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XRP価格上昇:近日のニュースまとめと上昇理由

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

3/5のXRP価格上昇理由を解説
本日、XRPの価格が前日比で20%近い価格上昇を記録しました。価格上昇の背景には、CoinbaseへのXRP上場に期待が高まっていることが大きな要因として挙げられます。
直近のRipple社の動き
2018年に入り、Ripple社のプロダクトがより多くの企業に採用されるようになりました。直近では、3/1に世界的な国際送金プロバイダーがxRapidのテスト採用を決定しました。

チャート画像出典:Coingecko

3/5本日、XRPが前日比で20%近い価格上昇を記録しました。

XRPの取引量の比率は、韓国のBithumb(KRW)が約25%、Binance(BTC)とBitfinex(USD)が各約10%で推移しています。

2018年、Ripple社プロダクトの他社による利用事例が多く報告されており、昨年に増して多くのXRPやxRapidに関するニュースが続いています

本記事では、ここ数日のRippleに関連したニュースと本日の価格上昇理由についてまとめます。

CoinbaseとXRP

Coinbase社は全米最大の取引所として知られており、同社が500人のスタッフを90日間の臨時スタッフとして新たに雇用することを公表しました。

500人の臨時スタッフのうち90人は、3/5から勤務を開始します。

臨時スタッフの大量雇用は、Coinbase社が顧客のリクエストに対応しきれていない現状を鑑み、加えて米連邦理事会がスタッフの増員を要求したことに起因していると考えられます。

しかし、XRPホルダーの中には、この増員が全く違う意図によるもの、すなわちCoinbaseがXRPを取引所に上場させる準備のための増員であることを期待している者もいます。

さらに、Coinbase社のスタッフ増員後の3/6、米ニュース専門放送局のCNBCの番組「Fast Money」で、Ripple社のCEOであるBrad GarlinghouseがCoinbase社のCOOであるAsiff Hirjiと共演する予定です。

スタッフ増員と両社重役の共演が同じタイミングで発表されたことでCoinbaseへのXRP上場に期待が募り、本日の高騰につながったものと思われます。

現在CoinbaseではBitcoin、Etherreum、Litecoin、Bitcoin C ash、Ethereum Classicの5つの通貨が取引可能です。

全仮想通貨の中でも時価総額が3位であるXRPが同取引所に上場しておらず、以前からXRPのCoinbase上場の有無について騒がれていました。

過去には、昨年の12/20にBitcoin Cashの取り扱いを開始し、一時前日比でその価格が2倍まで上昇したことも記憶に新しく、Coinbaseの影響力の高さが窺えます。

全米最大の取引所コインベース、ビットコインキャッシュ取り扱いを開始
CoinBase社は自社Mediumブログでビットコインキャッシュの振り込み、引出、売買を含む完全サポートを発表しました。米最大の取引所に上場されることで流動性や取引量に大きな影響が考えられ、BCHの価格は大きく上昇に転じました。

一方で、Bitcoin Cash上場の際にはCoinbase社員によるインサイダー取引疑惑が浮上し、その対応としてCoinbaseは新規仮想通貨の上場に際し厳格なセキュリティを保っていること、またCoinbase社が近日中に新規仮想通貨を上場させる予定がないことを1月に表明しました。

Coinbaseが現時点では上場する仮想通貨の予定はないと声明を発表
Coinbaseが取引所上場に関する公式発表を行う Coinbaseは、現時点では上場する仮想通貨の予定は...

いずれにせよ、Ripple社のCEO、Coinbase社のCOOが両者の将来ビジョンを番組上で対談することについては大きな意義があり、その動向から目が離せません。

Is This Magic Monday for Ripple (XRP) – Coinbase & CNBC

By David Robledo – March 4, 2018

参考記事はこちらから

ケンブリッジ・グローバル・ペイメント社のxRapid試験導入

ケンブリッジ・グローバル・ペイメント社は国際的な送金プロバイダーであり、年に約200億ドルの国際決済を行なっている企業です。

3/1にRipple社の公式HPで、ケンブリッジ社がRipple社の提供する国際送金ソリューションのxRapidを試験的に利用することが発表されました。

リップル社プロダクト(RippleNet、xCurrent、xRapid、xVia)の違いと採用企業まとめ
リップル社のプロダクト(RippleNet、xCurrent、xRapid、xVia)と採用企業をまとめました。Rippleのプロダクトのうち、XRPが利用されるのはxRapidです。提携企業がどのプロダクトを採用するかに注意が必要です。

同社は世界各国に独自の決済ネットワークを有し、世界に1万3000人を超える顧客を抱えています。

今回の導入テストではグローバル決済におけるブロックチェーン技術の有用性を確かめる意向です。

xRapidを利用した決済フローの導入により、グローバル決済や国際送金が瞬時に行え、ブロックチェーンを活用した国際送金のフレームワークを世界に先駆けて実現するかもしれません

リヒテンシュタイン公国でのXRP取引開始

3/2に、リヒテンシュタイン公国の金融機関であるBank Frick社がXRPを含む5つの仮想通貨の取り扱いを開始しました

多くの取引所での取引とは異なり、仮想通貨の購入は同銀行による完全な規制のもと行われています

仮想通貨の購入には厳しい審査があり、顧客登録のためには本人確認投資資金の出所を明確に提示する必要があります。

Frick社の最高顧客責任者であるHubert Büchelは、当銀行のサービスが欧州全域から需要があり、仮想通貨とブロックチェーンに関連した商品の提供では、コールドウォレットの採用によって多くの顧客が信用して当行が利用できることを強調しました。

Bank Frick is the First Bank to Offer XRP Trading in Liechtenstein

March 2, 2018

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