CoinPostで今最も読まれています

世界大手WebブラウザのOperaがLedger Capitalと提携を発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

OperaとLedger Capitalが提携
大手WebブラウザOperaとブロックチェーンコンサルティングを手がけるLedger Capitalが提携を発表した。ブロックチェーンアプリケーションのユースケース、Opera製品での活用を見出すべく取り組んでいくとしている。
Operaの仮想通貨への取り組み
Operaはこれまで他の主要なWebブラウザに先駆けて仮想通貨ウォレットをブラウザに組み込むなど、積極的な取り組みを見せてきている。
Operaとは
世界のウェブブラウザシェアランキング8位に入る、ノルウェー発祥の大手ウェブブラウザである。現在は中国の奇虎360に6億アメリカドルで売却され、同社の傘下となっている。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

OperaとLedger Capitalが提携

ウェブブラウザOperaの開発元であるOpera社が、Ledger Capitalと提携することを発表しました。

Ledger Capitalはブロックチェーンのコンサルティングなどを行う会社として知られています。

これによりブロックチェーンのアプリケーションのユースケースを模索し、またOpera製品とエコシステムへのブロックチェーンの適用を試みていくとのことです。

Ledger CapitalのDing’an Fei氏は以下のように述べています。

Operaはブラウザに仮想通貨ウォレットを組み込んでいたり、またBitmainのような世界最大手の仮想通貨関連企業からの出資も受けているなど、Webブラウザの中でも特に最先端を行っています。 Operaの大規模なエコシステムと技術を活かして、ユーザーの基盤とそのブロックチェーンを拡大していけることを楽しみにしています。

Operaの仮想通貨への取り組み

Operaはこれまでも報道されているように、主要なWebブラウザとしては初めて仮想通貨ウォレットを組み込んだものとなっており、担当者は仮想通貨決済は携帯電話でのデジタル決済のようなもの、と話していました。

同担当者は、この機能によって販売事業者やコンテンツのクリエイターにさらなる可能性をもたらしていると話しています。

今年の7月にはアンドロイド版の仮想通貨ウォレット搭載のブラウザもリリースしています。

これに関連してOperaは今月、仮想通貨ウォレット内蔵のデスクトップ版ブラウザLabの特別エディションを発表していました。

このエディションでは、アンドロイドスマホと連携して、Web3.0やDappsでの取引の承認をブラウザで行うことができるようになっています。

昨年12月、Operaは仮想通貨マイニング関連の広告をブロックするようにデスクトップ版で設定し、さらにそれをスマホ版にも拡大しました。

同様に大手WebブラウザのFirefoxも先月、勝手にPCなどの電力を使ってマイニングを行うウイルスを今後のバージョンではブロックすると発表しています。

Operaは1995年にノルウェーで設立された会社で、昨年2017年には1億2890万ドル(約146億円)、そのうち純利益は610万ドル(約6億9000万円)となっています。

また、今年はじめ時点で同社のユーザー数は全世界で3億2200万人にのぼるとされています。

今年の6月、Operaはアメリカの株式市場に上場の申請を行っており、これによって新たに1億1500万ドル(約130億円)の資金調達を行う狙いです。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
05/17 金曜日
17:34
東京ビッグサイトで第5回ブロックチェーンEXPO【春】開催へ 無料申し込み募集開始
東京ビッグサイトで、日本最大級のブロックチェーン専門展である第5回ブロックチェーンEXPO【春】が開催されます。最新の研究からアプリケーションまで、ブロックチェーン技術のすべてが一堂に出展するイベントは必見です。
13:00
ワールドコイン、秘匿化技術で生体認証データの保護・オープンソース化を発表
暗号資産(仮想通貨)でベーシックインカム実現を目指す、ワールドコイン・ファンデーションが生体認証データ保護にSMPC技術を導入。そのシステムをオープンソース化した。セキュリティとプライバシーを強化するとともに、システムの普及拡大を目指す。
12:32
短期トレンド変化のビットコイン続伸なるか、ミームコインが牽引する場面も
CPI発表で急反発を見せた暗号資産(仮想通貨)相場ではビットコイン(BTC)が下降チャネルをブレイクアウトした。16日には賛否両論渦巻くミームコインが相場を牽引する場面も。
12:00
世界最大の証券清算機関DTCC、チェーンリンク活用した「Smart NAV」を実験
世界最大の証券清算・保管機関DTCCは、チェーンリンクを活用した「Smart NAV」の実証実験を行った。JPモルガンなど金融大手10社が参加している。
11:10
Slash Fintech、暗号資産決済でVプリカ販売サービス開始 NFT特典も実施中
Slash FintechがVプリカ販売サービスを開始。暗号資産(仮想通貨)決済でVプリカ購入可能。特典としてSlash Genesis NFTをプレゼント。利用方法から使い方まで解説。
10:00
ブラックロックのビットコインETF、アナリストが高評価
ブラックロックの仮想通貨ビットコインETFの購入者数は記録的な数字であると、ブルームバーグのシニアアナリストが高評価。レポートが提出され、ビットコインETFのパフォーマンスを分析した。
09:30
SECの仮想通貨保管ガイドライン覆す決議案、米両院で可決
米連邦議会上院は、下院に続き、SECが発行した仮想通貨の保管に関する会計公報を覆す決議案を可決した。議員やSECがコメントを発表している。
08:35
TON基盤の「Notcoin」、800億トークンをエアドロップ
仮想通貨NOTトークンはエアドロップの実施に際しBybitやOKX、バイナンスに新規上場した。現在0.0075ドルで取引されている。
08:00
「BTCの短期の上値余地は限定的」JPモルガン
仮想通貨ビットコインの短期の上値余地は限定的であるとJPモルガンは予想。他にもビットコインの生産コストやマイナーの状況を分析した。
07:10
モルガン・スタンレー、420億円相当のビットコインETFを保有
米金融大手のモルガン・スタンレーが第1四半期の時点(3月末まで)で、420億円相当の仮想通貨ビットコインの現物ETFを保有していたことが13F書類で確認された。
06:20
ソラナ基盤のリステーキングSolayer、わずか45分で目標の31億円入金上限額を達成
Solayerの「epoch 0」は招待のみのアクセスで、仮想通貨ソラナネイティブステーキング、mSOL、JitoSOL、bSOL、INFのステーキングを対象としたもの。TVLが最も高いのは、mSOLで、833万ドルに達した。
05:45
コインベース、3つのソラナ銘柄の永久先物提供
米仮想通貨取引所大手コインベースは16日、3つのソラナ基盤の銘柄のパーペチュアル先物取引を新たに提供した。JupiterやJitoが対象となった。
05/16 木曜日
15:14
アークとフィデリティが牽引するビットコインETFの資金流入
米国のビットコイン現物ETFに巨額の資金流入が2日間続いている。直近ではブラックロックのiシェアーズ・ビットコイン・トラスト(IBIT)への資金流入が一服した一方、ARKBとFBTCが注目され、累積純流入額は121億ドルに達した。暗号資産(仮想通貨)投資信託に対する直近の流入動向を分析。
14:30
メタマスク、ボット対策の取引機能を提供開始
米Web3ソフトウェア企業Consensysは、 仮想通貨ウォレットのMetaMaskで同社が開発した新技術「スマート・トランザクション」が利用可能になったと発表した。
14:10
米デリバティブ大手CME、ビットコイン現物取引の提供を計画
現物の仮想通貨ビットコインへの直接アクセスは、規制された最大のデリバティブプラットフォームを通じて、金融商品として本格的な普及につながる見込みだ。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア