はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

リップル最重要カンファレンス『SWELL 2018』特集|仮想通貨XRP価格への影響は

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

米リップル社主催のカンファレンス「SWELL」
米リップル社が主催する国際カンファレンス「SWELL 2018」が開幕間近。米国の元米大統領のビル・クリントン氏を筆頭に、サウジアラビアやブラジルの中央銀行責任者らが登壇することで、金融市場からも高い関心を集めている。

米リップル社主催のカンファレンス「SWELL」

SWELLとは、米Ripple社が主催する国際カンファレンスの名称で、「巨大な波(XRP革命の大きさ)」を意味する用語だとされてます。世界各国における、政治・経済界、銀行業界、ブロックチェーン業界のリーダーが一堂に介し、「送金の未来」について議論する場です。

昨年はカナダの主要都市「トロント」で、10月16〜18日に開催されましたが、今年は、リップル社の本拠地である、アメリカ合衆国のサンフランシスコで、10月1日〜2日にかけて2日間開催されます。

日本と米国サンフランシスコとの時差は約16時間であり、「SWELL」1日目の開幕時間は、「日本時間10/1 23:00(現地時間10/1 7:00)」となっています。

SWELL関連記事一覧

「SWELL」に関するCoinPostレポートは、こちらにまとめていきます。

公開日時 記事内容
SWELL(前日)
リップル『SWELL 2018』前夜にRippleNet委員会発足|イベント内容はYoutube発信予定
SWELL(1日目)
リップル社SWELLが開幕:1日目内容まとめ|xRapidの商用化を新発表・クリントン氏の発言も掲載
SWELL(2日目)
リップル社 SWELL2日目まとめ|XRPの有価証券問題など規制討論、700社を対象とする調査書も公開
10/1(関連記事)
リップル『SWELL 2018』前夜にRippleNet委員会発足|イベント内容はYoutube発信予定
10/1(関連記事)
bitbankが注文殺到時の新ルール発表|SWELLを控える仮想通貨XRP(リップル)への対応か

Ripple社は、各SNSを通じて「SWELL」情報を発信する予定なので、チェックしておきましょう。

Ripple公式 URL
公式サイト
https://ripple.com/insights/
Twitter
https://twitter.com/Ripple
Facebook
https://www.facebook.com/ripplepay/
Linkedin
https://www.linkedin.com/company/ripple-labs/
YouTube
https://www.youtube.com/c/Ripplepay

主な登壇者

「SWELL 2018」では、米国の元大統領(42代目)「ビル・クリントン」氏を招致するほか、リップル社取締役で、米国のオバマ前大統領の下で国家経済顧問を担当した「ジーン・スパーリング」氏らが登壇するということもあり、昨年に続き、開催前から大きな反響を呼んでいます。

出典:Swell公式サイト

出典:Swell公式サイト

その他にも錚々たる面々が名を連ねており、イベントの重要度を如実に物語っていると言えるでしょう。

エド・メッツガー スペイン最大の商業銀行、サンタンデール銀行の技術革新責任者
MOHSEN ALZAHRANI サウジアラビア通貨当局のイノベーション担当責任者
ジャスティン・フェラビー Payments Canadaの最高執行責任者
マルセロ・ヤード ブラジル中央銀行の最高情報責任者

Swell 2017の模様

昨年は、米国の中央銀行制度であるFRB(連邦準備制度)議長を長年務めた「ベン・バーナンキ(在任:2006年-2014年)」氏が登壇しました。

カンファレンス初日に「ビル・ゲイツ財団」との提携を発表した上、2日目には日本の大手企業である三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)や、SBI Ripple Asiaを設立したSBIホールディングスの重役らが登壇するなど、XRPプロジェクトに携わる有力筋を確認することができます。

価格への影響は

2017年10月のXRPチャート

昨年のXRP価格は、イベント当日のカウントダウンに合わせて一時高騰するも、材料出尽くしで大きく売られた格好となりました。(その後、年末年始の仮想通貨バブルで大暴騰)

このような現象は株式市場でもよくあることで、思惑先行でハードルが上がりすぎた場合は、イベント当日に利確売りが相次ぐため、値動きとしてはそう珍しくありません。基本的には、事前に高騰してMA乖離率が高まっている場合は、イベント開始時の「事実売り」を警戒する必要があると言えるでしょう。

ただし、昨年と大きく異なるのは、”仮想通貨元年”と呼ばれ、仮想通貨市場全体の時価総額が年間を通して跳ね上がった「上げ相場」の2017年と比較して、2018年は正反対の「下げ相場」であるという点です。

現に、リップル(XRP)の価格は、2018年1月上旬に記録した年初来高値の400円台から、2018年9月以降何度かマークした20円台後半にまで実に-90%以上の大暴落を記録していることから、すでに底値圏にあるのではという見方もあり、もし2日間のイベント期間中に何らかのサプライズが発表された上、そのインパクトがアナリストや投資家の想定する「市場コンセンサス」を上回った場合は、この限りではありません。

基本的に、アルトコインは基軸通貨であるビットコイン(BTC)価格に連動するため、同じく底値圏に低迷しているビットコインに関する良ファンダ(好材料)次第では、年末にかけてアルトコイン全体における「買い戻しの動き」が活性化する可能性も考えられます。

いずれにせよ、「SWELL 2018」は、投資家のみならず、各国の金融マーケット関係者からも大きな関心と注目を集めており、動向を注視する必要があると言えるでしょう。

CoinPostの関連記事

リップルはSWELLに本気!その理由と3日間の予定を解説
SWELL直前、リップルの直近の動向や3日間のSWELLの内容等をまとめた特集記事です。SWELL1日目ではRipple社が「デジタル資産による決済について」を発表しました。
ついに仮想通貨XRPの本格始動か?約1ヶ月でのxRapidの商業普及化をリップル社Sarbhai氏が示唆
9月17日にリップル社でアジア太平洋地域規制対応責任者を務めるSarbhai氏がCNBCのインタビューに応じ、今後xRapidの商業普及を示唆した。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/11 土曜日
14:30
13:20
ビットコインの年間の実現純利益が継続的上昇、今後の動向は=CryptoQuant
CryptoQuantが週間レポートで仮想通貨ビットコインの利確の動きは低調であるとして今後も上昇継続の可能性を予想した。一方、市場はトランプ関税発言で急落したところだ。
12:00
ケニア最大級のスラム街でビットコインが広がる理由|Afribit創業者インタビュー
ケニアの貧困地域で広がるビットコイン活用。なぜ使われ、どんな課題があるのか。現地取材による5つの質問と回答で、仮想通貨の実態をわかりやすく紹介。
10:45
「トランプ・ショック」でアルト市場に異常値 ATOMが一時0.001ドルまで暴落
トランプ大統領の対中関税警告で一部アルトコインがバイナンスなどで異常急落。ATOMは0.001ドルまで暴落しSUIは85%下落。過去24時間の清算総額は約3兆円に達した。
10:00
ノーベル平和賞めぐる情報漏洩か、ノルウェー当局が米賭けサイトのトレーダーに関する調査=報道
ノルウェー当局が2025年ノーベル平和賞の結果についてポリマーケットでの情報漏洩を調査している。受賞者マチャド氏は仮想通貨ビットコインの支持者として知られている。
09:45
米賭けサイト「カルシ」、3億ドル調達で評価額50億ドルに 140カ国展開へ
米予測市場カルシが3億ドルの資金調達を完了し評価額50億ドルに到達。セコイアやアンドリーセン・ホロウィッツが参加し事業を140カ国に拡大する計画を発表した。
08:10
世界大手銀行10行、G7通貨のステーブルコイン発行を共同検討
バンカメやゴールドマン・サックスなど世界大手銀行10行がG7通貨連動ステーブルコイン発行の共同検討を開始とBNPパリバが発表した。
07:30
32億円相当の仮想通貨を盗難か Hyperliquidのユーザーが被害者に
Peckshieldは、Hyperliquidのユーザーが32億円相当の仮想通貨を盗難されたことを報告。原因は秘密鍵の漏洩であると分析している。
07:00
キャナリー、XRPとソラナETFの申請を更新も長引く政府閉鎖が影響
米キャナリー・キャピタルがXRPとソラナETFの登録届出書を更新し手数料を0.50%に設定。SEC承認に向け前進するも政府閉鎖で承認プロセスが不透明な状況にとどまる。
06:30
モルガン・スタンレー、仮想通貨ファンドの顧客制限を撤廃=報道
モルガン・スタンレーが仮想通貨ファンドへのアクセス制限を撤廃し全顧客が投資可能にとCNBCが報道。10月15日から退職金口座を含むあらゆる口座で利用可能になる。
06:13
バイナンス創設者CZ氏への恩赦検討が進展 ホワイトハウス内で協議=報道
バイナンス創設者CZ氏への恩赦に関するホワイトハウス内の協議が進展していると報道された。トランプ大統領は恩赦に前向きだが体裁を懸念する声も。
05:45
ビットコイン暴落、1.3兆円規模のロスカット発生 トランプの対中100%関税追加を受け
トランプ大統領が中国製品への関税大幅引き上げを警告し仮想通貨市場が大幅安に。ビットコインは10%下落し市場全体で1250億ドル超の時価総額が消失した。
10/10 金曜日
16:47
ジャック・ドーシーのブロック社、ビットコイン決済・ウォレットソリューション「Square Bitcoin」提供開始へ
ジャック・ドーシー氏率いる米ブロック社が、Squareで仮想通貨ビットコイン決済・変換サービスを開始する。初年度手数料無料で、売上の一部をBTCに自動変換可能だ。
16:09
ビットコイン、2030年までに金と並ぶ中央銀行準備資産に ドイツ銀行が予測
ドイツ銀行のアナリストらが、ビットコインが2030年までに中央銀行の準備資産となると予測した。ボラティリティ低下や規制整備が進む中、ビットコインは、金と共に中央銀行のバランスシートに共存する可能性があると見ている。
15:23
カルビー×SNPIT「じゃがりこ」NFTコラボ発表 10月15日から販売開始へ
ブロックチェーンゲームSNPITとカルビーが「じゃがりこ」NFTコラボを開始。10月15日から段階的に販売。ミントスクロールを使って新カメラBOXを生成可能。価格や販売スケジュールの詳細を解説。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧