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週刊仮想通貨ニュース|米商務省の9つのブロックチェーン採用やメタプラネットの新株海外募集に高い関心

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

今週のニュース

この一週間(8/23〜8/29)に最も注目の集まった暗号資産(仮想通貨)ニュースのまとめをお届けする。

今週は、大型Web3カンファレンス「WebX」における暗号資産の金商法移行についてのディスカッション、株式会社メタプラネットの新株海外募集による増資発表、米商務省によるブロックチェーン採用事例に関する記事が最も関心を集めた。


目次
  1. 今週の注目ニュース
  2. 金融相場
  3. アジア特集

今週の注目ニュース

暗号資産の金商法移行 日本の法整備徹底解説|WebX2025(8/25)

WebXでは25日、暗号資産の金商法移行についてディスカッションが行われた。タイトルは「暗号資産の金商法移行 日本の法整備徹底解説」である。(記事はこちら

メタプラネット、新株の海外募集による増資を発表 約1238億円をビットコイン購入に充当予定(8/28)

メタプラネットは27日、海外募集による新株式発行を行って増資することを同日開催の取締役会で決議したと発表。海外募集の主な目的は、ビットコイン(BTC)を大規模に短期間で購入して、ビットコイン純資産価値(BTC NAV)を飛躍的に拡大することである。(記事はこちら

米商務省が経済統計データを9つのチェーンで配信 PythとChainlinkを利用(8/29)

米商務省は28日、連邦政府機関として初めて経済統計データをブロックチェーンに公開すると発表。7月のGDP(国内総生産)データから開始し、GDPやPCEを含む第2四半期の統計をブロックチェーン上で配信している。(記事はこちら

金融相場

ビットコイン1680万円台で軟調推移、ジャクソンホール警戒|bitbankアナリスト寄稿(8/24)

国内大手取引所bitbankのアナリスト長谷川氏が、今週のビットコインチャートを図解し、今後の展望を読み解くレポート。この週のビットコイン対円相場は軟調な推移が続いた。(記事はこちら

強気相場はいつまで続く?仮想通貨のトップアナリスト3人が価格予想|WebX2025(8/26)

WebXでは26日、「ビットコインは1億円になるか? トップアナリスト3人と語るビットコイン相場展望」というセッショントークが行われた。3名のアナリストはそれぞれの価格予測と根拠について独自の見解を披露した。(記事はこちら

アジア特集

「強気相場は2028年まで継続」アーサー・ヘイズがその理由を語る|WebX2025(8/25)

WebXでは25日、著名仮想通貨アナリストのアーサー・ヘイズ氏がオープニングセッションに登壇。米国政府がステーブルコインを国家政策として推進する理由と、これが仮想通貨市場に与える影響について詳しく解説し、現在の強気相場は2028年まで続くだろうと予測している。(記事はこちら

SBI北尾会長×堀江貴文氏対談:ステーブルコイン決済とWeb3メディア変革への展望|WebX2025(8/25)

WebX2025 Day1のBitLending Stageにて、SBIホールディングスの北尾吉孝会長とホリエモンの愛称で知られる実業家の堀江貴文氏による対談が実施された。両氏は、従来の広告依存型ビジネスモデルからの脱却と、ブロックチェーン技術を核とした新たな収益構造の必要性について一致した見解を示した。(記事はこちら

石破首相が語るスタートアップ戦略とWeb3・AIによる社会課題解決|WebX2025(8/25)

25日、WebXで石破茂内閣総理大臣が開会の挨拶を行った。石破首相は、デジタル技術が社会課題の解決と産業発展に果たす役割への期待を示し、Web3に関わる参加者が未来を語り合い、新たなパートナーシップを築く意義を強調した。(記事はこちら

アメリカのビットコイン準備金:最前線の動向と実態|WebX2025(8/25)

WebXでは25日、米国のビットコインの準備金についてディスカッションが行われた。タイトルは「アメリカのビットコイン準備金:最前線の動向と実態」である。(記事はこちら

「暗号資産は次世代産業」加藤財務大臣、WebXで国際競争力強化と制度整備を語る|WebX 2025(8/26)

加藤勝信財務大臣は26日、WebXにおいて、ビットコインなど仮想通貨を取り巻く動向と金融分野への影響について講演。冒頭で、1990年代のインターネット普及(Web1.0)、2000年代のSNS・スマートフォン時代(Web2.0)を経て、現在はブロックチェーン技術を基盤とするWeb3.0の時代に入っており、時代が大きく変わろうとしていると述べた。(記事はこちら

イーサリアムが創る企業変革の未来:テクノロジーから社会実装へ|WebX2025(8/26)

WebXでは26日、イーサリアム(ETH)が創る企業変革の未来についてディスカッションが行われた。タイトルは「イーサリアムが創る企業変革の未来:テクノロジーから社会実装へ」である。(記事はこちら

金融庁、暗号資産の税制見直しを正式要望 分離課税導入も検討対象に(8/29)

金融庁は29日、令和8年度(2026年度)税制改正要望における主な要望項目を発表し、暗号資産取引の課税制度見直しを正式に要望。ビットコイン等の上場投資信託(ETF)を組成しやすくなるような税制改正についても要望に盛り込んだ。(記事はこちら

金融庁 暗号資産・イノベーション課を新設しモニタリング強化へ(8/29)

金融庁は29日、令和8年度予算の機構・定員要求を発表し、監督体制を大幅に再編する方針を示した。総合政策局を改組し、新たに「資産運用・保険監督局(仮称)」を設置するほか、暗号資産やキャッシュレス決済を扱う専任部署として「暗号資産・イノベーション課」と「資金決済モニタリング課」を新設する。(記事はこちら

関連:なぜ日本で大規模Web3カンファレンスが必要なのか|WebX創設者インタビュー

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12/02 火曜日
18:36
AIがスマートコントラクト脆弱性6億9000万円分を発見 防御活用にも期待=レポート
Anthropicの研究で、AIエージェントがスマートコントラクト脆弱性6億9000万円分を発見。2025年3月以降の34件で460万ドル相当の攻撃に成功し、新たに2件のゼロデイ脆弱性も発見。攻撃収益は1.3カ月ごとに倍増しており、防御活用が急務に。
17:42
FRBが3年半にわたる量的引き締め(QT)終了、仮想通貨市場に流動性改善の可能性
米FRBが12月1日、3年半にわたる量的引き締め(QT)を終了した。約2.4兆ドル規模の資産縮小後、仮想通貨市場への流動性改善が期待される。2019年QT終了時はビットコインが短期下落後に上昇した経緯があるが、専門家は政策効果の遅延やインフレ動向など不確実性に慎重な見方も示している。
16:04
走行映像でGARコインを還元 ドラレコアプリ「セトラス」が地方創生DXモデルを始動
セトラスが市民のドラレコ映像を行政業務に活用し、専用暗号通貨「GARコイン」で報酬を還元する地方創生モデルを発表。実証実験に参加する自治体を3枠限定で募集している。
13:55
コインベースへの情報開示請求が過去最多の1.2万件、欧米で協力要請急増 実態判明
コインベースが2025年透明性レポートを公開し、60カ国以上から12,716件の情報開示請求を受領し、前年比19%増加となったと報告した。米国の件数がトップだが、米国外からの請求は53%を占め前年比2%増加した。
13:15
米FDIC、ステーブルコイン規制「ジーニアス法」運用規則案を12月下旬に公表予定
米FDIC代行議長がステーブルコイン規制「ジーニアス法」の運用規則案を今月に公表する予定だと表明。トークン化預金や仮想通貨業界のデバンキング問題についても対処を説明した。
12:29
カルシ、ソラナ上で予測市場トークン化を開始 仮想通貨の流動性取り込みへ
米予測市場カルシがソラナ上で予測市場契約のトークン化を開始。オンチェーン取引により匿名性が向上し、開発者のサードパーティ構築も可能に。評価額110億ドル、約3500市場を運営する同社は仮想通貨ユーザーの流動性獲得を目指す。
11:00
米トランプ政権の仮想通貨特命官サックス氏、利益相反報道を否定
米トランプ政権のAI・仮想通貨特命官デビッド・サックス氏がNYタイムズの利益相反報道を否定した。名誉毀損専門の法律事務所に対応を依頼し、倫理規定遵守を主張している。
10:40
ゴールドマンがイノベーター買収、ビットコイン連動ETFも取得で仮想通貨事業拡大
ゴールドマン・サックスがETF大手イノベーターを20億ドルで買収すると発表した。買収にはビットコイン連動ファンドQBFも含まれ、ゴールドマンの仮想通貨関連商品ラインアップが拡大。
10:14
リップル、シンガポールでライセンス範囲拡大 XRPとRLUSDによる決済事業を強化
リップルがシンガポール金融管理局から主要決済機関ライセンスの拡大承認を取得。XRPとRLUSDを活用した決済サービスを強化。アジア太平洋地域のオンチェーン活動は前年比70%増で、同地域での事業拡大を加速。
10:02
ビットコイン100万円幅急落、yETH流出事故で大規模清算|仮想NISHI
ビットコインは軟調な推移が続いている。1日には一時8万5,000ドルを割り込み、日本円ベースでも24時間比で100万円超の下落となった。背景には、イーサリアムが「フサカ・アップデート」を目前に控えロングポジションが積み上がる一方、Yearn FinanceでyETHの流出事故が発生し、ロングポジションの清算が連鎖したことがある。
09:20
リミックスポイント、12億円規模のWeb3関連事業投資を中止へ
リミックスポイントは、事前に予定していた12億円規模のWeb3関連事業投資の中止を決定。仮想通貨ビットコイン購入以外の調達資金使途を変更した。
08:40
ハッキング被害から3.7億円相当回収、ヤーン・ファイナンス
ヤーン・ファイナンスがyETH関連のハッキングで盗まれた資産のうち約240万ドル相当を回収した。回収作業は継続中で被害者への返還を予定している。
07:35
mNAV1倍割れでも「最後の手段」に、ストラテジーがビットコイン清算条件を明示
ストラテジー社のフォンレCEOがビットコイン売却の具体的条件を初めて明言した。株価が保有資産を下回り資金調達が不可能になれば売却も選択肢の1つとなる。
07:05
ストラテジー、約2240億円の米ドル準備金を確保
ストラテジー社は、優先株の配当と負債の利子の支払いのために約2,240億円の米ドル準備金を確保したことを発表。目的を説明し、仮想通貨ビットコインの買い増しも報告した。
07:00
チェーンリンク初のETF、NY証券取引所に上場予定
仮想通貨チェーンリンク(LINK)に投資する上場投資信託(ETF)が12月3日にニューヨーク証券取引所で取引を開始予定。NYSEアーカがグレースケール・チェーンリンク・トラストETFの上場を認証した。
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