- ゴールドマンサックス、仮想通貨業務を拡大へ
- 米ゴールドマンサックスが、新たな仮想通貨ビジネスの立ち上げに向け、新たな人材を募集。今までにない革新性を追求するとし、世界中の優秀な人材の発掘に注力している。
ゴールドマンサックス、仮想通貨業界に本格参入か
米大手銀ゴールドマンサックスが、新たな仮想通貨ビジネスの立ち上げに向け、新たな人材を募集している。仮想通貨メディアThe Blockが報じている。
その新事業では、仮想通貨デリバティブなどの取引を扱う分野ではなく、銀行を対象とした新たな仮想通貨の利用を計画しているとのことだ。ただ、その詳細は明らかではない。
求人要項には、以下のように記述されている。
デジタル資産チームのプロジェクトマネジャーは、ビジネス範囲やビジネスの方向性を定義づける役割を担う。
短く言えば、我々は、今までにない革新を進めるため、世界の優秀な人材を探している。
ゴールドマンサックスの動向
フランスのニュースメディアLes Echosが先日行ったインタビューで、「ゴールドマンサックス」のCEO David Solomon氏は独自通貨の発行の計画を明かしている。
Solomon氏は、同じ米大手銀のJPモルガン・チェースが独自仮想通貨「JPMコイン」を発行する計画を進めているが、同行も資産のトークン化やステーブルコインに関して、かなりの調査を行なっているとのことに言及した。
また同氏は以前、「仮想通貨取引デスクを開設する計画は一切ない」と以前に語っているが、規制環境の向上を条件として「将来的な仮想通貨取引デスク開設の可能性」を肯定した。
今回、求人情報が明らかとなったことで、ゴールドマンサックスは、仮想通貨業界参入に向け、より本格的な動きを見せていることが見受けられる。