CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨の認知拡大へ──米コインベース、eスポーツリーグのスポンサーに

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨の認知拡大へ

4月中旬に株式上場を控える米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースが、欧州拠点のプロeスポーツリーグ「BLAST Premier」のスポンサーを務めることが分かった。

関連速報 仮想通貨取引所コインベースの株式上場予定日が判明

昨シーズンに世界の100超の地域で放送されたというBLAST Premierで、ゲーム内のスポンサー欄などに「コインベース」のロゴが表示される。今回のスポンサー活動を通して、eスポーツやゲームに関心のある人に、仮想通貨をもっと身近に感じてもらうようにすることが狙いだ。

BLAST Premierは、「Counter-Strike:Global Offensive(略称、CS:GO)」というゲームで戦うプロリーグ。このゲームは「テロリスト」と「カウンターテロリスト」の2チームに分かれて競うものだ。BLAST Premierの今年のイベントは7つに分かれており、賞金総額は247.5万ドル(約2.7億円)に上る。

BLAST Premierは主に春と秋でシーズンが分かれており、コインベースは春の「Counter-Strike Spring Season」のスポンサーを務める。具体的には4月13日〜18日までのリーグ戦と6月15日〜20日までのファイルだ。

また、「BLAST Premier’s ‘The Economy Play’」というコーナーもサポートする。これは経済に関してアナリストが議論を行うという内容で、重要な試合の合間に放送されるコーナー。各チームはゲーム内のお金を使い方をどのように決断すべきかなどについて論じるが、その際の背後にも「コインベース」のロゴが表示されるという。

BLAST Premierのブランド・パートナーシップ部門のトップOliver Clarke氏は、今回の発表に際し、以下のようにコメントを寄せた。

 

eスポーツと仮想通貨はどちらも技術やイノベーションと強い関係を持つ。

BLAST Premierはテクノロジーに精通した観客に、グローバルに楽しまれているeスポーツリーグだ。

eスポーツのファンがコインベースに関心を持つことを楽しみしている。

BLAST Premierの昨シーズンの放送時間は8,300万時間に上る。コインベースは今回のスポンサー活動を利用して、世界の視聴者にリーチすることを目指すという。

他にもeスポーツをスポンサーか

詳細は明確になっていないが、北米のプロeスポーツチーム「Evil Geniuses」が、「コインベース」のロゴが入った服を着た写真を公式ツイッターアカウントに投稿。こちらもコインベースがスポンサー契約を締結したのではないかとの憶測が広がっており、今後の詳細発表が待たれる。

ゲームと仮想通貨・ブロックチェーンの相性の良さは以前から広く認識されてきた。

例えば国内企業SBIグループのeスポーツプロチーム「SBI e-Sports」は昨年、所属メンバーとしてKEN選手とMikey(マイキー)選手とのプロフェッショナル契約を締結することを発表。

本人の希望とSBIVCトレード株式会社とのスポンサー契約に基づき、両選手への年俸は日本円ではなく、仮想通貨XRP(リップル)にて支給されるとのことで注目を集めた。

関連SBI e-Sports、スマブラ部門とFIFA部門の発足と所属プロ選手2名を発表

新型コロナ感染拡大の影響で従来のスポーツ開催が制限される中、巣ごもり需要の高まりが追い風となり、遠隔でも対戦できる競技が多いeスポーツの人気は現在一段と高まっている。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
05/17 金曜日
10:00
ブラックロックのビットコインETF、アナリストが高評価
ブラックロックの仮想通貨ビットコインETFの購入者数は記録的な数字であると、ブルームバーグのシニアアナリストが高評価。レポートが提出され、ビットコインETFのパフォーマンスを分析した。
09:30
SECの仮想通貨保管ガイドライン覆す決議案、米両院で可決
米連邦議会上院は、下院に続き、SECが発行した仮想通貨の保管に関する会計公報を覆す決議案を可決した。議員やSECがコメントを発表している。
08:35
TON基盤の「Notcoin」、800億トークンをエアドロップ
仮想通貨NOTトークンはエアドロップの実施に際しBybitやOKX、バイナンスに新規上場した。現在0.0075ドルで取引されている。
08:00
「BTCの短期の上値余地は限定的」JPモルガン
仮想通貨ビットコインの短期の上値余地は限定的であるとJPモルガンは予想。他にもビットコインの生産コストやマイナーの状況を分析した。
07:10
モルガン・スタンレー、420億円相当のビットコインETFを保有
米金融大手のモルガン・スタンレーが第1四半期の時点(3月末まで)で、420億円相当の仮想通貨ビットコインの現物ETFを保有していたことが13F書類で確認された。
06:20
ソラナ基盤のリステーキングSolayer、わずか45分で目標の31億円入金上限額を達成
Solayerの「epoch 0」は招待のみのアクセスで、仮想通貨ソラナネイティブステーキング、mSOL、JitoSOL、bSOL、INFのステーキングを対象としたもの。TVLが最も高いのは、mSOLで、833万ドルに達した。
05:45
コインベース、3つのソラナ銘柄の永久先物提供
米仮想通貨取引所大手コインベースは16日、3つのソラナ基盤の銘柄のパーペチュアル先物取引を新たに提供した。JupiterやJitoが対象となった。
05/16 木曜日
15:14
アークとフィデリティが牽引するビットコインETFの資金流入
米国のビットコイン現物ETFに巨額の資金流入が2日間続いている。直近ではブラックロックのiシェアーズ・ビットコイン・トラスト(IBIT)への資金流入が一服した一方、ARKBとFBTCが注目され、累積純流入額は121億ドルに達した。暗号資産(仮想通貨)投資信託に対する直近の流入動向を分析。
14:30
メタマスク、ボット対策の取引機能を提供開始
米Web3ソフトウェア企業Consensysは、 仮想通貨ウォレットのMetaMaskで同社が開発した新技術「スマート・トランザクション」が利用可能になったと発表した。
14:10
米デリバティブ大手CME、ビットコイン現物取引の提供を計画
現物の仮想通貨ビットコインへの直接アクセスは、規制された最大のデリバティブプラットフォームを通じて、金融商品として本格的な普及につながる見込みだ。
13:04
SBI VCトレード、ジパングコインの貸暗号資産で特別年率を提供
暗号資産(仮想通貨)取引所SBI VCトレードがジパングコイン取扱いを開始し、貸コインで年率99%の特別キャンペーンを実施中。デジタルゴールドでインカムゲインを得る機会が期間限定で提供される。
13:00
米資産運用大手Vanguard、ビットコインETFに前向きな新CEO就任へ
バンガードは、ブラックロックでIBITの立ち上げを主導したラムジ氏を新CEOに指名。ビットコインETFに対する同社の姿勢が変化する可能性が注目される。
11:10
米ミレニアム、3000億円近くのビットコインETFを保有
米ヘッジファンド大手のミレニアム・マネジメントが第1四半期の時点で、20億ドル相当の仮想通貨ビットコイン現物ETFを保有していたことが確認された。他の複数のヘッジファンドも投資していたことがわかった。
10:45
「FTXの返済が仮想通貨相場の上昇につながる可能性」K33
FTXの顧客への返済は、仮想通貨相場の強気要因になる可能性があるとK33リサーチは分析。その根拠や影響を書いたレポートを公開している。
10:10
NFTカードゲーム「Cross the Ages」350万ドル調達 アニモカら出資
Web3ゲーム「Cross the Ages」はアニモカブランズ主導で約5.4億円を資金調達した。同時にCTAトークンを様々な仮想通貨取引所へ上場させている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア