」や西欧ベルギーのSRIWグループなどの政府系ファンドがこれまで仮想通貨・ブロックチェーン領域への投資を行ってきた。

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