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FTXサム前CEO、罪状認否で無罪を主張

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

初公判の日程が決定

暗号資産(仮想通貨)取引所FTXのサム・バンクマン=フリード前CEOは3日、詐欺など8つの刑事告発について無罪を主張したことがわかった。海外メディアが報じた。

FTXグループの破綻を巡り、バンクマン=フリード被告は、米司法省や連邦捜査局(FBI)から詐欺、マネロン、違法な選挙資金提供等の容疑で起訴されている。今回の罪状認否で、公判は10月2日から開始することが決定した。

バンクマン=フリード被告は、3日にニューヨーク連邦裁判所に出廷。この日に罪状認否が行われることは、先月から明らかになっていた。

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今回バンクマン=フリード被告は無罪を主張しており、詐欺などに意図があったのかなどは10月から開始する公判で明らかになる。8つ全ての容疑で有罪判決を受けた場合、最大115年の禁固刑が科される可能性もあるが、それぞれの容疑で最大刑期が蓄積されることはないとの見方もある。

関連FTX前CEO、破産申請や暗号資産ハッキング事件について受け答えに応じる

一方で、FTXの共同設立者ゲーリー・ワン氏と、同社姉妹企業アラメダリサーチのキャロライン・エリソン元CEOは先月、FTXの顧客に対する電信詐欺の共謀などの刑事責任を認めた。両名は検察に協力しているという。

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FTXとは

バンクマン=フリード被告が率いていた仮想通貨取引所。2019年の創設後、急速に頭角を表し、業界最大手バイナンスに次ぐ大手取引所へと成長していた。その後に経営破綻し、昨年11月に破産申請を行なっている。

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裁判の新たな進捗

3日には、バンクマン=フリード被告の弁護士が、保釈の署名を行った新しい保証人2名について、氏名を公表しないように申し立てを実施。被告の両親が保釈に署名していたが、脅迫を受けており、同様のリスクを負わないように配慮した。裁判官はこの申し立てを承認している。

また、連邦検事側はバンクマン=フリード被告が保釈中に、FTXやアラメダリサーチの資産にアクセスできないように申し立てを行った。裁判官はこの申し立ても認めている。

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