CoinPostで今最も読まれています

速報 仮想通貨ビットコイン、8000ドル上抜け高騰 コロナ危機の底値から2倍水準に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン、8000ドル上抜け高騰

ビットコインが8000ドルを突破し、価格が高騰した。(Coinbase)

ビットコインが8000ドルを突破したのは、コロナ危機の暴落以来初めて。一時3000ドル台まで下落していた価格も、底値から2倍水準まで戻したことになる。

昨日より単独上げを記録していた、時価総額3位のXRP(リップル)も、複数のニュースが材料視され、利食いに押されることなく高値圏を維持。市場も資金流入のポイントと好感した。29日の仮想通貨市場は全面高の様相だが、ビットコイン、イーサリアム、XRPの3銘柄が前日比で4〜6%高を記録するなど、高い騰落率を記録している。

一方で、日本人トレーダーが最も警戒していたのが、最大手デリバティブ取引所BitMEXの日本国居住者向けサービスの停止だ。英語圏でも広く報じられているものの、一夜明けた29日も市場への影響は見られていない。

市場は日本人トレーダーの影響を軽視か

5月1日に予定される改正資金決済法の施行を前にして、サプライズ的に発表されたBitMEXの日本国居住者へのサービス停止対応。日本人トレーダーの多くが利用していた仮想通貨デリバティブ取引所だけに、市場への影響を警戒する声も多く聞かれた。

TheBlockなど、海外主要メディアも1時間以内に速報として報じたが、ビットコイン市場の売材料としては見られず。日本人トレーダーのBitMEX撤退の影響をマーケットは軽視した格好だ。

これには、対応方針を発表した取引所がBitMEXに留まることや、直近ではBitMEXへの日本からのアクセスも世界シェアで見ると低水準に落ち込んでいたことも、影響は限定的だと判断した理由にあがる。

アクセスデータ解析を提供するsimilarwebのデータによると、BitMEXは、月間で1300万人がアクセスする大規模な取引所となるが、トラフィック比では、韓国のシェアが最も多く13.85%、続いてロシア(6.25%)、ドイツ(5.83%)、アメリカ(5.43%)、イギリス(5.33%)と続き、日本はトップ5に入っていない。

また、Googleトレンドで確認しても、日本人トレーダーが「BitMEX」で検索する数は右肩下がりの推移を続けている。

単独上げしたXRP、海外では2つのニュースに注目

冒頭でも書いたように、28日に単独上げを確認したXRPマーケットについて、海外トレーダーを中心に、2つのニュースに注目していることがわかった。

給付金配布にブロックチェーン活用を 米議員11名が財務省へ意見書

アメリカ議会に属する議員らが、コロナ危機の中で、経済活性化を行うために打ち出した経済支援策などにサポートを目的として、ブロックチェーンや分散台帳技術の利用促進を求める意見書を米国財務省宛に提出した。

給付金など、安全かつ透明性をもたせた送金手段に、民間のブロックチェーン活用が提案された。

給付金配布にブロックチェーン活用を 米議員11名が財務省へ意見書
アメリカ議会に属する議員らが、コロナ危機の中で、経済活性化を行うために打ち出した経済支援策などにサポートを目的として、ブロックチェーンや分散台帳技術の利用促進を求める意見書を米国財務省宛に提出したことがわかった。

ナスダックがR3と提携 「デジタル資産市場プラットフォーム」構築

ナスダック証券取引所がR3と提携し、デジタル資産市場で活用できるプラットフォームの提供を行うことを発表。R3社が提供するCordaブロックチェーンでプラットフォーム構築し、デジタル資産の発行、取引、決済、保管をサポートする。

ナスダックがR3と提携 「デジタル資産市場プラットフォーム」構築へ
ナスダック証券取引所がR3と提携し、デジタル資産市場で活用できるプラットフォームの提供を行うことを発表した。

どちらも、直接的にXRPが関連した事例ではない。あくまでもリップル社に関わる可能性があるとした思惑買いが、市場の注目ポイントとなっているようだ。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
05/17 金曜日
17:34
東京ビッグサイトで第5回ブロックチェーンEXPO【春】開催へ 無料申し込み募集開始
東京ビッグサイトで、日本最大級のブロックチェーン専門展である第5回ブロックチェーンEXPO【春】が開催されます。最新の研究からアプリケーションまで、ブロックチェーン技術のすべてが一堂に出展するイベントは必見です。
13:00
ワールドコイン、秘匿化技術で生体認証データの保護・オープンソース化を発表
暗号資産(仮想通貨)でベーシックインカム実現を目指す、ワールドコイン・ファンデーションが生体認証データ保護にSMPC技術を導入。そのシステムをオープンソース化した。セキュリティとプライバシーを強化するとともに、システムの普及拡大を目指す。
12:32
短期トレンド変化のビットコイン続伸なるか、ミームコインが牽引する場面も
CPI発表で急反発を見せた暗号資産(仮想通貨)相場ではビットコイン(BTC)が下降チャネルをブレイクアウトした。16日には賛否両論渦巻くミームコインが相場を牽引する場面も。
12:00
世界最大の証券清算機関DTCC、チェーンリンク活用した「Smart NAV」を実験
世界最大の証券清算・保管機関DTCCは、チェーンリンクを活用した「Smart NAV」の実証実験を行った。JPモルガンなど金融大手10社が参加している。
11:10
Slash Fintech、暗号資産決済でVプリカ販売サービス開始 NFT特典も実施中
Slash FintechがVプリカ販売サービスを開始。暗号資産(仮想通貨)決済でVプリカ購入可能。特典としてSlash Genesis NFTをプレゼント。利用方法から使い方まで解説。
10:00
ブラックロックのビットコインETF、アナリストが高評価
ブラックロックの仮想通貨ビットコインETFの購入者数は記録的な数字であると、ブルームバーグのシニアアナリストが高評価。レポートが提出され、ビットコインETFのパフォーマンスを分析した。
09:30
SECの仮想通貨保管ガイドライン覆す決議案、米両院で可決
米連邦議会上院は、下院に続き、SECが発行した仮想通貨の保管に関する会計公報を覆す決議案を可決した。議員やSECがコメントを発表している。
08:35
TON基盤の「Notcoin」、800億トークンをエアドロップ
仮想通貨NOTトークンはエアドロップの実施に際しBybitやOKX、バイナンスに新規上場した。現在0.0075ドルで取引されている。
08:00
「BTCの短期の上値余地は限定的」JPモルガン
仮想通貨ビットコインの短期の上値余地は限定的であるとJPモルガンは予想。他にもビットコインの生産コストやマイナーの状況を分析した。
07:10
モルガン・スタンレー、420億円相当のビットコインETFを保有
米金融大手のモルガン・スタンレーが第1四半期の時点(3月末まで)で、420億円相当の仮想通貨ビットコインの現物ETFを保有していたことが13F書類で確認された。
06:20
ソラナ基盤のリステーキングSolayer、わずか45分で目標の31億円入金上限額を達成
Solayerの「epoch 0」は招待のみのアクセスで、仮想通貨ソラナネイティブステーキング、mSOL、JitoSOL、bSOL、INFのステーキングを対象としたもの。TVLが最も高いのは、mSOLで、833万ドルに達した。
05:45
コインベース、3つのソラナ銘柄の永久先物提供
米仮想通貨取引所大手コインベースは16日、3つのソラナ基盤の銘柄のパーペチュアル先物取引を新たに提供した。JupiterやJitoが対象となった。
05/16 木曜日
15:14
アークとフィデリティが牽引するビットコインETFの資金流入
米国のビットコイン現物ETFに巨額の資金流入が2日間続いている。直近ではブラックロックのiシェアーズ・ビットコイン・トラスト(IBIT)への資金流入が一服した一方、ARKBとFBTCが注目され、累積純流入額は121億ドルに達した。暗号資産(仮想通貨)投資信託に対する直近の流入動向を分析。
14:30
メタマスク、ボット対策の取引機能を提供開始
米Web3ソフトウェア企業Consensysは、 仮想通貨ウォレットのMetaMaskで同社が開発した新技術「スマート・トランザクション」が利用可能になったと発表した。
14:10
米デリバティブ大手CME、ビットコイン現物取引の提供を計画
現物の仮想通貨ビットコインへの直接アクセスは、規制された最大のデリバティブプラットフォームを通じて、金融商品として本格的な普及につながる見込みだ。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア