Rarible(RARI)の概要
2020年初頭に創業したRaribleは、モスクワを拠点とする大手NFT(非代替性トークン)マーケットプレイスだ。
簡単にNFTを発行できるがゆえに、大量のNFTが発行・流通している。ウォレットを登録することで誰でも難しいツールを使わずにNFTを発行でき、ユーザー数の増加とともに急成長を遂げた。
特徴
専門知識やコーディングスキルがなくても、デジタルアートなどのコレクションを制作・販売できる。
またイーサリアム、テゾス、フロー、ポリゴン、ソラナの5つのブロックチェーンに対応するマルチチェーンNFTマーケットプレイスであることも特徴のひとつ。
RARIトークン
Raribleは、独自トークンである「RARI」を20年7月にローンチ。 RARIは、イーサリアム上のERC-20規格、およびERC-721規格に基づくトークンだ。
RARIトークンの総供給量は25,000,000が上限として設定されており、Raribleで取引する際の手数料としてだけでなく、Raribleでの投票権(ガバナンストークン)としての用途も持つほか、ロイヤリティの設定も可能となっている。
RARIトークンは、海外の大手暗号通貨(仮想通貨)取引所であるCoinbaseや、分散型取引所(DEX)Uniswapなどで売買されている。