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米国版バイナンスが機関投資家向け仲介企業Tagomiと提携 米仮想通貨市場の流動性向上目指す

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

米国版バイナンスが提携

米国版バイナンス「Binance US」が、機関投資家向け仮想通貨取引の仲介企業Tagomiと提携した。Tagomiの顧客により幅広い取引ペアを提供し、米国市場への機関投資家の参入を速やかに増やしたいという狙いがある

投資家Peter Thiel氏のFunders Fund社の支援で、Tagomiは、様々なマーケットプレイスの中でベストな価格を提供しようと、大口のトレーダーや投資家のためのプラットフォームを作ろうとしている。現在、Tagomiの機関投資家は「Binance US」の取引ペアを利用でき、需要に応じた流動性で取引ができるようになった

「Binance US」のCEOであるCatherine Coley氏はプレスリリースで、「米国の機関投資家は、現状に合わないほどの大きな需要を示している」と説明。米国のファミリーオフィス同様、大きなファンドやベンチャーキャピタルは、国際的な仮想通貨市場により広く、そしてより安全に参加できる方法を必要としていると語っている。Tagomiとの提携で、こういった需要に応えるための取り組みを進めたい考えだ。

今回の提携は、「Binance US」の日足の出来高が減少している中で行われた。10月26日におよそ2500万ドル(約27億円)に達した日足の出来高は、手数料を下げた取引を中止した11月初めに、500万ドル(約5億4300円)未満の水準まで減少した。

出典:The Block

現在では、バイナンスの全出来高の0.5%に満たず、「Binance US」が早くも苦戦を強いられていることが分かる。

出典:The Block

The Blockは15日、今回の提携を複雑にする話だが、「Binance US」の大きなライバルであるコインベースとTagomiが買収交渉を行なっていると報じていた

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記事提供:THE BLOCK
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