Behance、ソラナNFT対応へ
大手ソフトウェア企業Adobeは8日、傘下のSNSプラットフォームBehanceにてソラナ(SOL)NFT(非代替性トークン)への対応を発表した。
新機能の対応を発表したのはAdobeのVPであるWilliam Allen氏。
Our mission at @Behance has been steadfast for over a decade: help creatives build their careers on their own terms. Some choose to freelance, some want full-time gigs, some offer subscriptions, some sell templates, some livestream, and others sell NFTs. (1/8)
— williamallen.eth (@williamallen) March 7, 2022
BehanceはAdobeの提供するデザイナーなどのクリエイター向けSNS。ソラナ基盤のファントム(Phantom)ウォレットを保有しているユーザーはBehance上で自身の作成したNFTデザインをポートフォリオの一部として表示が可能となる。
Adobeは21年10月よりNFTコンテンツの真正性を証明する「コンテンツクレデンシャル機能(Content Credentials)」をリリースしたばかり。Photoshopなどで制作した作品をNFT化した際には、作成者のプロフィールが紐づけられるシステムだ。
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Allen氏は近日中には、ソラナアドレスもContent Credentialsへの対応を開始する予定だと語った。また、ソラナ以外のチェーンにも対応する方針を示唆した。
コンテンツ証明の重要性
Adobeとパートナーシップ提携を締結しているのは以下の大手NFTマーケットプレイス。NFTの来歴や本当の作者を証明できるようにしている。
- OpenSea
- Rarible
- SuperRare
- KnownOrigin
一部のNFTプロジェクトでは、著作権侵害に該当し得る二次創作も発生しており、アーティストの知的財産権(IP)の維持が課題になっており、トラブルを避ける狙いがある。
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