はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

堅調推移のイーサリアムは前週比3.8%高、1年ぶり大規模障害のソラナが一時急落

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

マクロ経済と金融市場

6日の米NY株式市場は、ダウ平均株価は前日比141.2ドル(0.37%)高、ナスダック指数は11.3ポイント(0.07%)高で取引を終えた。

年初来騰落率で暴落していた米国株の暗号資産(仮想通貨)関連銘柄では、コインベースが2.1%高、ライオットが4.3%高となるなど反発もみられた。

CoinPostアプリ(ヒートマップ機能)

関連:お得に使える、株式市場のおすすめ証券口座ランキング

関連:新NISAのつみたて投資に、「三井住友カード プラチナプリファード」が人気急上昇している理由

仮想通貨市況

暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコイン(BTC)価格は前日比0.31%高の1BTC=42,953ドルに。

BTC/USD日足

ビットコイン(BTC)を大量保有するマイクロストラテジーが、今年1月も850BTC(3700万ドル相当)の買い増しを進め、保有量19万BTCに達したことがわかった。

関連:マイクロストラテジー、1月にビットコインを買い増し 含み益3,000億円強に

イーサリアム(ETH)は前日比2.2%高と比較的堅調に推移する。

ETH/USD週足

Rekt Capital氏はETHの値動きについて、テクニカル的に前向きな兆候がうかがえるとの見立てを示した。

Dencunアップグレードの最終テストネットローンチが近づき、デプロイが無事に完了すると、Dencunのメインネットでの起動日が決定される計画があるほか、イーサリアム現物ETF(上場投資信託)の承認期待も後押ししていると見られる。

関連:イーサリアムDencunアップグレード第2テスト成功、最終テストを2月7日に

Rekt Capital氏はアルトコイン市場の時価総額についても言及。節目のラインをブレイクアウトした場合、第1四半期にかけてハイプサイクルが始まるとした。

暗号資産(仮想通貨)への資金流入を促す観点では、米国の堅調な経済指標を背景に、FRB(米連邦準備制度)による早期利下げの思惑は後退している。パウエル議長は慎重な言い回しながらも、3月の利下げ可能性を事実上否定した。

今年半ばまではリスク資産への資本流入が制限され、売り圧力にさらされる可能性があるとの見方が強まっており、マクロ経済の影響はビットコイン半減期後の相場にも色濃く影響し得るだろう。

中国の景気後退懸念が強まる中、低迷する株式市場からの退避マネーを根拠に中国からの資本流入を指摘する声もある。中国株式の多くをカバーするCSI 1000指数が8%急落したことにも起因するとの見方だ。

CSI指数は2021年に-21.6%、2022年に21.8%、2023年に11%下落しており、世界の投資家が中国株式市場から撤退したことを示唆する。中国当局は空売り規制を強めている。

ロイターは先月25日、一部の中国投資家が暗号資産(仮想通貨)に資金を移し始めていることを報じた。なお、ブルームバーグによると、中国本土と香港の株式市場は前回のピーク時から6兆ドル(900兆円)相当の時価総額を失った。

関連:仮想通貨に軸足移す中国人投資家相次ぐ、深刻な中国株低迷を受け=報道

アルトコイン市場

ソラナ(SOL)ブロックチェーンで、23年2月以来の大規模障害が発生した。

関連:ソラナチェーン、障害で5時間稼働停止

SOL価格は一時4%以上急落したものの、復旧に伴い前日比では0.2%安と軽微な影響に留まった。

なお、資産運用会社CoinSharesの週次レポートによれば、先週の上場投資商品(ETP)への資金流入ではソラナへの流入が1,300万ドルあり、600万ドルのイーサリアムを大きく上回っている。

ビットコインETF特集

ビットコインETFの仕組み、基本から徹底解説 ブラックロックが仕掛けるビットコインETF、投資家必見のポイント
ビットコインETF上場承認後のBTC価格はどう変わる? 米投資会社の資金流入予測 ビットコイン半減期とは?市場価格への影響と注意点
初心者が学ぶべきトレード知識まとめ CoinPostアプリで個人投資家に優位性を

過去に掲載したマーケットレポート一覧はこちら

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/20 木曜日
10:36
米大手仮想通貨取引所コインベース、予測市場・株式取引機能を導入か
米コインベースが12月17日に「新時代」を発表予定。リーク情報から予測市場・株式取引機能の実装が示唆され、カルシとの提携深化やブロックチェーン株式取引の展開が期待される。
10:14
仮想通貨XRP、ステーキングを導入する案が浮上
RippleXのエンジニアリング部門のトップは、仮想通貨XRPへのステーキング機能導入を考察していると説明。ステーキングは報酬が発生する仕組みであり、投資家からも注目を集めている。
09:41
「銀行の仮想通貨保有について、基準見直す必要性がある」バーゼル委員会議長
バーゼル委員会議長がステーブルコインの台頭を背景に、銀行の仮想通貨保有規制の見直しが必要だと発言した。現行の厳格な資本要件の緩和が焦点となっている。
06:48
「ビットコインとはサービスである」Bitwiseが価値の本質を指摘
仮想通貨運用企業Bitwiseの最高投資責任者は、ビットコインはサービスであるとの見方を示した。マイクロソフトと比較しながら、価値の本質を説明している。
11/19 水曜日
18:44
ストラテジーのセイラー会長、ウォール街参入による「ビットコイン弱体化」論を否定 
ストラテジーのセイラー会長がフォックス・ビジネスで、機関投資家の参入によりビットコインのボラティリティが大幅に低下していると発言した。2020年の約80%から現在50%まで縮小し、今後はS&P500の1.5倍程度に収束すると予測している。
18:25
アーク・インベスト、コインベースとサークル株を買い増し
ARK投資のキャシー・ウッド氏、コインベースとサークル株を計720万ドル購入。ステーブルコイン市場の成長を見据え、仮想通貨関連株への投資を拡大。
13:55
ブラジル、仮想通貨のクロスボーダー決済に課税検討 規制強化で抜け穴封じ=報道
ブラジル政府が仮想通貨を利用したクロスボーダー決済への課税を検討している。中央銀行は2026年2月から新規制を施行し、ステーブルコインを含む国際送金を外為取引として扱う方針だが、税収漏れ対策として金融取引税(IOF)の対象とする案が浮上している。
13:35
サークルが「xリザーブ」発表、USDC担保型ステーブルコインを展開可能に
サークルがブロックチェーン間でUSDC担保型ステーブルコインを展開可能にする相互運用インフラ「xリザーブ」を発表した。
13:15
米SEC、2026年度検査で仮想通貨監視を重点項目から削除 規制緩和加速
米SECが2026年度の検査優先事項から仮想通貨監視を除外。トランプ政権下で規制姿勢が執行重視から対話重視に転換。コインベースやリップルとの訴訟解決など、業界への軟化姿勢が鮮明に。
11:35
イーサリアム財団、レイヤー2を単一チェーンのように操作できる「相互運用レイヤー」構想
仮想通貨イーサリアムの財団が複数のL2を単一チェーンのように操作できる相互運用レイヤー(EIL)の構想を解説。現在開発中のEILへの参加を呼びかけている。
10:50
コインベース上のモナドICO、開始23分で65億円弱調達も販売ペース鈍化
コインベースで開始されたモナド(Monad)のトークンセールは、開始23分で64.5億円を調達したが、その後失速。高いFDV評価額やVC比率の高さが投資家の慎重姿勢を招いたとみられる。
10:33
全米初のビットコイン担保地方債、米ニューハンプシャー州が承認
ニューハンプシャー州が全米初のビットコイン担保地方債を承認した。1億ドル規模の債券でデジタル資産が140兆ドル規模の世界債券市場に参入する道を開く可能性が出た。
10:00
ハイパーリキッド・ストラテジーズ、ナスダック上場に向けた合併が延期に
ソネット・バイオセラピューティクスらの合併によるハイパーリキッド財務企業の上場が延期された。株主投票の賛成票が必要数に達していない形だ。
09:45
ビットコインとイーサリアムの現物ETF、資金流出が継続
仮想通貨ビットコインとイーサリアムの現物ETFは、資金が純流出する日が継続している。この点について、ソラナやXRPなどのETFに資金が循環している可能性が指摘された。
08:50
テザー、ビットコイン担保融資企業レドンに戦略投資
テザーがビットコイン担保融資のリード企業Lednに戦略的投資を実施した。Lednは設立以来28億ドル超の融資を実行し、2025年だけで10億ドル超と見込まれている。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧