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CoinLoanも出金制限、Three Arrowsなどの影響が拡大

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

出金ラッシュ

欧州拠点の暗号資産(仮想通貨)融資プラットフォームCoinLoanは4日、顧客に出金上限を引き下げる制限を実施することを発表した。最近の融資市場の流動性が収縮する状況が進む。

CoinLoanは発表で、先週破産申請したThree Arrows Capitalや、財務再建中のCelsius、Voyager、BlockFiなどの状況を受け多くの顧客は出金を行っているとして、「当社が金利口座に支払う金利は、他プラットフォームのユーザーに対して過剰担保ローンを発行することから得ている。したがって、場合によっては、金利口座からの完全な出金の予定日は、ローンが終了した後ではなく、その前に来る場合がある」と説明。

関連仮想通貨ヘッジファンドThree Arrows、米国で破産申請

一方、CoinLoanはThree Arrowsなど最近のヘッジファンドや融資企業が受けている流動性危機に直接影響されたことを否定し、LUNAやstETHの影響も受けていないと述べた。24時間の最大出金額は5,000ドルになっている。

出金制限を実施していた企業は他にもあった。6月中旬にはFinbloxなども類似した措置を講じた事例がある。

また、コインベースなどが出資する仮想通貨取引・融資プラットフォームVauldは昨日、顧客による大量出金を理由に出金・取引および預金機能を停止し、財務リストラの可能性も示唆した。

関連シンガポールの仮想通貨融資企業Vauldが出金停止、財務リストラを公表

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