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ドル円年初来高値更新 中国碧桂園初の債務不履行に|26日金融短観

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10/26(木)朝の相場動向(前日比)

仮想通貨関連銘柄 反落

  • コインベース|77.7ドル(-5.2%)
  • マイクロストラテジー|433.2ドル(+2%)
  • マラソン|9.5ドル(-3%)

仮想通貨関連株はナスダック100の年初来最大下げ(-2.47%)に圧迫され反落。前半ではビットコイン(BTC)の34,000ドル台維持に支えられプラス圏で推移していたが、米国債利回りの上昇基調や追加利上げへの懸念再浮上などを受けて下げとなった。

出典:バイナンス

コインベース株(COIN)は大幅に反落した。米ヘッジファンド大手ARK Investが二日連続でCOIN株を利確売りしたことが嫌気されたようだ。

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仮想通貨相場

  • ビットコイン:34,572ドル +2.3%
  • イーサリアム:1,785ドル +0.3%

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国内仮想通貨・ブロックチェーン関連銘柄

  • マネックスグループ|661円(-0.9%)
  • クシム|438円(+7%)
  • ドリコム|592円(-1.6%)

25日の日経平均は小幅に続伸し+207.5円の31,269円で取引を終えた。前日の米国株上昇を受けて上げ幅を広げ一時400円以上上昇していた。

国内企業は今週本格的な決算シーズンに入った。Web3・仮想通貨関連では本日15:00にドリコムが、明日15:15にはマネックス・グループが決算発表を控えている。

円年初来安値更新

円は対ドルで日米金利差による圧迫を受け1ドル=150.06円に下落。2022年10月以来の安値となった。また、日銀イールドカーブコントロール政策の再修正検討や、当局による為替介入の可能性への注目が高まっている。

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出典:Minkabu

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伝統金融 IT株大幅安

  • NYダウ:33,035 -0.3%
  • ナスダック:12,821 -2.4%
  • 日経平均:31,269 +0.6%
  • 上海総合指数:2,974 +0.4%
  • 米ドル/円:150.1 -0.01%
  • 原油先物WTI:85.2ドル -0.04%
  • 金先物:1,990ドル +0.1%

主要IT・ハイテク銘柄

  • アルファベット:125.6ドル -9.5%
  • マイクロソフト:340.6ドル +3%
  • エヌビディア:417.7ドル -4.3%
  • メタ:299.5ドル -4.1%

グーグルの親会社であるアルファベットが-9.5%の大幅安。米国企業の1日の時価総額下落としては史上5番目の大きさとなった。前日引け後の決算で、AI事業にも関連したクラウドコンピューティング部門の利益が市場予想を下回ったことが嫌気され、前日の時間外大幅安から続落した格好だ。

一方、メタは好決算で引け後に一時的に上昇し316ドルに到達したがその後は反落し-2.85%。1株利益と売上高が市場予想を上回っており、仮想現実(メタバース)や人工知能(AI)に巨額投資をしながら中核の広告事業を改善できる期待が高まったようだ。

相場を動かした主な材料は以下数点。

  • 米9月新築住宅販売が急増(予想68万戸・実際75万9000戸)
  • 米長期債5%超 「ベアスティープ化(景気回復の兆し)」
  • 原油反発 イスラエルのガザ地上侵攻遅らせる
  • 碧桂園のドル建て債が初のデフォルト 株価前日比-2.8%

中国の不動産開発大手の碧桂園については10月18日が期限だったドル建て債の1,540万ドル利払いで初のデフォルト(債務不履行)に該当すると、受託機関が債券保有者に通知したことが確認された。

主要な決算スケジュールは以下通り(米時間)。

  • アマゾン:10/26 16:00
  • AMD:10/31 16:00
  • アップル:11/02 16:00
  • エヌビディア:11/21 16:00

今週以降の重要経済指標

今週はFRBが重要視する複数のデータが発表される予定だ。

  • 10/26(木)21:30 米7-9月期四半期実質国内総生産
  • 10/27(金)21:30 米9月個人消費支出(デフレーター)
  • 11/02(木)3:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利発表

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